あばABAブログ

津山市阿波の情報をみんなに提供します。
どんづまりで何もない村ですが、自然が残っています。

実りの秋

2012-09-16 08:27:34 | 自然
岡山県の北東部、ずーーっと奥深く、鳥取県との県境に阿波村(あばそん)という村がありました。



周囲をぐるっと山に囲まれ、村への入り口は一つしかありません。

周囲の山々が抱く源流は、澄んだ川となって村の真ん中を流れています。



ゆったりとした時間が流れるこの村に、急激な変化が訪れました。



2005 年には津山市と合併して「津山市阿波地区」となりました。

合併前、700人が住んでいましたが、今、村に残っているのは580人に。

小学生は現在 27人ですが、3年後は12人になるそうで廃校の声が。



ゆっくりと眠るように、この村は終焉にむかっているのかもしれません。



私たちはこの村で、それでも暮らしていこうと思っています。



水や土、空気を汚さずに、自然と共に歩みます




下流に住む多くの人を支える源流を、汚さずに守っていくのがこの村の務めだと思うのです。

未来を生きる子どもたちに、土や空気を汚さずにバトンタッチする暮らしを、この村で営みたいのです。



そんな思いを込めて、「エコビレッジあば」は動き出しました。


農薬・化学肥料を使わない野菜作りや米作りを始めました。

村の車を運転できない人のために送り迎えをするサービスも始まりました。



よかったらこんな私たちの取り組みを、見に来てください。


私たちが作る野菜やお米も、もうすぐ販売できる見込みです。












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