あばABAブログ

津山市阿波の情報をみんなに提供します。
どんづまりで何もない村ですが、自然が残っています。

10年後の笠岡諸島への手紙

2011-02-09 05:29:10 | 日記
子ども笠岡諸島振興計画の冊子が届いた。

内容にビックリ。

笠岡諸島の子どもたちが13人集まって「子ども島づくり会議」を開催。
10年後、私たちは、どうしたら笠岡諸島が楽しく、素敵な島になるか。
10年後、私たちが、笠岡諸島に帰ることができますように。

つまり、笠岡諸島が「帰って来たい」「住んでみたい」島になるには。
そして、6つのアイデア。
1.みんなで拾って得しよう ゴミはお金
2.欲しいものがそろっている地域密着型コンビニ
3.みんなの学校を残すために学校をあれこれ使おう
4.子ども夏キャンプ
5.六島限定ツワー
6.何もないのを楽しむツワー

そして、このアイデアを大人たちが実現に向けて動き出した。
そして一年そのほとんどが実現した。

終わりに子どもが書いている。
「島を元気にするのは私たち若者だ」
「美しい私たちの島々を守りたい」
「将来大きくなったら必ず島に帰ってきて、私たちの島を支えたい」

NPO 法人かさおか島つくり海社の発行である。

目的って何?

2011-02-07 06:41:08 | 日記
目的・目標ごっちゃになっていることがある。

目的: なぜこの問題にとりくむかという理由。
    方針に即したありたい姿(めざす姿・ねらう姿)ビジョン、未来像でもある。

方針: 組織の向かうべき方向や共有する価値観・原則・こだわり。
    どのような考え方・アプローチで取りくもかという方向性。

目標: 方針に即して目的を実現するために期限を切って到達すべきことを示したもの。
    到達点。
    具体的かつ定量的。

また、目的と手段がごっちゃになっていることがある。



    

地域再生最先端

2011-02-06 05:47:06 | 日記
海士町から高校をなくすなと海士町にIターンした、岩本悠さんが勝山に来る。
海士町は2400人の島。
しかし、5年半で230人の移住者。
しかも、勝ち組といわれるひとばかり。
20代から40代が主。

詳しくはこちら
合いたい人は2月13日に勝山文化往来館「ひしお」に。
地域再生最先端に学ぼう。

1000人の村 阿波

2011-02-03 06:19:35 | 日記
雪に埋もれた萱葺き民家。
この民家は阿波を100年見てきた。
後、何年見ることが出来るのだろう。

雪は毎年、降っている。
雪はずっと阿波のことを見ている。

ところで、
ここ5年、阿波の人口は15人づつ減っている。
合併もあって、その減りは一直線の様相をみごとにみせている。

かつて阿波のは1600人いた。
しかし今600人余。
阿波に籍はあるが、実質には施設、病院にいる人を除けば600人を切っている。

これから子どもが生まれる新婚者の数を考えたら、減り止まりはあと5年はかかるのでは。
500人。
その後、どうやってそれを維持していけるか。

1学年で6人の子どもを確保できれば、将来は6×80年で480人。
なんとか、6人を確保できれば・・・

50年前、小学校のクラスは20名だった。
20人×80年は1600人。
一学年何人×平均年齢はよくあたっている。

10年前、全校生は55名 1クラス9名 ざっと10名。

現在、全校生35名 1クラス6名。

50年前20名、

幼稚園、小学校がつぶれたら、阿波で子育てをする人は半減。
子どもが居なくなると、土台が亡くなり、致命的。

今70歳以上が200人。
人はいつまでも生きれない。
10年で150名はなくなる。

10年で300人。
何もしなければ必ずそうなる。

今、幼稚園が5名とか6名とか。
1クラス2名。

これを5年で
6人にする。

今年は1人。
来年は1人。
この積み重ねが5年後は6名。
500名でくい止める。

これが出来れば、土台が出来る。
土台が出来れば、はずみが出来る。

8人になれば、600人

10人になれば800人

13人になれば1000人。

15人になれば1200人。

1人づつ、一歩一歩。
それが生きることなのかもしれない。









地域と世代と想いをつなぐ

2011-02-01 06:28:31 | 日記
中山間ネットワーク推進シンポジュウム。

北海道の浦幌町の取り組みを漁師をやめてまちづくりをやっている近江正隆さんが紹介してくれた。

子どもたちが夢と希望を抱けるまちを目指して。

近江さんは我々は無事でありつづけることが目的。
しかし子どもはそんなことは考えない。
だから、新鮮で純粋な思いが聴ける。
それを大人が実現する。

他のパネリストもいろんな気づきをあたえてくれた。

オフィスに気を使う。
いや、木を使う。
知的生産をするにはいいのでは。

つながり、経済は手段。目的は何だ。

未来をつくる。
世界に誇れる。

大変、どうするを事業化。

農業福祉。

勇気あるパクリ。

都会の人は退屈している。
都会の人はこんなことでも喜ぶ。
ゆきの上に倒れて型を取ることにも。

写真では本当の体験にならない。
その地に来て感じなければ。

中山間を知りたければ阿波にこい!
マイナス11℃のあばに。