津山朝日新聞の「東西南北」
「阿波地域の」の書き出しに慌てて読み進める。
「ナラ枯れ」が猛威を振るっている。
津山市阿波で90本、上斎原地域で141本。
ナラはブナと並ぶ広葉樹林の主役で、豊かな森の根幹を支える。
秋には鮮やかに黄葉し、落ち葉は300ミリもの雨を貯め込む保水力を生み、腐葉土となって草木を育む。
天然のダムとして良質の水を安定供給し、豪雨災害から守ってくれる。
どんぐりは獣が冬を越す糧となる。
夏の青葉には虫がつき、それは野鳥たちを養い、渓流魚を太らせるとある。
黒岩高原のミズナラの原生林は大丈夫であろうか。
布滝の水の源流はその黒岩高原である。
7月18は布滝の「たきまつり」
黒岩高原にも足をのばしたい。