東日本大震災
この度の大震災、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
本当に何と申し上げてよいか分かりません。
その状況の報道を見聞きするたびに、二人でテレビの前で泣いています。
こんなことがあって良いのでしょうか。
どうしてこんな出来事が起きなくてはいけなかったのでしょうか。
ご両親さまを・・・奥さまを・・・ご主人さまを・・・お子さまを・・・ご親族を・・・
お友達を・・・ご近所の方を・・・知人を・・・
探されてる方がいっぱいいらっしゃいます。
沢山のご遺体が見付け出されています。
流されてしまった、焼け焦げてしまった、お家や学校や車や大事なものを目の当たりにして茫然としてらっしゃる方がいっぱいいらっしゃいます。
それでも命があったんだから感謝しなくては・・・と避難所でおっしゃってるお年寄りがいらっしゃいます。
子供のミルクやおむつが欲しい、自分たちの食べるものは二の次で良い、とおっしゃってる若い女性がいらっしゃいます。
赤ちゃんを抱っこして、身重の妻が見つからない、と探していらっしゃるうちの子供たちよりも若く見える男性がいらっしゃいます。
妻の手を離してしまって、とうとう見つからないとおっしゃってる年配の男性がいらっしゃいます。
娘と幼い二人の孫がいない、と避難所を回りながおっしゃってる女性がいらっしゃいます。
どうにか、どうにかならなかったのでしょうか?
自然の力には逆らえない、と言ったもののどうにかならなかったのでしょうか。
世の中不条理な事が沢山あるとは分かってはおりましたが、どうにかならなかったのでしょうか?
不明の方々がお元気で見つかりますよう、皆様の心の平安が少しでも早く得られますよう、心からお祈り申し上げます。