知り合いの方の小学六年生の男のお子様のヴァイオリンソロのサロンコンサートがあり、拝聴させていただきました。
ヴィヴァルディのコンチェルト(全楽章)から始まり、アンコールの蝶々変奏曲まで全10曲、見事に演奏されました。この日の為に小さな体でどんなに一生懸命全霊を込めて練習してこられたのだろうと思うと胸が熱くなりました。その様子には彼の真摯な気持ちが表れていました。
これからもっともっと技術的には進歩して行かれると思いますが、その演奏はただの「子供のお稽古ごと」という範疇を超え、「心のある、内容のあるもの」と私には思えました。お聴きしてて飽きが来ず、「聴きたい!」と思えるものでした。
そして、ご指導の先生のお言葉に「このように自分の演奏は誰も助けてくれません。私も助けることは出来ません。演奏中に何があろうと自分自身で対処していかなければならないのです。これからの人生でも色んな事があると思いますが、最終的には自分自身なのです。」又、「子供は生まれただけではだめなのです。育てるものなのです。」と言うのがありましたが、そのお言葉には胸を打たれ、これまでの自分を色々と反省するばかりでした。果たして私は自分や子供達に対してどれだけの事が出来たのだろう?・・・・・と・・・・・。
本当に色んな事を考えさせられ、又その小学生とは思えない「気持ち」のある演奏をお聴きする機会を頂き、誘って下さったお母様には心から感謝しております。
今日の21時より1時間と少しあったパソコンテレビ「U-Stream」の椎名慶治さんの番組「RABBIT-MAN」で当店よりプレゼントした浴衣、帯、下駄を身に付けて椎名さんが出演してくれ当店の紹介もしてくれました。一万人以上の方が見て下さってる番組で紹介していただき、嬉しかったです。ゲストで出演した磯貝サイモン君も先日お会いしましたが、とっても感じの良い男の子です。お二人の益々のご活躍を心からお祈りし、応援致します。
椎名慶治 Web-Site http://www.yoshiharushiina.com/
磯貝サイモン WEb-Site http://isogaisimon.net/top/
Bartholdy Trio
9日(日)お友達三人でピアノトリオのコンサートに行って参りました。
ドイツの音楽大学で知り合ってフェリックス・メンデルスゾーン・バーソロジー生誕200年記念音楽祭に出演し絶賛されたことから、バーソロジー・トリオとして活動を始めたという若いヴァイオリン・チェロ・ピアノの三人の演奏家の演奏会でした。
若い方らしい初々しく、何か自分たちのメッセージを観客に伝えたい、と言う事が感じられるコンサートでした。
これからのご活躍をお祈りしたいものですね。
それが、なぜか理由は分からないのですが、響ホールに入ってびっくりしたのですが、「何事?」と言いたくなるほど、着物姿の方が一杯だったのです。一体どうしたことだったのでしょう。
私たちももちろん着物姿だったのですが、皆様とっても素敵で目の保養をさせて頂きました。お写真を撮りたい気分でした。
Rさんは単衣の小紋にうさぎさんのついた帯、この日はとても暑かったので、暑がりのRさんは急遽ご用意なさってた袷のお着物から単衣のお着物に変更なさいました。季節先取りのさわやかな装いでした。
Kさんは随分前にご主人のお母さまが作って下さってたというオレンジ色の大島に、ご主人のお姉さまが下さったという塩瀬のお花模様の名古屋帯を思い出深くお召しになりました。
私は墨色地の川村久太郎作の大島に女子美大の教授・柚木サミロウ先生作の縮緬地の名古屋帯です。
コンサートの後はホテルのティールームで美味しいケーキを頂いておしゃべりに花を咲かせて帰りました。