そして今日はきものとJAZZのコラボ最終日。
福岡を中心に活躍中のヴォーカルの菅原花月さんの声掛けで始まったサックスの近藤タケユキさんと、福岡や北九州で活躍中のピアノの岡田渉子さん、ベースのYUKIさん、ドラムスの尾崎賢伍さんのユニット「花鳥風月」さんの演奏でした。
美人三人とカッコいい近藤さん・尾崎さん、お三人の袴姿と男性お二人のきもの姿での演奏、とても殆どの方が和服での演奏が初めてとは思えないほど、板に付いていました。
和服でジャズと言うのも良いものだな、とつくづく感じました。
いつもクラシックの音楽は聴きに参りますが、気楽に聴きながらも心に染みいるような、なんだか郷愁を覚えるジャズもとっても良いものだと思いました。これから是非ジャズライブにも足を運びたいと思います。
昨日、今日と演奏者の皆様がとっても自然に和服姿で演奏されているのを拝見して、不思議な気持ちになりました。今日の女性演奏者の方にも「きものを着るのは初めてです」とおっしゃる方もいらしたのですが、皆様いつも着てるように見えるのです。ヴォーカルの花月さんが歌いながらちょっと襟元に手を持って行かれる仕草などは、いつもきものを着てる方のように自然でしたし、とっても女性っぽくて素敵でした。何かやはり日本人のDNAなのでしょうね。嬉しくなりました。
近藤タケユキさんは三日間浴衣姿で演奏して下さったのですが、今日はもうなんだか浴衣姿が「当たり前」って感じに板についてて、日本男児の色っぽさを感じました。
これからも機会あれば、ぜひ着物姿で演奏して頂きたいと思います。
今日は「和」を取り入れた曲として、私共の若い頃にはやった「ザ・フォーククルセダース」の「悲しくてやりきれない」と「ちあきなおみ」さんの「黄昏のビギン」を演奏して下さいました。「悲しくてやりきれない」を聴いていた当時は若くて、歌詞の意味など深く考えもせず、大好きだった北山修さんの詩だと言うことで口にしてただけだったのですが、改めて今日聴かせて頂いて花月さんのボーカルが素敵だったと言うこともあってか、胸に響きました。
この二日間素敵なジャズライブに参加して思いました。
若い人たちはどこへ行ったの???って・・・・・
クラシックの演奏会に行っても、来場者は年配の方たちばかり・・・。
今回のようにジャズのライブに行っても、同じように50代・60代・70代の方々がほとんど・・・。
皆様、とっても楽しそうに、嬉しそうに聴かれていらっしゃいます。
いつもクラシック、特に私は声楽関係の演奏会に行くことが多いのですが、クラシック音楽って若い方は来られないのだなぁ、といつも思っておりました。ところがジャズの演奏会もそうだったのですね。
一体若い方達はどこに行かれてるのですか?