腹話術人形けんちゃんの日記

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チャプリンの「モダンタイムズ」を見て感じたこと・2017年05月09日(火)

2017-05-09 04:51:04 | 日記
 チャプリンは、この映画の中で、流れ作業の工程のネジを回すところだけを受け持っています。

次から次へと機械がベルトコンベアで運ばれてきます。休む暇はありません。
 
 社長室で社長がボタンを押せば作業場が備えつけのスクリーンに写しだされます。

朝から晩まで監視されているのです。社長はベルトコンベアの速度を2倍にするように命令します。

ますます忙しくなります。そこに胸に大きなボタンをつけた婦人が入ってきました。

チャプリンの目にそのボタンが目にとまりました。彼の頭の中にはネジを回すということだけしかありません。

ボタンがネジに見えるのです。ネジを締めなければとスパナーをもってその婦人を追っかけます。

 婦人は、駆け寄ってくるチャプリンを見て驚きの声をあげて駆け出します。チャプリンは追っかける。

たまたま、通りかかっつた警官に狂人と間違えられて精神病院に放りこまれます。会社は首になります。

病院を出たチャプリンを待っていたものは不景気でした。街の中に失業者があふれています。

 街を歩き回りながら仕事を探しますが見つかりません。1936年に作られたモダンタイムズが、

なんと現代社会を正確に写しだしています。

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