最近の個人的話題はドラムレスでどうしたらファンクが出来るかというテーマ。バンドのドラマーが長期不在になるのでその間、自らリズム楽器担当に。ドラムが無くなるとどうしてもアンプラグドなアレンジになってしまいますがサルサはパーカッションだけで実に熱い演奏を展開します。しかし、急にラテン人にはなれません。現在、バンドにはコンガ奏者がいるのでボンゴとコンガ、その他パーカッションでどこまでグルーブ出来るかの考察です。普段ドラムやクリックに合わせる癖がついているので生身のリズムを見直す機会にもなり楽器やアクセサリーなどを新しくそろえる楽しみもあります。
まずはKジルジャンの10インチスプラッシュ。この口径で薄いタイプはチャイナ風なサウンドが多いのですがこのKジルジャンは手で叩いてもしっかりとダークなクラッシュの音が出ます。キャラクターの違うシンバルをもう1枚欲しくなるところですが。
新しいボンゴはチューニングをマメにしないとヘッドが安定しません。付属の純正レンチもいいのですが回す角度を間違えるとボルトの角を丸くしてしまったり、せっかくの金メッキを剥がしてしまったりするので安定したボックスレンチの導入です。厄介なことにこのLPボンゴのボルトが1/2インチで簡単にホームセンターにそのソケットの在庫がありません。元々使用していたオールパーツの1/2インチレンチは大きくガサばるのでボンゴ専用レンチにと入手したのが海外のモータースポーツで定番のKO-KEN・山下工業研究所のディープタイプのソケットレンチ。ボンゴのチューニングにはオーバースペックもいいところですが楽器のメンテナンスツールは安心できるものでないと逆にパーツの破損につながります。ギターやアンプにもこの1/2インチのナットはかなり使われているので使用頻度も多いですからね。
最近はカホンがアコースティック楽器に合わせる楽器として定番になりました。叩けばすんなりと音が出てハードルの低い手軽なスタンスがスタンダードに。カホンだけじゃ物足りないということで様々なアクセサリーパーカッションがメジャーになり入手もしやすくなりました。本来はスペインの強烈なリズムの打楽器ですがメジャーになることはいいことです。パーカッションなんて本格派のラテンバンドか学校教材でしか登場しなかったですから。そんなパーカッションを複数組み合わせドラムのようなリズムアプローチをするのがマルチパーカッション。これもまた奥深い世界です。