このアンプの新しいオーナーが自慢の335を持って現れました。ハムバッキングPUがチューブを経由しないリズムチャンネルでも十分な真空管の質感です。根本の音のクォリティがかなり高いサイドキックチューブですがオリジナルのスピーカーケーブルがどうしても非力な感じです。ケーブルはアウトプットの基板から直接出ているのでスイッチクラフトのジャックを増設し超定番のベルデン9497でスピーカーまでのケーブルを作りました。コンボアンプのSPケーブルは短いので影響は少ないですがここが重要なポイントです。接点がタイトになることはライブやスタジオワークでの酷使された内部環境には絶対的な安心感になります。一般の方はアンプの裏なんかは見ないですがギタリストはコンボアンプの電源ケーブルを収納するのに必ずバックパネル部分を使うのでそこでの見た目も大変重要です。
ベルデン9497はこのあたりのチューンナップには必ず登場するアイテムですがコストパフォーマンスはひじょうに高い代物です。オーディオ的なハイやローエンドではなくギターアンプ特有のダイナミクスやディストーションの許容範囲が大きい感じが定番の証かもしれません。黒とオレンジというエマージェンシー的なインパクトも。
この個体自体があまり弾いていなかったような感じですから真空管も新しい状態。どのように馴染んでくるか楽しみなアンプです。
Yminagawaと申します。
Fender Japan のSIDEKICK TUBE 30Rで検索を
した際に、このBlogにたどり着けまして、いま
購入を検討していますが、フルチューフの個体になりますか? 重量はどのくらいでしょうか?
ありがとうございます。
このアンプはプリ部にチューブを経由する
チャンネルがあるアンプなのでフルチューブ
ではありません。もともとサイドキック
シリーズはオールトランジスタアンプでこの
アンプだけチューブの歪を再現できるように
プリ管を仕込んでいるような感じです。
重量はとても軽いです。クリーンチャンネル
で現行のオーバードライブペダルを挟むほうがリアルかもしれませんが使いやすいアンプです。
よろしくお願いいたします。
近所の中古ジャンクコーナーに
8000円で放置されていたのです。
増税前に貫禄のあるFenderのアンプがと
思いまして、コメントしたその日の足で試しました。
ご説明の通りな通りの印象でしたね。
その後
縁あってSilverFaceのChamp(1980後期)
Champ12(赤いノブ)の二つに出会い
三つ巴えの検討中です
SilverFaceのChampは5分もするとチューブが
熱暴走する症状で、修理が必要なんですが
3万円で購入できるならと。
こちらのBlogはお写真も非常にきれいで
とても参考になる内容ばかりです
これから全部拝見させて頂きます。