忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

携帯の充電とデータ転送方法の違い

2012-10-31 | 日記
携帯乗換えで充電とPCへのデータ取り込み方法が変わった。

充電は、専用のACアダプターを直接繋ぐか卓上ホルダー経由で繋げば充電できる
というのは今まで使っていたSBを含め他社と変わらない。

取説の充電の項目にはこの二つしか記載されていないが、しかし、実は充電方法が
もう一つあった。ここで戸惑ってしまった。

このガラケイは本体のメモリーが100Mしかない。2M以上あるカメラの画像は
たった40枚しか入らないので当然マイクロSDが必要となる。ところが、なんと
このマイクロSDカードの収納場所が電池の裏であり電池を外さないと取り外しが
できない構造となっている。PCとの画像の授受は初めからUSBケーブルを介し
て行う設計になっているようなのだ。

それはそれで通信ケーブルさえ手に入れれば済む話なのだからいいとする。
ところが問題はこれから。

ケーブルには「USBケーブルWIN」「USBケーブルWIN02」そして
「USB充電ケーブル01」の三種類あるとの由。結局どれを選んだらいいのか
判らずショップに電話で確認する羽目に。

後者の「充電ケーブル」は名前からして充電専用ケーブルかと思ったら、これが
通信と充電が同時にできるケーブル。後で取説を仔細に見たら、確かにPCとの
接続手順の最後にある”memo”の欄に「充電ケーブルを使用すると充電しな
がら接続できます」と補足するように書いてあったのだがmemoのところまで
読む人はそうはいないだろう。
ケーブルの種類の表記の箇所で差異を記載してくれればいいものを、”memo”
の片隅に、あたかもついでのように記載するなんていう感覚がおかしい。
これが戸惑いの始まり。

そして携帯ショップで確認して注文したのだが、取り寄せのため1週間かかると
言う。注文後、念のため近くの量販店に問い合わせると、同等品なら在庫がある
とのことで先の注文をキャンセルし量販店で購入した。値段も携帯ショップが
¥1,270に対して量販店は¥680と約半額。2GBのSDカードとあわ
せてもお釣りが来た。しかも量販店の商品には明確に「通信+充電」用と表記して
あった。

次の戸惑いがUSB充電。
確かに、このケーブルでPCと繋ぐと通信しながらも平行して充電を行う。しかし
PCを介さないでUSB充電器に直接繋ぐとなぜか充電しない。一方で卓上ホルダ
ーを使うとこのケーブルでも充電可能となる。どうもこのケーブルを使うとPCと
通信するのかどうかを判別するらしい。

判りにくいので図にすると
 〇 ACアダプター → 携帯
 〇 ACアダプター → 卓上ホルダー → 携帯
 〇 PC     → (USB充電ケーブル) → 携帯
 × USB充電器 → (USB充電ケーブル) → 携帯
 〇 USB充電器 → (USB充電ケーブル) → 卓上ホルダー → 携帯
要するに、USB充電ケーブル(充電+通信併用)では直接繋いでも充電できない
ということだけははっきりした。しかしこのケーブルだと卓上ホルダーがないと
5VのUSB電源からは充電できないので不便だ。

そこでACアダプターなら直接繋いでも充電できるならこの「充電ケーブル」に問題
があるはずだと思い早速100¥ショップに行ってみることにした。
商品の殆どが「Made in China」である100¥ショップは尖閣騒動
以降できるだけ利用しないようにしていたのだがこの際仕方がない。
接続部分の端子を見てみるとACアダプターとほぼ同じ位置に端子がついている。
これならいけそうだと確信し購入してみた。

早速帰りの車内で車載用USB変換アダプターに繋いでみると見事充電が始まった。

結局のところ、「USB充電ケーブル」が「通信、充電専用」でありUSBから直接
充電するだけなら単純に「USB充電専用のケーブル」でよかったいうことだけであった。
それにしても取説の説明のまずさにはあきれる。

そしてまたこの値段の差はどこにあるのだろう。
  通信+充電ケーブル ¥680
  充電専用ケーブル  ¥105
 



携帯乗換えで颯爽と  (後記:「聞くが一番」)

2012-10-29 | 日記
 ソフトバンクが嫌になり他社に乗り換えたものの、新しい機種の操作に
七転八倒していることはすでに書いた。取説どおりの画面が出てこないので
目的の次のステップに進めないのだ。

対処法をカスタマー窓口にメールで問合わせたら今日回答があった。何のこと
はない。
この機種は「簡単モード」と「通常モード」があり、出荷時の設定では機械音痴
の人向けのためか「簡単モード」になっていて操作制限がかかっている由。
「通常モード」に切り替えればこの操作制限がとれて取説に書いてある通りの操作が
できるようになると説明があり切り替え手順も添えられていた。その通り操作すると
モードが切り替わり取説どおりの画面が出た。

取説を仔細に読むと確かに切り替え手順が記載されている。またよく見ると表紙
にも隅の方にモードのことが書いてある。判ってしまえば何のことはないのだが
この手の取説にはいつもイラつかされる。機能が多すぎて説明が難しいのかも
知れないが重要なことも些細なことも同列に記載されている。
おまけに参照が多くてその都度ページを行き戻りしなければならない。

DVDプレイヤーの取説でも経験したことがあるが、機能の多さを競うように
「あれもできる、これもできる」といったクソ味噌の説明はいいのだ。
DVDの件では取説を思わず投げつけてしまった。



何はともあれDVDの時のように取説を投げつけずに済んだ。
やはり何事も「聞くが一番!」のようだ。



携帯乗り換えて颯爽と・・・・・とはいかなかった

2012-10-29 | 日記
 SBよさらば・・・とはここまではよかったのだが、当世はやりの
スマートフォンではなく電話+メール機能つきのタイプにした。
息子の言によればこれをガラケイというらしい。南海の孤島で周囲とは隔絶され
その島だけで独自の進化をとげたガラパゴスに倣って日本の携帯をガラパゴス
携帯というのは知っていたがそれを略してガラケイとは…。


ネットはwimaxを使っており携帯では電話とメールさえできればいいので
操作が簡単な機種を選んだのだが、それが運のツキだった。

マイクロSDメモリーが電池の奥にあり簡単に抜き差しできない、変わりに
PCとの間で画像を送受するには通信ケーブルが必要、やっと画像を移し変えた
と思ったら携帯では表示しない・・・等々で七顛八倒している。

いままでは、マイクロSDメモリーを抜きSDアダプターを使ってSDスロット
に差し込むだけでPCとのやり取りができたのだがずいぶんと面倒になった。
しかも同じJPG画像でもDCF規格が必要だとか。チンプンカンプンである。

壁紙を可愛い孫の写真に差し替えるにはちょっと時間がかかりそうだ。

携帯乗り換え ~ SBよさらば

2012-10-28 | 日記
 一昨日、とうとう携帯をソフトバンクから他社へ乗り換えた。
最初に加入したボーダフォンがソフトバンクに買収されたあともそのまま使い
続けていたがもう限界が来た。

数年前のある日突然、”来年3月末に2Gシステムを停止するのでそれまでに
3Gの機種へ切り替えないと使えなくなる”との通知が一方的に来た。
しかもSBの都合で変更するのに新規の機種購入と手続き費用がいるとの由、
あきれてしまった。

その後も、収益第一主義の体質やポイントの使いにくさなど嫌悪感が積もる一方
だった。
 -ポイントが使えるのは、電池、ACアダプター、充電ホルダーなどに限られる。
  そのため電池くらいしか使い道がなくせっかく溜まっても実質使えない。
 -懸賞付きの案内メールが頻繁に配信されてくる。通信料無料とあるが参加する
  と通信料が必要。
 -東日本復興支援としてメール料金上乗せの協力を募っている。応募すれば
  SBが同額をプラスして義捐金を拠出する由。しかし結局は全てSBの義捐
  となる。しかも応募がいくらあったのか外部にはわからない。
  似たような話は以前にもあった。孫個人で100億円寄付とぶち上げたが
  そのうちの大半は自分で立ち上げる再生可能エネ開発のための組織運営費用
  ということだった。
 -犬を擬人化したCM(日本人=犬 卑下?)。松田翔太、SMAP出演のCM。
 -会社は膨大な借金をかかえているのに社長個人は日本一の富豪?

等など。

今回、米国の2社買収の話を聞きソフトバンクをいよいよ見限る決心がついた。
さらばソフトバンク!

日本の弱電が強かった時代の名残り~SONYミニコンポ MHC-J570C 

2012-10-20 | 日記
 20年程前に三男に買ってやったSONY製ミニコンポ(MHC-J570C)がTapeに続き
CDまでが故障してしまった。先日長男夫婦が帰省した際、部屋でCD聞こうとした
が全く動かないと言う。まずもってCDトレイが出てこないとの由。

半年ほど前使った時は動いた。以来使っていないがそれが動かないとは…。
このミニコンポはCDトレイが5枚あり5枚のCDを取り替えることなく連続で聞
くことができる優れものだった。惜しい。
納得がいかないのでバラして点検してみることにした。


<CDドライブ>
MHC-J570Cは上下ニ段になっていて、CDドライブは下段の方にチューナーと一緒に
収められている。
電源を抜いて中央の金属製のキャビネットカバーを外すと内部の回路が現れる。
CDドライブの上にチューナー回路のボードが水平にセットされている。

樹脂製の後面カバーを外し、チューナー回路のボードに接続されている数本の
ケーブルを引き抜く。FPCコネクター、ピンコネクターが入り混じるが、幸いに
して全て異なるので組み立て直す際に混同することはないようだ。

チューナーボードを取り外すと最後にCDドライブが現れる。フロントパネルを
外し、5枚上下に並んだCDトレイを選択するためにトレイを上下させるギア、
CD取り出したり読み取り装置にセットするためにトレイを水平に動かすギア手で
回してみると何の抵抗もなくスムーズに動く。ゴム製のベルトも切れや弛みなど
ない。

底板を外し、読み取りヘッドを水平に動かす装置も機械的には問題がない。
トレイのエンドポイントを検知するためのリミットスイッチにも異常は見られ
ない。

やはり、制御用の電子回路が壊れているようだ。電子回路の故障では全く手が
ない。電子回路はこのように何の前兆もなく突然ダウンしてしまうので本当に
困る。
諦めて復旧することにした。


<カセットTapeドライブ>
上段のキャビネットにあり、コンポの主操作回路の下に収められている。
両側面のボードと背後の電源装置、前面のフロントパネルを外してやっと
ドライブが現れる。錯綜した回路が実にコンパクトに収められている。
 

さらにドライブのモーター部分を外すと駆動用のメカが見えてくる。
 左:モーター2個(テープ駆動用とピンチローラー駆動用)
 中:ドライブ心臓部
 右:フロントの開閉扉
 テープ駆動用のゴムベルトに異常はみられない。
 

ドライブの心臓部を見てみるとピンチローラーの駆動装置であるロータの
外辺摺動部にあるゴム帯が完全に変質しペースト状になっていた。
(黒の大ロータ2個とその間にある白の小ロータ1:ティッシュで拭き取った
ので残っていない。上の写真のモーター側のローターには残ったものが映っている)
 
 
 部品交換は望めそうにもないので代用として白ローター2個(左右で4個)に
ゴムの0リングを嵌め込んで復旧することにした。



期待を込めて電源オンしたのだが・・・。
残念ながらカセットも復旧ならず。どうもこれも肝心の制御回路が壊れているようだ。

CD、カセットとも無駄な作業となったが、チューナーと外部入力としてはまだ使える。
筐体に入っているとは言ってもやはりホコリが方々に溜まっていた。内部の清掃ぐらい
になったと思えば気が晴れる。

それにしても複雑な工程なのに無事復旧できた。子供の頃置時計などを分解しあとで
復旧できなくなって親に起こられた記憶がある。大人になって分解可能の範囲の限界
を知ったためだろうか。

それと、この内部の複雑な機構。CDの出し入れ、ヘッダーにかける装置、カセット
のテープ巻き取り、リバース装置等など・・・。空間に無駄なく収納し、効率よく力
が伝わってゆくように設計され組み立てられている。それがいまやデジタル機器では
殆ど不要になってしまった。コンパクトにメカを組み込む技は日本人の得意とする
ところであり、今回の分解で改めて日本の弱電メーカーの衰退の原因を見た感じが
する。

しかし、現在はデジタル化一辺倒だがいずれまた必ずメカが必要とされる時代が来る。
デジタル情報を具現化するにはメカが必要だから。そう希望を持ちたい。

韓国に思う その2

2012-10-11 | 随想
 先に南北朝鮮が世界で唯一の分断国家と書いたがもう一つ中国・台湾があった。
唯一のというのは勘違いであった。しかし台湾は大陸で共産党との争いに敗れた
国民党勢力が台湾に逃げ込んで建った国であり、沖縄に琉球王国があったように
もともとは中国ではなかったので中国・台湾がいわゆる冷戦下の分断国家かという
とやや趣きが違う。

 言いたかったのは、朝鮮がいまだに分断国家であり続ける原因が、有史以来長く
中国の影響力の下にあり時に内紛で外国軍隊を招き入れたことにあるということで
あって、そういった他力本願的な体質が有史以来の成り立ちから長く体に滲みつい
ているということである。

 中国から導入した律令体制が、日本では800年以上も前に破綻したのに対し
朝鮮では李朝が滅ぶ近年まで続いていたというから驚く。それに加えて最悪なのは
中国式の科挙制度。これも近年まで続いた。優秀な人材の登用といえば聞こえが
いいが、極端に詩歌、文章作成の能力査定に偏重し、しかもこれらに関する過去の
膨大な文献の知識を問うものであったため記憶力が勝負となる。これでは確かに
頭は良いかも知れないが思考力や判断力、独創性のある人材は育たない。また科学
技術や工芸は蔑ろにされた、というよりむしろ卑しいものとして卑下され続けた。
日本と同じように太平の世が長く続いたはずなのに日本の上方文化、江戸文化の
ような爛熟した文化・芸術が生まれなかった所以である。

 これは単に科挙制度が悪かったというのではなく、この弊害多い科挙制度を何ら
疑いもなく永々と500年もの間続けてきた民族性に問題があるということに早々に
気づくべきだ。
山中教授がノーベル賞を受賞し日本人の受賞者が19人となったのは探究心を育んで
きた先人たちの絶え間ない努力にある。

 朝鮮は儒教の国、礼節を重んじる民族だというが、日本大使館前の少女の像は
民族の品格そのものを疑う。長幼の序を尊重するといったことが、例えば年長者の
前では煙草を吸わないとか、酌を受ける時は酌を持つ手の袖口に反対側の手を添えて
両手で受けるといった行儀作法だけが先行し心が伴っていないのではないか。
そうでなければあのような下品極まりない行動は全く理解できない。

 自らの歴史を学び、それに立脚する民族性に気づくこと、そうしないと永遠に
一流国にはなれないだろう。

メロンの結実 10日目

2012-10-07 | 日記
 メロンが結実して今日で10日目。日を改めるごとに大きくなっている。
一日に0.2センチずつ大きくなっており、現在直径5.2センチ。


今日TVで乗鞍で初雪の知らせが流れた。上空は既に冬の気配。これから更に
気温が下がる。無事育つかどうか心配だ。


メロンはなかなか実が付きにくいとのことだったので思わず昂奮していたが、
ネット上には結実の記事が多数散見されそれほど特別というほどではないようだ。
それでも実が日々はっきりと大きくなっているのが見えるのはやはり嬉しい。


 


 cf.10日前のメロン
 

ヤマトシジミ(蝶)

2012-10-07 | 日記
 夏の間、庭に入れ代わり立ち代わりナミアゲハ、カラスアゲハやアオスジアゲハ
が飛来していた。多くは庭に生い茂る雑草のつる植物の花が目当てである。
花に留まっている間にカメラを近づけると逃げてしまいなかなか写真に納まってく
れない。

 夏は過ぎ、いまはヤマトシジミが盛んに舞っている。花にとまっているのをマクロで
撮ろうと最接近したが逃げもせず平然と蜜を吸い続けた。お陰でいい写真が撮れた。

 

 

 

ヤマトシジミの幼虫の主食がカタバミであることを今回初めて知った。カタバミは酒石
酸を多く含むそうだがよくもまあこんなものを主食にするものだ。そういえばしばらく
庭の草むしりをさぼっていたのでカタバミがはびこってきた。

孫の初めての里帰り

2012-10-05 | 日記
 待ちに待った孫の始めての里帰りの日、母親の胸に抱かれて新幹線の改札口から
出てきた。寝起きだったようでややポカンとしている。新幹線の中でも殆どグズる
ことがなかったらしい。

 

前に会ったのは5月のGW明けだったからほぼ5ヶ月ぶりの再会。5ヶ月の間に
ずいぶん大きくなって今や9kgに成長している。抱くとずっしり重い。
下の前歯が2本生えてきておりまた一段と可愛い。

家に着くなりさっそく泣き出した。車に乗って自宅に着いたと思ったらどうも様子が
違うと思ったようだ。
しばらく経つと慣れてきて笑顔が出たがそれからが大変。テーブルの上の手の届く所
にあるものを手当たりしだいに引き寄せ口に入れようとする。まさに小怪獣。手の届
きそうな所の物を全て緊急退避させる。


あれやこれやで実質滞在2日間だったがすっかり孫中心の生活になってしまった。
ジジは孫の世話をしてくれるし、ババは食事の用意をしてくれるしで長男夫婦は
しっかり息抜きができたようだ。

◇◇◇◇

3日目の昼すぎ、母親の胸に抱かれてまた新幹線で帰って行った。

帰ってしまうと一段と寂しさが募る。もうすぐ近いうちに会いに行きたい。