忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

野良猫捕獲 ~ 遂に大台の10匹目に

2015-03-31 | 歳時

くどいようだが自作の猫トラップの活躍が続く。一昨日とうとう捕獲数が通算で10匹目
に入った。前回の捕獲からちょうど2週間目になる。
このところ2週間おきに罠にかかる。罠についた「匂い」が消えるころなのだろうか。

今度の野良猫は比較的おとなしい。歯を剥いて激しく吼えることもなく、攻撃を仕掛けてくること
もせずにケージの中で比較的おとなしくしている。前回のヤツは紛れもなく野良ネコだったが今
回のはひょっとすると飼いネコに近いのかも知れない。

また今回は初めて釣り餌を残さず食べてしまっている。今までは餌を咥えて引っ張ると同時に
入口シャッターが閉まり、それに気付いて餌どころではなくなってしまうため餌はほとんど残って
いる。

今回は明らかに違う。

だが餌はもうすでに2週間過ぎていて完全に干からびいて古くなっている。相当飢えていたも
のと推察される。

それにしても、人里離れた場所への「移住計画」は飽きてきた。この野良猫対決、そろそろ休戦といこうか。


クロユリの今

2015-03-30 | 歳時

 一年前のブログの通知が来た。一年前の今日、クロユリが芽吹いたことを書いていた。

 

 今年のクロユリの芽吹きは先週22日。去年より一週間も早い。

現在はこの通り、かなり伸びている。

 

今年は春が早い。

 

購入してから数年経ち、そのままにしておいたら一鉢から何本も茎が伸びて来る

ようになって、花が小さくなってきた。今冬、思い立って株分けしたところ球根が

ごろごろと出てきて、二鉢が一気に10鉢になってしまった。

 

もうクロユリの鉢だらけ。でも全部花をつけると壮大だろうな。多分。


外はぽかぽか陽気 春まぢか(続)

2015-03-26 | 日記

 数日前陽気に浮かれて庭に出たところをブログに書いたが、このところ寒気がもどって
今日は最低気温が氷点下まで下がっているとのこと。どうりで寝床の中でも肩口が寒い。

この時期になると「早春賦」が思わず口に出る。
例の「春は名のみの風の寒さよ ・・・」っていう歌詞の歌。

「早春賦」といえば、信州・安曇野の「大王わさび農園」にほど近い川岸に歌碑があり
GWの時期に何度か行ったことがある。信州は5月がちょうどこちらの今時分に近い。
近くの里は梅、桜、コブシ、遠くに残雪を抱いた北アルプスを見ながら歌碑に設けられた
オルゴールのメロディーを聞くとまたいい。信州は春が一度に訪れる。

ところで、数日前のブログで「グミ」の花として写真を掲載したところ、「グミ」ではないの
ではないかとの丁寧なコメントをいただいた。実は書いたあと間違いに気付いていた。
「グミ」の実は表面がざらざらしているが、この木はつるっとした実をつける。葉も全く違う。

その昔子供のころ、「ウグイスの実」といっていたように思うが名前がはっきり思い出せ
ない。そこで故郷に今も住む姉に確認したところ確かに「ウグイス」といっていたという。
そして「ウグイス」とは「ウグイスカグラ」から来ているのではないかといってきた。
だがネットで調べてみると実は似ているが花が全くちがう。

庭の花           ウグイスカグラの花、実
        

写真を送れというので送ってみると早速返事が来て「ニワウメ」ではないかいう。
ネットで確認したところどうもそうらしい。それにしても実は本当によく似ている。
半透明で中の種が透けて見える。味もそっくり同じ。

子どもころ食べた「ウグイスの実」の木の花は写真のような花だったような気も
するが殆んど記憶がない。
花が目に留って奇麗と感じるというのはそれだけ歳を重ねた結果なのだろうか。

 またネット情報によれば、東京、和歌山、福岡の方言で「ウグイスカグラ」のことを
単に「ウグイス」とよぶということも知った。

コメントのおかげで大変勉強になった。ご指摘をしていただいたMacchanさん
ありがとうございました。


外はぽかぽか陽気 春まぢか

2015-03-22 | 日記

 昨夜土曜日は夕刻に自治会総会を開催。任期一年の自治会長として最後のお勤めである。
総会で配布する資料は数日前に準備が終わっているので問題がないが、夕方に予定があると
気分的に何かと落ちつかない。

じっとしてもいられないので庭いじりをする。外はすっかり暖かくなっている。
ちょっと作業をすると汗ばむくらい温かい。

除草に始まり、池に張った防鳥ネットの手直しをする。毎年稚魚が孵化し20匹をこえる金魚
がいたのにすっかり見かけなくなったと思ったら、数日前の朝に家人が庭に面した縁側の
カーテンを開けた途端に大きなゴイサギがネットから飛び立ったという。数年前にもゴイサギ
を見かけたことがあり、その時ネットを二重に張ったがその隙間に入り込んだ模様である。

数年前池の金魚を襲ったゴイサギ(推定)
人影に気づいて逃げたが隣の裏庭に移っただけで
こちらの動向を窺っている。サッシを開けるとすぐ横の屋根に飛び移っただけで
飛び去ろうともしなかった。生きるためとはいえしつこい。



自然のいきものは生き延びるのに必死で、何処かにスキがないか、安全な時はいつかと
常に狙っているようだ。全く油断ならない。

最近金魚の全く姿が見えないので全滅したものと半ば諦めていた。だが、うれしいことに
彼らは池に設置した循環ポンプのフィルタ-室に身を隠していた。都合7匹。循環をかける
ことがないのでフィルタ-を取りはずしていたのでそのスペースは結構広い。
まずは一安心。

庭を見回すと、グミが今まさに満開。可愛らしいピンクの花を付けている。

そして信州で入手したクロユリとミズバショウも土の中から新芽を覗かし始めた。

こちらがクロユリ。

こちらはミズバショウ。

桜の満開も近い。


ぼけ防止にタイプ打ち

2015-03-20 | 雑感

 指先に適当に刺激を与えることはボケ防止に効果があるという。確かに指先を使うピアニスト
や手芸家には高齢になっても活躍されている人が多い。

ところが残念ながら当方ピアノはまるでだめ、芸術センスに至ってはまるっきし無い。ならばと
始めたのが、キーボードによるタイプ打ち。ブラインドタッチなら少々いける。

現在朝日新聞の朝刊に「三四郎」の復刻版が連載されている(毎週月~金曜日)のでこれを打
ち込む。「三四郎」の前の連載「こころ」から始めた。

日によって字数が変動するが1500から1800文字。かかる時間は20分前後。漢字変換後の
字数なので「かな」にすれば2000文字程度になるし、ローマ字入力なのでまたその倍──つまり
4000キー程度を毎日打っていることになる。

ただしミスタッチが多くなかなか上達しない。早くする場するほどミスが出る。誤変換もある。文

章を見直しつつ、またルビを入れると1時間ほどもかかる。また閉口するのが送り仮名の違いや当て字。漱石は口語体小説の先駆者といわれていて現代語に近いが、それでも「難しい」を「六ずかしい」といってみたり、「簡単」に「単簡」という逆順の単語をあてたり、また当用漢字以外の使用もある。

今日でもう103回目の連載である。よく打ち続けたものだと我ながら感心している。
「三四郎」もそろそろ最終に近くなってきた。

それにしてもなかなかタイピング速度の壁は厚い。早く打つと誤りが多い。なにか技術的な
ブレイクスルーが要るのだろう。


野良猫捕獲 遂に9匹目

2015-03-18 | 日記

 昨日またまた野良猫が自作の猫トラップにかかった。約2週間ぶりで通算9匹目。

今度の猫は非常に獰猛で完全に野良猫の形相をしている。近付くと歯を剥いて威嚇するだけ
でなく、吐き出すように”カーッ”と猛って前足で攻撃してくる。いわゆる猫パンチ。

迂闊に手を近づけ過ぎると爪をかけられそうで、入口シャッターが何かの拍子で開かないよう
にアルミワイヤーで固定するのさえ手を出しかねる。カゴの上面左右の二カ所に掛けた運搬用
の取っ手に手をかけるのも怖い。

仕掛けに使った餌は前々回からの使い回しの魚肉の細ソーセージ。 もうすでにおよそ2ヵ月
は経っていて完全に干からびていた。それを半分食いちぎっている。

これまでの野良は食らい付くと同時に入口シャッターが締まるのに気付いて餌どころではな
くなっしまうのだろう、餌はそっくりそのまま残っているのだが、今回は相当腹を空かせていたのだろうか。そうでなければ相当の”大物”なのだろう。

凶暴さといい、額にそれほど日が経っていないような傷があることから飼い猫でないことは
明らかである。今回も人里離れた山林に”強制移住”させた。侵入防止の対策を施している
のにそれをあざわらうかのように侵入してくるので止むを得まい。

ゴミの不法投棄者と見誤まられことのないように気を遣いながら・・・・。”強制移住”もなかなか
難しい。

大人しくしているようだがこれでいて甚だ凶暴。威嚇してくる姿を撮りたいと思ったが迂闊に
カメラを寄せることが怖くて撮れない。
写真ではケージの隅で固まっているようにも見え、実は警戒心の強い小心者だったかも。

 

 



 


鳩山由紀夫クリミヤ訪問

2015-03-12 | 雑感

 コメントする気も失せるが、鳩山が政府の中止勧告にも拘わらずクリミヤ訪問を強行したという。そして今日のニュースによると、案の定、クリミヤのロシア編入はクリミヤ市民の民意に沿ったものと確認したと発言したという。

 何てバカなヤツなんだろう。わずか一年間とは言え、そして自分で選ぶことはできなかったとはいえ、こんな人物を首相に戴いていたことを大いに恥じる。

クリミヤ半島の歴史を全く理解していないようだ。現在はロシア人優位になっているが、元々の原住民はタタール人。それを旧ソ連が不凍港を求めた南下政策の一環で原住民のタタール人を強制移住させそのあとにロシア人が入り込んだという経緯がある。タタール人は自らの意思で移住したのではない。武器で脅され、強制連行されたのだ。

 ロシア人多数の中で住民投票を行えば当然ロシア優位の結果が出るのは当然のこと。欧米諸国が問題にしているのは住民投票による国境の新たな変更なのである。つまりウクライナの主権侵害なのである。これを認めれば、例えば対馬に朝鮮人が多数移住して住民投票による韓国編入ということも可能になる。また現にロシアに不法占拠されている北方領土の返還も叶わなくなる。周知の通り、北方領土は太平洋戦争末期に島民が強制移住させられておりクリミヤと全く状況は同じなのだから。

首相を努めたような人がこんな単純な図式が頭に入っていないようだ。首相になってはいけない、いや決して首相にしてはならない人物だったのだ。

誰がこんな輩を首相にしたか? それは小沢一郎であろう。小沢の悪事はまだ外に多々ある。その一つが小選挙区制である。小選挙区制では今回の選挙のように支持率そのものが低いのに結果として圧勝することがあること、選挙で党公認が得られることが当落に直結するため党本部の意向に逆らえないなどの弊害が多い。昔は自民党も色々な派閥があって意見を戦わせていた。今は完全に総裁個人への翼賛状態。先日開催された自民党党大会の様相を見ていて、何やらナチスの党大会に似た不気味なものを感じた。

何はともあれ、完全に常軌を逸した鳩山をどうにかして欲しいネ。

 

 

 

 

 

 


野良猫捕獲 遂に8匹目

2015-03-04 | 日記

 自作の猫トラップの成果は昨日とうとう累計8匹目になった。

仕掛けた餌は前回使った魚肉ソーセージの再利用。餌に齧りつくと同時にシャッターが閉ま
り、それに気が付いた猫は必死に逃げ場を求めて右往左往するだけのため餌は毎回その
まま残る。

それを再び使ったわけだが、前回仕掛けた時からすでに2週間以上雨風に晒されていて
相当干からびているはず。そんな古びた、そして腐りかけているはずの餌に飛び付くとはお
ぞましい限りだ。

今度の”獲物”はグレイのかなり毛並みがいい猫で体重が5kg以上はありそうなくらい丸々
と肥っている。

一見飼い猫のようでもあるが近付くだけで歯を剥いて烈しく威嚇してくる。また古い餌に食ら
いついてきたことからして恐らく野良猫であろう。前回同様遠くへ”放逐”することにした。

まだ周辺には野良猫が相当数たむろしている。だが”敵”があちらから寄ってきてケージに
入ってくれなければ成果はでない。時は”積極的平和主義”とかいうなにやら訳のわからない
ことを言っている人がいるがこちらはただ待つだけの”消極的対処法”。最近では童謡の「待
ちぼうけ」の心境になってきた。



気が付けばもう3月

2015-03-01 | 雑感

 このところ日差しが日毎に強くなりすっかり春めいてきた。

太陽温水器の温水は今日43度にもなった。
真冬の間は終日晴天であっても決して30度以上になることはない。
水道水の温度が緩んでいることもあるが、日差しがそれほど強くなっていることを示している。43度といえば風呂の湯加減としては丁度いい温度である。

湯ざめしないように五衛門風呂で少し追い炊きをしてゆったりと湯につかる。
追い炊きの燃料はというと、先月やった貸家の庭木の剪定で出た剪定ゴミの小枝。幾分水
分が残るがよく燃える。
ガスや電気を全く使わない”再生エネルギー”だけの究極のエコ風呂である。

・・・と、
気が付けば今日で2月も終わり、そして明日から3月。
昔から1月は行く、2月は逃げる、3月は去るといわれるが、それにしても時間が経つのが早い。

2月は初め一週間ほど名古屋に出掛け、戻ってからの3週間はサンルームの補修に終始した。
元はといえば経年劣化で穴が開いた屋根の張り替えだったのだが、内部のゴミの一掃、そして
張り替えた後の清掃、ゴミによって押されて破れていた網戸の張り替え作業が続き、張り替え
作業だけなら二日ほどで済むはずの作業が思いのほか時間がかかってしまった。


さて次の3月は・・・・。この1ヵ月間中断していたパン作りを再開といきますか・・・・。