忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

哀しい日 … コアカのメスの死

2012-08-15 | 日記
 全く予想もしていなかったことが起こった。可愛がっていたコアカの金魚
1匹が何の兆候も見せず突然死んでしまった。しかも唯一のメスと見られる
お腹の大きな1匹。

朝の給餌の時に数が少ないとは思っていたが、過去にも隠れ場から出てこない
場合がたまにあったので、エサに気づかずにいるのだろうと思っていた。
昼過ぎに何気なく池を見たら、水生植物の植木鉢の影の浅瀬のところで横に
なり動かなくなっていた。元気な時の姿そのままで。
哀しいが庭の隅に小さな穴を掘り埋めてやった。

 数日前、エサが切れたので新しいエサに切り替えたばかりである。
今までのは沈降性のエサだったが、底に沈んだエサになかなか気づかないので
浮上性のものに変えたのが悪かったのだろうか。あるいは水温の上昇?、
水の汚れ? 病気? オスに追い回されるストレス? 原因は全くわからない。

紅一点のメスだっただけに非常に残念。
だが、二世の稚魚7匹が元気に泳ぎ回っている。無事育つことを切に願う。


 数日前のコアカ(中央手前、葉っぱの下にいるのがメス)

妻から母へ

2012-08-15 | 日記
 第一子出産で急遽盆休を繰り上げて帰省した次男は、我が家には一晩泊まった
だけで産院がある嫁の実家の方に戻ってしまったが、入れ替わるように三男が
帰省して来た。

三男は残念ながらまだ独身。家人は息子が帰省すると一挙に”母”となり
甲斐甲斐しく世話を焼く。

今日は行き付けの隣町の整体院に行った帰りに寿司屋に入る。駐車場から
二人が肩を並べて語り会いながら歩いて行く。その姿は、息子の方がはるかに
背が高くなっても幼い頃の親子そのものだ。二人の後姿に母親の慈愛を
感じてなぜか心が和む。


 先日産院で会った次男の嫁も、優しい顔がさらに優しい母親の顔になって
いた。これが生涯続くのだろう。




コアカ(金魚)の稚魚

2012-08-14 | 日記
 我が家の庭の池に8匹ほどの金魚を飼っている。7匹がコアカ(小赤?)
1匹が黒。7匹のコアカは4年前ほど前に20匹ほど放流した稚魚の生き残り。
再三ゴイサギが庭に降り立っているのを目撃したことがあり、これに犠牲に
なったのだろうと思う。蔓植物用のネットを張ってから被害に会わなくなった。

先日給餌の際に、体長が半分ほどの1匹のコアカが混ざっているのに気づいた。
ほぼ毎日、朝夕2回の給餌の際には全く気づかなかったのだが春先に孵化した
のが無事成長したのだろう。

赤、黒合わせて8匹のうち1匹だけお腹が大きく多分これがメス、残りの6匹が
オスと思われる。今年の春先から7匹がこのお腹の大きな1匹を激しく追い回し
猛烈にアタックするようになった。
時折7匹で周りを取り囲み、メスと思われるこのお腹の大きい1匹が横になる
こともあるほどアタックは激しい。

ところが最近、さらに小さい、体長1、2㌢ほどの稚魚が数匹、大人の金魚から
逃げ惑いながら激しく泳ぎ回っているのに気づいた。大きさから言って梅雨ごろ
に孵化したのだろうと思われる。
大人の金魚は少しずつ慣れてきていて、庭に降りるだけで餌場に寄ってくるが、
大人の金魚を恐れている稚魚は餌場には殆ど寄り付かない。
泳ぎが速く何匹いるのかカウントできない。そこでビデオに撮り、その静
止画から数をカウントした。6匹はいるようだ

  
  お兄さん(お姉さん)金魚



  最近孵化したばかりの6匹の稚魚

無事に育ってくれればいいのだが・・・。

孫娘誕生

2012-08-12 | 日記
 一昨昨日、次男のところに女の子が生まれた。3600㌘の立派な
赤ん坊。最近新生児の体重が低下傾向にあり3000㌘以下はザラらしい。

我々夫婦には息子3人、娘なしなので待望の孫娘。すぐにでも会いに飛んで
行きたかったが、産後疲れなど考慮して逸る気持ちを押さえ昨日ようやく
片道100kmの行程で車を飛ばして面会に行ってきた。

 とにかく可愛い。そして、小さい指にさらに小さい爪。クモの糸より細い
産毛や睫毛。毎度のことながら、その精巧さに感激し、改めて生命の神秘さを
実感する。

成長につれ可愛さは倍加するのは眼に見えている。喋りだせばなおさらだろう。
これからの健やかな成長と幸多い人生を願ってやまない。


 自身息子ばかり娘なしということで、幸か不幸か「花嫁の父」の悲哀を
経験せずには済んだが、格別可愛いとされる外孫(娘の子供)を抱くことは
できない。
果たして20数年後の息子の「花嫁の父」ぶりは如何なものか。

そういえば、自分も30数年前に「花嫁の父」の悲哀を感じさせた張本人では
あった。あの時、義父は嬉しい顔しか見せなかったが寂しさもあったのだろう
かといまにして思う。


法師セミ鳴く

2012-08-09 | 日記
 今年の夏はなんだか変!
空はなんとなく秋の雲、と思っていたら、例年盆過ぎに鳴き始めるはずの
ツクツク法師がもう鳴き始めた。


これからまた暑さがぶり返すとの予報だが、季節はずれの集中豪雨
といい、梅雨時の猛暑といい、すこしづつ気候がおかしくなっている
ような気がする。


地球温暖化防止→エコ→再生可能エネルギーとなるが、再生可能
エネルギーも本当に救世主なのだろうか。

太陽光発電
 太陽から受けるエネルギーの大半が宇宙に反射されその収支の
 バランスの上で、現在の気温が保たれている。太陽光発電は
 そのバランスを収の方へずらすということ。国家規模、地球規模で
 進むと確実に気温は上がる。太陽から受けるエネルギーは
 膨大で、世界の年間エネルギー消費量は地球が受ける太陽エ
 ネルギーの数日分にしかならないそうだ。

風力発電
 風はマクロ的には赤道と南北の両極の温度差で生じている。言い換
 えれば、風は、地球の気温の均一化の役割を果たしている。風力発電は
 この均一化の阻害に他ならない。これも、地球規模で開発が進むと
 極地方の極寒化、熱帯、温帯地方の極暑化が進むと見る。風自体も
 強くなる。
 

日本に関してみてみると、中国の三峡ダムが気候に影響が出ているのでは
ないかと思う。完成以来、ここ数年やはり何となく気候がおかしい。


かくて、やはり自然が一番といいながら、今日もクーラーを切って汗だくに
なりながら痩せ我慢(自身、痩せではないが)。
  

慌しい一日

2012-08-08 | 日記
 「風吹けば桶屋が儲かる」は最初の事象が次々に展開していって、
まるで関係のなさそうな結末に至る話しだが昨日はこれに似た変な
ような慌しい一日だった。


事の発端は、風呂の換気扇の故障。家人が換気扇がSWをいれているのに
どうも回っていないようだというので早速点検することに。


前面カバーを外して見るとやはり回っていない。手で回してやると回転し
始める。35年使っているのでコンデンサーが弱っているのだろうが
軸の部分ににミシン油を点(さ)して様子を見ることにした。

ついでにとり外したカバー、ファンをクリーニング。前回のクリーニング
から3年ほど経っている。前回のときはファンが外れず、やむなく全面の
カバーだけクリーニングしたが、今回ファンを金槌で少しノッキング
してやれば外れることが判ったので今回はファンも取り外して洗浄。


これらを脱衣所の洗面台で洗った後、何気なく小窓の防虫網戸を触って
みるとこれも相当の汚れ。風呂の湿気防止のため窓は開放状態になっており
風の吹き抜け場所でもあるので布埃がびっしりと付着していた。
毎日見ているが、全く気がつかなかった。
取り外してこれもクリーニングする。


すると綺麗になったのを見て家人が台所の網戸2枚の方が油よごれが
あって汚れが酷いとのたまう。ついでだからまあいいかと、汗だくになり
ながら取り掛かる。 2枚で10分もあれば終わるだろうと見ていたのが
運のつき。クリーニングしようとしたら、なんと、2枚とも網の
上部が切れてめくれていた。補修も効かない。
急遽、防虫網を購入するために車で近くの日曜大工センターに。


通常網の張替えは秋口などの涼しい時期にやるのが常識だが
網戸がないと夕食の準備ができないというので、汗だくになりながら
張替えを行う。網の張替えは簡単そうで弛まないようにピンと
張るのは意外と技術が要る。名前ペンで縦横とも直角になるようを
マークして作業する。20~30分ほどでなんとか終えることができた。

ということで、換気扇の修理に始まって網戸の修理に終わった一日
だった。

風吹いて桶屋ほどの展開ではないが、体をできるだけ動かしたくない
時期だけに、それほどの展開に思えた慌しい一日だった。

山鉾もどき ミニチュアづくり

2012-08-01 | 趣味
 京都・奈良には修学旅行を含め幾度となく訪れているが、春の桜の季節
だったり、あるいは紅葉の季節だったり、そしてGWに信州行きの中継地
としての訪問がもっとも多く、神社仏閣の参観ばかりで季節の祭りは
見たことがない。

 
 奈良・東大寺のお水取り、京都・大文字焼などぜひ行ってみたいと思って
はいるものの、宿の問題等がありどうしても二の足を踏んでしまう。
今月17日は京都祇園祭りのクライマックスだったが、今年も断念。

代わりに山鉾のミニチュア作りに挑戦した。細部を手作りのミニチュアで
再現するのは無理だが、大まかな雰囲気は出ている。(と、自負している)
意外と時間がかかり、約2週間かけてようやく完成した。

  
 長刀の支柱は割り箸、長刀は銀色の折り紙(怪我防止のため)


本体部分


本体の屋根を外したところ