やっとアーロン先生が終わったので、ロイ君が溜まってるのでそっちへ進む~
結構Facebookにポコポコ記事は上がってはいたのだけど。。
ということで、早速~
《誰先愛上他的》邱澤:在傾聽的路上,愛比較容易痊癒
記事を見ると、今年の55回ゴールデンではこの映画は「8部門」でノミネート
されたのですね~。今年の台湾映画で最も期待されているダークホースらしいです
それは、作品的には小さくてもその中には暖かい人情と人の心の深層をぐわっと
揺るがすものがあるようで~。韓国に続いて日本でもどうなんだろう。。
何かの映画祭の招待作品でも全然いいんだけど。。
さて、この映画は3年前に夫が家出をして95日前に亡くなって、嫁が
この夫の保険金を受け取る人が、事もあろうに自分の息子から
「阿傑」という名前の男になっていた。
で、「阿傑」はロイ君です。
ロイ君の演じるこの「阿傑」は端整な顔立ちしつつも
心は邪悪~、まあ、あの予告の口ぶり身振りからしても
割とチンピラちっく?そして一方の小三と呼ばれる奥様役の方も
憤慨し、泣き崩れても夫の保険金を何が何でも取り戻す感じ!
更に、この奥様。。息子は反抗期らしく、息子との衝突もあるみたい。
どうなることやら~
さて、主役のロイ君ですが、前の台北映画祭の中では
「最優秀男優賞」を頂き、また、今回のゴールデンでも
ノミネートされた主役男優さんではロイ君が唯一の台湾人なんですって。
で、この《遠見》のインタビューを受けた時も、ロイ君は
「その時その場で僕もライブ放送見てたんだけど
自分の名前が出てきたときはもう飛び上がって叫んだよ
だって、ノミネートされること自体全く持って考えてなかったからね」
こんな感想。本当に低調な人だ~。こういうところに好感もつんだよね~
そして、事実ロイ君はクランクイン前からアップまで、まさにその
演じるところの役になり切っていたというね。これは納得ですが
また、やっちゃんたんだろうな~。研究心というか探求精神がすごいと
思うんだけど、記事には役どころの生活を深く理解していて
台本からその人物像がどんな人なんだというのを掘り出して
何度も練習をしてあの役が出来上がったんですね~
ロイ君は最初ね、映画の契約時に全然台本を見ないで答えちゃったらしく
「ずっと前から監督さんと共演したいなと思っていたので
口頭で彼女からお芝居の大まかなあらすじを聞いた時
僕はこの機会を逃すことはできないなと思ったんだ」と。
なにかビビビと来るのものがあったのだね~
そして笑って、「実はこの映画のはじめのころ
僕はどう適応してよいのやら分からなくて、
だけど、監督がずっと「この映画は喜劇なんだから」と強調し続けてくれた」
けど「僕がこの台本をどう見ようとも、どんな下稽古してもここに
喜劇の元素を嗅ぎ出す事は出来なかった」とロイ君は言いますが
監督は「多くの事は自分が真面目にある程度こなした時に
自然と笑いが沸き上がってくるものなのよ」と。それで ロイ君の
独特な視野が開かれたんでしょう~。そして今回のようなお芝居になったと。
そして、どうもロイ君の周りにはゲイの友達が沢山いるようで
何もこの役柄を受けるにあたって抵抗感はなし~
そして彼らのお話を聞いて、れがまた役作りに役立ったってやつですね。
更に、同性愛の相手役「陳如山」さんとは阿吽の呼吸もいい具合で
なんとお互いの役どころを利用してお互いの関係を築いていった様子。
「僕たちはお互いに秘密を交換し合ってね、過去の人生の特別な事
なんかに面等向かってみて、どう音楽を楽しんだり、どうしてお芝居を
好きなのかとか自分の役の気持ちで自分の事を話す、、とこれが
お互いの更に深いところの阿吽の呼吸を磨き上げてくれたんだよね」
とこんな具合~。さて、記事が長いので続きは明日~