「観る前の自分には戻れない」
のフレーズが頭の中でリフレイン・・
本を読まれ、映画を観られた方の評価がとても高い映画です。
理解できない人を理解するというのはとても難しい事だと思うし
きっと今までいっぱい人を傷付けて来ちゃったんだろうなぁ~と
そんな風に省みます。
わからないから気付かない事って多いです。
ラストシーン、吾郎ちゃんの表情が印象的
理解できない事でも否定しない人になれたらいいなと。
十人十色 今は多様性・・
「観る前の自分には戻れない」
のフレーズが頭の中でリフレイン・・
本を読まれ、映画を観られた方の評価がとても高い映画です。
理解できない人を理解するというのはとても難しい事だと思うし
きっと今までいっぱい人を傷付けて来ちゃったんだろうなぁ~と
そんな風に省みます。
わからないから気付かない事って多いです。
ラストシーン、吾郎ちゃんの表情が印象的
理解できない事でも否定しない人になれたらいいなと。
十人十色 今は多様性・・
関東大震災後の混乱の中
実際に起こってしまった事件を
約80年経ってやっと調査が始まり
100年後やっと明るみになり映画化。
発端は「方言」という理解しあえなかった言葉が
恐怖心をあおり集団の心理が起こしてしまった事件
闇に葬られ続けた多くの事件のひとつかと。
妊婦や幼児を含む9名が殺害されたそうです。
戦時下の沖縄でも方言は日本兵にとってスパイとみなされ
殺された沖縄の民間人は大勢いたと伝え聞いています。
100年たった現代でも恐怖心やうわさに翻弄された
コロナ禍の世界中の人々の姿は何も変わらないのかもしれません。
観た後は当たり前にどよぉ~~んとするしかない
久しぶりに私の中ではとても充実した映画を観れました。
「ドライブ・マイ・カー」
タイトルなだけに真っ赤なSAABが爽快に走るシーンが多くあり
人生のドライブへと繋がります。
ずっとずっと昔、村上春樹さんの短編小説で
長年連れ添った妻が突然居なくなり
そして唐突に送られてきた小包。
箱を開けた瞬間舞い散った桜吹雪が活字の中で映像のように
浮かび上がった印象的な小説がありました。
そこから始まる妻探しの旅・・
この映画も村上春樹ワールド全開です。
途中でうたた寝をしたという夫を横に
3時間の長丁場も私は吸い込まれるようにストーリーに吞み込まれました。
余韻に浸りながらの帰り道、切符を買う夫を映画のDMを読みながら待ち、
ふと見ると・・・居ない
どこ行った?と見渡すとすでに改札を通りぬけエスカレーターに
沈み込んで行くごま塩頭。
急いで階段を駆け下り追いかけるも車両に乗り込み一足かけたところで
やっと振り返る
「お待たせ」とか「行くよ」とか昔あったコミュニケーションはどこへやら
動物占いで「ペガサス&辰年」=架空の生き物w
「理解しようと思う貴女がすでに間違いだよ」と
言われた言葉が妙に腑に落ちた人
夫婦とはお互いに訳が分からないから一緒にいられるのかもしれません
20代で盛んに読んだ春樹ワールドも
年を重ねると深みが増しているのを実感します。
映画館に熟年女性が多かったのも唸らせる作品なのでは。
無音のワンシーン。
トンネルと人生の兼ね合い。
この映画ではタバコを吸うシーンも大事な役割を果たしていました。
最後の手話で伝わる人生の在り方も感慨深くいろんな事を考えされられます。
カンヌ国際映画祭4冠は納得の作品でした。
兎にも角にも西島さんは素敵です
韓流沼は底なし沼
ドラマに飽き足らず映画にもハマりまくってます。
今では皇帝ものから恋愛ものまでこなすユ・スンホが
子役として悪ガキを演じています。
映画としてはデビューになるそうですがやっぱり10歳の時の子役から
キラリとしたものがあったのですね
耳の不自由な祖母役にキム・ウルブンさん。
言葉もなく手話と眼差しだけで孫を愛おしむ姿が
なんとも心に沁みこみます。
寝不足の朝、余韻に浸りながら検索したら先月4/17日に97歳で
亡くなったというニュース。
ご生前の時にこの映画を観ておきたかったと
意味もなく悔やまれます。
鶏と南瓜も見るとこの映画を思い出しそうです
私は母方の祖母に会った事がなく、父方の祖母が
もし長生きをしていたらこんなおばあちゃんだっただろうなぁ~と
逢いたくなりました
そして私の母も長生き出来ていればこんなオバーになっただろうなぁ~
と思います。
私はなれそうにないなぁ~
昭和14年生まれの母にとっては
とても恐ろしく悍ましい
幼い頃の記憶として鮮明に残った沖縄の風習だったと
聞いた事がありました。
ゴリさんがメガホンを握った映画
とてもとても 美しい映画でした
母と一緒に観たかったなぁ~
映画の温もりに浸りながら改めて母を想い
話したい事や聞きたい事が胸にいっぱい溢れているのを感じます
そして
ど~しても食べたくなって「マドカ」へGO
美味しい「ソーキすば」とてぃあんだーした「あんだんすー(油味噌)」
心もお腹の幸せな沖縄day
奥田瑛二さんがじゅーしーを頬張るシーン
味を受け継ぎ人を幸せにするのも「命の薬(食べ物)」
さて、「童神」を聞きながら明日の仕込みに入ります
厨房大好き