今宵も月が このうえなく綺麗です。
5年前母が亡くなった日も中秋の名月でした。
兄の自宅で兄が看取り
実家へ母を迎える為に姉と二人で先に実家に向かう車中から
眺めた見事な満月が忘れられません。
この秋、喉頭がんで父が83歳という高齢で手術を受けました。
コロナで一切の立ち入りが出来ず
看護従事者の兄と兄嫁、姉が全てを担ってくれて
私は願う事しか出来ませんでした。
術後、声が出る事がわかり最悪の状態を想定したスケジュールを踏み倒し
早々退院。
1カ月ぶりに会う父。
父方の親戚が60歳を越えすでに片親となった母親の葬儀の際
「やっと一人前になった気がします」と
云った言葉を噛みしめました。
息をしていてくれるだけで有難い
私自身も親であるのに
母の位牌を拝みながら
命日にうーとーとー
もう少し置いといて下さいな
きっと母は笑ってますね