昨晩、母の弟である叔父の奥様が亡くなり通夜がありました。
母の兄弟は長女の母を筆頭に7人兄弟。母が16歳の時に沖縄で両親が亡くなっています。その後の母を含め、叔父や叔母の人生は色々ありました。
下から二番目の叔父が沖縄から出てきて足場の仕事につき独立し、今日まで夫婦二人でやってきました。
今回沖縄や、埼玉、東京にばらばらになっている叔父や叔母たちがが口を揃えて言ったのが「お花で一杯にしてあげて・・寂しくないように」と。
多分親戚一同が、身内だけのひっそりとした式を予想しておりました。
ところが。
叔父の仕事関係の会社の花束で会場は溢れんばかりに埋め尽くされました。生前好きだった愛用品に囲まれ、朗らかに微笑む慰霊の前で、次々に訪れる弔問客の対応におわれる叔父を見て、涙が出ました。
誰も知らない名古屋という土地へ来てこんなに大勢の方が足を運んでくださる事に・・。
奥様に送るメッセージカードに叔父から「天国で俺の場所用意しといて待っててなぁ。」とありました。 た~っくさん苦労もしたけれどこんな暖かいお通夜は心に沁みます。
子供にこそ恵まれなかったけれど、闘病中の二人の姿には夫婦のあり方を思い知らされました。叔母のご冥福を祈ります。