私は牡蠣が大好きでした。
口の中に入れるとトロリと甘い味、おまけに栄養価満点、いう事なしです。
中でもカキフライが一番好きです。
しかし、ここ30年近く牡蠣はおろか、揚げ物料理を一切作っておりません。
それには深ーい(というか、とても恥ずかしい)理由があるのです。
ずっと以前に牡蠣の土手鍋を作って、火がよく通ってなかったので気持ち悪くて当たってしまったのです。
又、揚げ物は知ってる人で揚げ油が飛んで顔に大やけどをした人がいたのです。
どうも怖くて手が出ませんでした。
もっぱ出来合いのもので済ませていたカキフライ、うっかりレンジで調理できると思い込み買ってしまったのでした。
広告をよく見ればわかるのにね。
まず、裏書を読みました。
中心部まで加熱しないと当たっちゃうし、レンジでは中心部まできっちり加熱してくれないのです。
フライパンは浅いフライパンしかありません。
油が跳ねるのは怖いし、火が移っても大変。
そこで、蓋つきの厚い深鍋に油を少なめに入れ、揚げてみました。
袋の指示通り、4分揚げるため、時計をそばに置きます。
それにしても、温度の感覚が分かりません。
全然初心者と同じです。
怖い!
さて、恐怖の牡蠣フライはなんとか出来上がり。
付け合わせのパクチーと豆苗は自家製です。
マヨネーズでいただきます。
油が少なく用心して時間をちょっと長くしたせいか、焦げてサクッとした感じはないですが、中は大丈夫だし、久しぶりの自分で作った揚げ物はそれなりに美味しかったです。
ところが、後の油の始末が困りものです。
固めるものもないし、ベトベト。
それに再利用するには牡蠣の匂いが染みついちゃってます。
そこで、広告の紙に吸わせて、二度洗いしました。
そして勿体ないけど残りの牡蠣はゴミ箱行きです。
勿体無いです。
よく見て買い物しないといけないなと反省した次第でございます。