文部省唱歌
鎌倉
作詞=芳賀矢一 (文部省唱歌)
1 七里ケ浜(しちりがはま)のいそ伝(づた)い
稲村ケ崎(いなむらがさき) 名将(めいしょう)の剣(つるぎ)投(とう)ぜし古戦場(こせんじょう)
2 極楽寺坂(ごくらくじざか)超(こ)え行けば
長谷観音(はせかんのん)の堂(どう)近く
露座(ろざ)の大仏(だいぶつ)おわします
3 由比(ゆい)の浜(はま)べを右に見て
雪の下村(したむら)過ぎ行けば
八幡宮(はちまんぐう)の御社(おんやしろ)
4 上(のぼ)るや石のきざはしの
左に高き大銀杏(おおいちょう)
問(と)わばや遠き世々(よよ)の跡(あと)
5 若宮堂(わかみやどう)の舞(まい)の袖(そで)
静(しず)のおだまきくりかえし
かえせし人(ひと)をしのびつつ
6 鎌倉宮(かまくらぐう)にもうでては
尽(つ)きせぬ親王(みこ)のみうらみに
悲憤(ひふん)の涙わきぬべし
7 歴史(れきし)は長き7百年(しちひゃねん)
興亡(こうぼう)すべてゆめに似て
英雄墓(えいゆうはか)はこけ蒸(む)しぬ
8 建長円覚古寺(けんちょうえんがくふるでら)の
山門(さんもん)高き松風に
昔の音(おと)やこもるらん
前日 江ノ電に乗って江の島に出かけた。
その折 江ノ電の駅の中に
稲村ガ崎 七里ケ浜 などがあった
乗ってから 知っている駅の名前・・・
そしてこの歌が思い出された。
私が 口ずさんでいた曲
地名が各所に入っている。
この曲が
昭和8年第六年用尋常小学校
文部省唱歌
という事は今知ったことであり
私の小学校の頃には音楽の教科書に載っていたのかしら?それとも 母がうたっていたのかな?
横浜で『赤い靴』のチョコレート土産を母に買って渡した。
母は「赤い靴の歌」を歌いだした。
昔のことは正確に出てくる。
7063歩