最先端
2009-01-13 | 花
ワークシェアリングが話題に上っていた。
失業を防ぐため仕事量を分散させることだそうだが、
その分、一人当たりの給料も少なくなる。
給料が少なくて、仕事への厳しさも比較的穏やか・・・という意味で
自分が勤める会社は、とうの昔からワークシェアリング的と言えるのかも。
というのも、組合員より早く退社する管理職待遇の社員がいるくらいで、
それが許される、生暖かい雰囲気が全社を覆っていて、それに見合って、
給与は世の中の平均に比べれば、随分と低い。
高給を得るためにがむしゃらに働くか、
ほどほどの給料を得るために、ストレスにならない程度に働くか・・・
どちらが幸せかは、人それぞれとは思うものの、
後者を選ぶ人にとって『わが社は最先端』・・・かもしれない。
北陸の泣かず飛ばずの、とある企業。
でも、この不景気で、いつまで呑気に構えていられるだろうか・・・
収入が減れば出る方を絞るしかないですね。そうなると定額給付で1万円を貰っても、貰った分以上に使うかといえば・・・効果はどうなんでしょうか??
ほっとします。
100年に一度の景気だそうです。
弱い立場の人から順番に切られて
残った人間も生産性をあげるために
机上の理論でいじくられまくってます。
本当にどうなるんだろという気持ちです。
今月末から来月にかけて金曜日も休業にして
仕事が回る計算だとか、、、
お金をかけないですごすために、図書館行って
休みの昼飯は一人で冷凍ご飯をレンジでチンして
納豆でもかけてすまそうかと思ってます。
底なし沼とは思いたくないです~。
せめて先の見えないトンネルとか・・・
必ず出口はあると思っていなきゃ辛いです。
で、出口が見えないのは、とっても長いからか、
それとも途中で曲がっているからで、まさか行き止まりなんてことはない・・・と思っています。
さて、人事といえば、わたしらの世代ってのは、会社に入るなりオイルショックに見舞われて、新卒採用が、その後10年ばかり見送られ、いつまで経っても下っ端で・・・「虐げられた世代」と自虐的な思いもあったのですが、考えてみれば今こうしていられるのは、まだラッキーだったのかもしれません。
というわけで、楽観的にいたいもんですが、どうなることやら・・・です??
春を感じますね。明るくてうきうきします。
話題は暗くなりますが、
わたしの職場は、派遣、請負・・等いろいろな人が集まっています。
ワークシェアリングも結局は仕事が少なくなれば弱い立場の人が切られていきます。
人事をする人と、職場で努力している人を見ている上司が違うので、ややもするとえ゛っという事態が起きることがあります。それでも、その人事をする人も危ない。
うちはもの造りの会社で、注文あっての給料です。
先が見えないと言いますね。底なし沼でしょうか。