思ったこと。

2011-11-09 00:28:50 | 大きなこと
今オリンパスがひどいことになっていますね。


経営者の隠蔽が発覚して、株価も急落していますし、

なんといっても、関係者の方々は本当に辛いと思います。


そして、こういうニュースを見ていると、仕事に関しては、「大企業がいい」とか「中小企業がいい」とか、「起業がいい」とかっていうのは、実は大して変わらないんじゃないか、と思うんですよ。


もちろん大企業では、知名度も高いし、そのブランドや資源を活用して、仕事ができる、という考え方もできます。

そして人によっては、中小企業のほうが好き、という人もいるでしょうし、起業を目指している人もいるでしょう。


でも、これらに共通するのは、「責任が伴う」ってことなんだと思います。


本当に当たり前のことなんですが。



組織に所属する、ということは、自分がその肩書きを貸してもらう、ということですから、


ブランド力がある、という一方で、今回のオリンパスのように、不手際があれば、全員が責任を負うことになる。


原発の東電だって、そうでしょう。


そして、この責任に関しては、仕事をするうえで、必ず伴うものであって、組織の規模などは関係ないんだと思います。


何よりも必要なのは、「自分はこれから仕事をするんだ、そして同時に責任も伴うんだ」という意識を、心の中に持っておくことではないでしょうか。
(松下幸之助も、そんなことを言っていた気がします)


例えば、大学の同級生が大企業に勤める、あるいは国家公務員に務める、というのを聞いて、僕自身、すごいなあ、というか、一種の劣等感を覚えることは、やっぱりあります。


でも、こんな言い方をするのは嫌ですが、


大企業だって、経営不振に陥ったり、それこそ不祥事が起きたりしますし、

国家公務員でも、汚職とか隠蔽だとか、というのは、やっぱり起こってしまうときはあると思うんです。



だからこれはやはり、ものの見方考え方をどうするか、ということなんですが、


「責任が伴う」ということを、忘れてはいけないんでしょうね。


小さな会社でも、信頼が崩れればそれまでですし、起業に至っては、ゼロから一を作り出す、と言う意味で、それには独自の難しさがあると思います。


でも、いろんな世界が、選択肢がある中で、


絶対的に「これがラクでOK」っていうのはなくって、


しんどい部分は絶対に、あると思うんです。
そしてその大きさは実は同じ程度で、形が違うだけなんだと思います。


以下はTwitterで見たつぶやきなんですが、

「人生というものは所詮どちらに転んでも大した違いはない。ならば闘って、自分の目指すこと、信じることを貫き通せばいいのだ。闘いであるからには、いつか必ず敗れるときが来る。その時は、自然に淘汰されるに任せよう」


ってことなんだと思います。


要するに、何するにも覚悟はできてるのか、ってことに帰着するんでしょうね。

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