阪神の逆転劇に「魔物が」の声N

阪神の逆転劇に「魔物が」の声N

阪神の逆転劇に球場は異様なムード「甲子園には魔物が…」SNSささやき「夏の甲子園の決勝の再現みたい」

2023/11/02 21:42

(中日スポーツ)

◇２日　「ＳＭＢＣ日本シリーズ２０２３」第５戦　阪神６―２オリックス（甲子園）

　阪神が２点ビハインドの８回、森下、大山、坂本の適時打などで一挙６得点。得点を重ねるたび、打線がつながるたびにどんどん応援のボルテージがあがり、異様な雰囲気が広がったことから、ＳＮＳでは「さすが甲子園には魔物がすんでいる」「甲子園は恐いなぁ」「甲子園の魔物は敵味方関係なく微笑むんやな…」などと話題になった。

　阪神は７回まで散発４安打に抑えられていたが、８回１イニングに６安打を集中させて逆転した。ＳＮＳでは「なんか夏の甲子園の決勝の再現みたいだ」と、８月の全国高校野球選手権大会の慶応―仙台育英とダブらせる投稿が見られた。また、波状攻撃を浴びせられたオリックス側に対しては「いやこれ甲子園でみてるオリファンからしたら地獄やで、、、」などと心中を察する投稿も寄せられた。

　阪神は９回を岩崎が締め、３勝２敗で日本一に王手をかけた。

聖カタリナ学園高校（松山市）の野球部寮内で起きた集団暴行

毎日新聞

聖カタリナ学園高校＝松山市藤原町で、斉藤朋恵撮影© 毎日新聞 提供

　聖カタリナ学園高校（松山市）の野球部寮内で起きた集団暴行を巡って、加害者と認定された元部員7人が、退学勧告の処分は不当だとして、学校法人と校長に計約2300万円の損害賠償を求めて提訴していたことが関係者への取材で判明した。暴行は上級生の命令で、元部員も日常的に暴力を受けていたとしており、元部員の父親は「学校はろくに調べもしなかった」と訴えている。

　提訴したのは、学校が設置した第三者委員会の調査で加害者とされた元1、2年生9人のうち元1年生7人。

　訴状によると、元部員らは2022年5月、野球部寮内で同級生を暴行したとして同6月に退学勧告処分を受けた。だが、元部員らは、寮の規則に違反した同級生の身代わりとして、上級生から拳やスマートフォンで殴られていた。

グラウンド整備ができていなかったことを理由に、バットのグリップエンドで後頭部を数十回殴られたこともあったとしている。同級生への暴力を命じられ、ちゅうちょすると、「お前らがやらなければお前らをやる」などと言われたこともあったという。

　学校側に上級生か受けた暴行被害を訴えたにもかかわらず、第三者委員会の設置前に処分を下された。目前に迫った夏の愛媛大会に同校が出場できるようにするため、3年生はトラブルに関与していないと日本高校野球連盟に虚偽の報告をしたとしている。

　元部員の父親は取材に「『トカゲのしっぽ切り』のように息子たちに責任をなすりつけて収束を図ろうとした。不当な処分で、学校は事実をきちんと調べるべきだ」と憤る。

　同校は「現時点で野球部が関わっていて学校が確認できた暴行事案は全て高野連に報告している」とし、「裁判に関することなので、それ以上は話せない」としている。

　22年5月の集団暴行を巡っては、元同級生が学校法人や部の元監督らに損害賠償を求めて訴訟となっており、今回提訴した元部員7人のうち6人も被告に追加された。今回の訴訟は7月に大阪地裁に提訴されたが、集団暴行を巡る訴訟が係争中の松山地裁に移して審理される。【広瀬晃子】

埼玉 立てこもり 容疑者 警察官との交渉で8人と面会要求

NHKWEB

埼玉 立てこもり 容疑者 警察官との交渉で8人と面会要求

2023年11月2日 18時55分 事件

31日、埼玉県蕨市の郵便局に人質を取って立てこもった86歳の容疑者が警察官との交渉の中で、8人との面会を要求していたことが捜査関係者への取材で分かりました。過去に関わりがあったとみられる暴力団の関係者も含まれていたということで、警察は面会を要求した背景を詳しく調べることにしています。

埼玉県戸田市に住む鈴木常雄容疑者（86）は、31日、埼玉県蕨市の郵便局におよそ8時間にわたって拳銃を持って立てこもり、郵便局の女性職員2人を人質に取ったなどとして逮捕され、2日、検察に送られました。

2人にけがはありませんでした。

調べによりますと、容疑者は逮捕される前の警察官との交渉の中で、対応に不満を持っていたという郵便局の局長や警察官、発砲事件があった病院の院長の3人との面会を要求していたということですが、捜査関係者によりますと、このほかにも過去に関わりがあった暴力団の関係者など5人との面会も要求していたことが分かりました。

警察は事件の動機のひとつに容疑者が病院や郵便局に不満を持っていたことがあるとみていて、8人との面会を要求した背景を調べることにしています。