羊のあっちゃん

手仕事の染、織物、フエルト‥ に関係した日々の生活

初釜 その2

2010-01-11 10:35:53 | Weblog
初釜のお席は 濃茶・薄茶の両方が出されますが、まず最初に炭でまえ。
お茶を皆様にお出しするために、お湯を沸かすための作法です。お茶用の炭があり、よく火がおこり 且 美しい炭です。炭を入れる前に、湿り気のある灰を少し入れます。その次は 大きなどう炭をまず入れて、小ぶりな炭を足していきます。その次に白く化粧した枝炭をのせます。火がつきやすくする為らしいのですが、この時も見た目に美しい!日本人の美的感覚の素晴らしい事!感心します。最後に 炭・灰の匂いを消すように、お香を。入れた炭に火が付いてくると、段々香りも立ち上ってきて・・・ はなびら餅をいただいているころには 釜のお湯もシュンシュンと音をたててきます。
この釜の湯が煮えたぎる音も なかなか良いものです。 忙中閑・・・
一時 静かな時間が流れました。
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