NHK紅白歌合戦を見ている。今年で69回とのこと。ほぼ私の年齢だ。
わが家にテレビがやってきたのは、小学校中学年の頃だったと思う。その当時紅白を見ていたかどうかは覚えていないが、当時のテレビ画面は白黒で、常にひらひらと雪が舞っているように白いものがチラついていた。プロ野球中継を覚えている。父は根からの巨人軍ファンだった。川上哲治選手がバッターボックスに立ちバットを構えている姿が多い出される。
そして、中学校になってからは、確実に紅白は見ていた。その日ばかりは、紅白を見て、行く年くる年の中継地からの除夜の鐘を聞きながら、年越しそばを食べるのが定番となっていた。
当時は、家族でこたつに入りながら、みかんを頬張りながらみかんを食べ、白が勝つかな、赤が勝つかなとたわいもない会話を交わすのが、恒例となっていた。真剣に歌合戦を鑑賞していたように思う。
最近の紅白は、歌合戦というのは名ばかりで、さまざまなパフォーマンスと映像の世界だ。テレビがカラー放送になり、演出も派手になってきている。そして、今年からは4K・8K放送も始まった。
技術の発展は際限なく続いているようだ。しかし、果たしてこれが発展なのかなと思うこともある。原発により排出される放射性物質の処理方法も定まらないまま、原発が稼働している。利便性を求めるあまりプラスチックが地球上に氾濫し、自然界に悪影響をきたしている。
必ずしも発展とはいえない側面だ。しかし、これらは、人類が為す歴史の流れなのか?
賢くもあり、愚かなことでもある。
私もいつかは、運転免許証を返上する時が来るだろう。生活範囲が狭まる。身近な社会に身をゆだねることになる。ある意味で過去に戻ることになるのかもしれない。一方で、文明の利器であるテレビとの縁が一層深まりそうでもある。
良否に限らず、自分なりに取捨選択してこれからの“我がままの余生”を過ごすことになりそうだ。
わが家にテレビがやってきたのは、小学校中学年の頃だったと思う。その当時紅白を見ていたかどうかは覚えていないが、当時のテレビ画面は白黒で、常にひらひらと雪が舞っているように白いものがチラついていた。プロ野球中継を覚えている。父は根からの巨人軍ファンだった。川上哲治選手がバッターボックスに立ちバットを構えている姿が多い出される。
そして、中学校になってからは、確実に紅白は見ていた。その日ばかりは、紅白を見て、行く年くる年の中継地からの除夜の鐘を聞きながら、年越しそばを食べるのが定番となっていた。
当時は、家族でこたつに入りながら、みかんを頬張りながらみかんを食べ、白が勝つかな、赤が勝つかなとたわいもない会話を交わすのが、恒例となっていた。真剣に歌合戦を鑑賞していたように思う。
最近の紅白は、歌合戦というのは名ばかりで、さまざまなパフォーマンスと映像の世界だ。テレビがカラー放送になり、演出も派手になってきている。そして、今年からは4K・8K放送も始まった。
技術の発展は際限なく続いているようだ。しかし、果たしてこれが発展なのかなと思うこともある。原発により排出される放射性物質の処理方法も定まらないまま、原発が稼働している。利便性を求めるあまりプラスチックが地球上に氾濫し、自然界に悪影響をきたしている。
必ずしも発展とはいえない側面だ。しかし、これらは、人類が為す歴史の流れなのか?
賢くもあり、愚かなことでもある。
私もいつかは、運転免許証を返上する時が来るだろう。生活範囲が狭まる。身近な社会に身をゆだねることになる。ある意味で過去に戻ることになるのかもしれない。一方で、文明の利器であるテレビとの縁が一層深まりそうでもある。
良否に限らず、自分なりに取捨選択してこれからの“我がままの余生”を過ごすことになりそうだ。