標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

我が人生とほぼ同い年の紅白歌合戦を見ながら思うこと。

2018-12-31 22:54:11 | 日記
NHK紅白歌合戦を見ている。今年で69回とのこと。ほぼ私の年齢だ。
わが家にテレビがやってきたのは、小学校中学年の頃だったと思う。その当時紅白を見ていたかどうかは覚えていないが、当時のテレビ画面は白黒で、常にひらひらと雪が舞っているように白いものがチラついていた。プロ野球中継を覚えている。父は根からの巨人軍ファンだった。川上哲治選手がバッターボックスに立ちバットを構えている姿が多い出される。

そして、中学校になってからは、確実に紅白は見ていた。その日ばかりは、紅白を見て、行く年くる年の中継地からの除夜の鐘を聞きながら、年越しそばを食べるのが定番となっていた。
当時は、家族でこたつに入りながら、みかんを頬張りながらみかんを食べ、白が勝つかな、赤が勝つかなとたわいもない会話を交わすのが、恒例となっていた。真剣に歌合戦を鑑賞していたように思う。

最近の紅白は、歌合戦というのは名ばかりで、さまざまなパフォーマンスと映像の世界だ。テレビがカラー放送になり、演出も派手になってきている。そして、今年からは4K・8K放送も始まった。
技術の発展は際限なく続いているようだ。しかし、果たしてこれが発展なのかなと思うこともある。原発により排出される放射性物質の処理方法も定まらないまま、原発が稼働している。利便性を求めるあまりプラスチックが地球上に氾濫し、自然界に悪影響をきたしている。

必ずしも発展とはいえない側面だ。しかし、これらは、人類が為す歴史の流れなのか?
賢くもあり、愚かなことでもある。

私もいつかは、運転免許証を返上する時が来るだろう。生活範囲が狭まる。身近な社会に身をゆだねることになる。ある意味で過去に戻ることになるのかもしれない。一方で、文明の利器であるテレビとの縁が一層深まりそうでもある。

良否に限らず、自分なりに取捨選択してこれからの“我がままの余生”を過ごすことになりそうだ。
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IWC脱退。私はクジラを食べないが、見過ごせない事態だ。またもや政権の私物化かな!

2018-12-30 20:37:07 | 日記
わが国は、国際捕鯨委員会(IWC)を脱退し、来年7月から商業捕鯨を始めるという。

国民に問うことなく、政府が決めてしまった。IWCは、クジラの保護と捕鯨産業の秩序ある発展を目的に設立され、外交により捕鯨の課題を解決する目的で設立された。それなのに、国際協調の道を自ら閉ざしてしまった。

アメリカのTTP脱退と同じだ。日本は国際社会から非難を浴びることとなり、日本のイメージは大きく減退すると危惧する報道が多い。様々な方面で、混とんとする世界情勢の中で、何故、もっと腰を据えた慎重な対応ができなかったのか?

報道によると、この決定については、政府内でも対立があったという。捕鯨政策をつかさどる水産庁と、国際協調を重んじる外務省との間で激しい駆け引きがあったとのこと。「IWCは機能不全」とする水産庁に対し、「国際的信頼を失う恐れ」と外務省は抵抗した。「IWC脱退を決め、捕鯨もやめるのはどうか」との外務省側の意見もあったようだが、最後は政治決断での決着となったようだ。

1960年代には年間20万トンを超える年もあったクジラの肉の消費量は、その後、激減し、今や50分の1になっているとのこと。
また、IWCを脱退し捕鯨を再開することについて、自民党の捕鯨議員連盟は歓迎しているという。さらに、くじらの町である太地町は、自民党・二階幹事長の選挙区である。同じくクジラの町である下関も安倍首相の選挙区である。またもやきな臭い裏事情もあるようだ。またもや政権を私物化していると言えそうだ。

外務省と水産庁との対立もあるのに、政治決着となってしまった。
今の日本の政治の由々しき汚点だ。脱退を検討した経緯が国民には見えない。国会や審議会などでもしっかりした議論はなかったようだ。単に政治決着を急いだという向きもある。これはまさにアメリカのトランプ大統領と同じ手法ではないか。

アメリカと一緒に沈没してしまわないように舵を取って欲しいと願う。
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孫たちと過ごす年末年始。ジジ・ババの仕事だ。

2018-12-29 20:46:33 | 日記
昨日、今日の両日、息子の家の壁リフォームを行っていた。
今日の午前中で作業が終了した。昼食は、皆でハンバーガーを頬張った。いつも食べるのに時間がかかる双子の孫たちは、あっという間に食べ終わった。

昼食後、総勢7人が集まったので、モールまで出かけようということになり、出発した。思えば昨年の12月29日も同じように出かけた。

息子の妻の運転で出発したが、しばらくして、双子の兄の体調が悪くなった。体調と言うより、心理的にドライブが嫌だったようだが。しかたなく引き返し、近くのショッピングセンターで買い物をすることになった。

食品売り場の店内を7人で巡り、息子たちは明日の朝食の材料を買っていた。他の各店舗巡りをしようと思い外に出た。店が並ぶアケードになっていて、店内には外から入るしかない。しかし、外は冷たい北風が吹いていて店巡りをする気にはならなかった。
やむを得ず一行は、息子宅に引き返した。

ジジ・ババは、買い物をして家に帰ったのは夕暮れ寸前になった。
何故か久しぶりに夕刻のひと時をのんびり過ごせたように思う。早めの夕食後、10数分ほどうとうとした。
振り返れば、26、27日は静岡往復に費やし、昨日からリフォームの手伝いで日中は外出だった。ドライブの疲れが癒えないまま、大工仕事だったので疲れたようだ。

自分の子供を育てていた時は、肉体的にも精神的にも今より荷重労働だったと思われるが、疲れを感じる年齢ではなかった。かわいい孫たちなのに、行動を共に過ごすと疲れを覚えるようになったのは、自分たちが年老いてきたのだとつくづく感じる。

我儘かもしれないが、子供や孫たちのいない今の生活で、孫たちの笑顔を見たいと思い、時には孫たちと一緒に過ごす生活の方が良いのかもしれない。

そして、時にではないが、明日はジジ・ババの家に孫たちが来るという約束をした。それもまたありかなと思う。小学校や保育園は、冬休みだ。孫と共に過ごす年末年始が、我々の仕事だと思う。

明日は、小さな臼で孫たちと餅つきをする約束をした。すでに、ババはモチ米を水に浸けた。私は明日の朝一番に、臼に水を入れる予定だ。
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やはり富士山を眺めるのは、冬に限る。ドライブの癒しになる。

2018-12-28 22:35:08 | 日記
昨日は静岡県の掛川から河口湖を経て東京都に入ってわが家まで帰った。日本海側まで寒波が入って寒くなっている。東海・関東にも寒さがやってくる直前の日、比較的穏やかな日和だった。

このルートは富士山が良く見える。妻と私の脳裏には様々な富士山の姿が残っている。しかし、長距離ドライブだったのでいちいち駐車するわけにもいかず、あまり写真は撮れなかった

峠を登り切って下る瞬間の富士山と左右のすそ野まで眺望できる富士の雄大な姿は何度か見ることができた。だが、この時に限って駐車できない。また、一瞬にして木立に隠れ、次に木々の切れ目から現れた富士の姿は、一変してしまう。見えるのは山の頂きだけだ。何回かこのようの光景に出会った。

車は全く止まらないわけにはいかない。昼食のため山梨県にある“富士ミルクランド”では、比較的長時間の休憩だった。
富士ミルクランドは、入場は無料で、広い敷地に動物とのふれあい、ミルクたっぷりのソフトクリームやジェラードが味わえるだけでなく、レストラン、BBQ、牛乳絞り、ドッグランなどが楽しめる。おまけに宿泊施設まである。そして、ここから見える富士山もあまり遮るものがなく美しい。

以下、ドライブの途中の風景とミルクランドの風景を紹介する。


国道52号線から見た富士山。この後走りながら様々の富士を見ることができたが、写真は撮れなかった。


ミルクランドに着いた。


ミルクランドの位置。標高603mで北緯35度20分13秒とのこと。後で気が付いたが、この裏面に東経が載っていたのだったが、失念した。


みるく菩薩は、富士宮市地域力再生総合研究機構の「乳(ニュー)ディール政策」により、新たな観光スポットの創出を目指して建立されたもので、富士山の恵み、地域愛の化身とのこと。


ふれあい広場の馬小屋に入っていた馬。乗馬体験ができるとのこと。


この広場の動物は種類は少ない。羊がメインのようだ。比較的おとなしく優しいからだろう。


鳥類はアヒルだけだった。


わが家の愛犬タロとロバとの対面。タロは大喜びだった。


ミルクランドの近くだが、今日の富士山の光景で最も美しかったものだ。

昨日のドライブの疲れが出たのか、眠くなってきた。本日はここまで。
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株価が下がる、米での辞任の前倒しなど物騒なニュースが流れたが街の中は?

2018-12-25 21:45:51 | 日記
昨日今日に限っても様々なニュースが流れている。

アメリカ市場はじめ世界の市場で株価が下がった。あるコメンテイターはクリスマスにこれだけ下がったことは過去にはないだろうとのこと。

原因は米トランプ政権の混乱にあるという。経済的懸念は、米中の貿易摩擦だ。残念ながら摩擦というより戦争状態のようだ。これに輪をかけ、シリアからの米軍撤退の問題、米国務長官の辞任の意向に対し予定より前倒しで辞任となる。米国内でも、メキシコとの国境に壁をつくる問題で、議会との確執も生じている。トランプ大統領の傍若無人な言動の弊害が起こっている。

更に今日のニュースの中に、中国でクリスマスの禁止の動きが一部地域であると報じられていた。インドネシアでは火山活動に起因する地震で多くの犠牲者が出ている。
「災」は日本に限ったことではないようだ。原因も自然だけでなく人災またはそれに近いものに該当する事態も多い。

自衛隊機が韓国軍からレーダー照射を浴びた。また、今日は日本の株も大幅ダウンし、政府・日銀は緊急の会合を開いた。

この最中に、安倍首相は、第2次安倍内閣が発足して明日で6年となることについて、官邸で記者団に対して語っている。「あすを切り開く」「緊張感を持って政権運営にあたる決意」「希望あふれる日本を作っていく」「緊張感を持って政権運営にあたる」など、例によって美辞麗句を重ねていた。

こんな世知辛いニュースを見聞きしながら、明日の準備のため、街へ買い物に出かけた。いつもより車が混んでいた。今日がクリスマスからなのか? 様々なニュースが流れる中、ごく狭い地域に限れば、世の中の出来事とは関係ないような市民の生活を感じた。

26日、27日はブログを休みますので悪しからず。
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