標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

葉っぱだけが成長し過ぎたポニーテール。大きな馬の尻尾になってしまった。

2018-08-31 20:02:08 | 日記
朝は曇っていたが、昼前後は晴れていた。しかし、午後からはにわか雨がふったり曇ったり。暗くなってからは遠雷が聞こえる。都市部では、落雷や激しい雨が降っているようだ。南の海上は猛烈な台風がいる。来週の火曜日以降が日本に影響がありそう。しかし、その前に秋雨前線の活動も活発で、東北・北陸は大雨等による被害が出ている。
これで今年の夏の大雨・猛暑も終わってほしいものだ。

さて、わが家の観葉植物の中でもっとも大きいのに、今まで紹介しそびれたものがある。ポニーテールだ。リビングのコーナー棚に置いてある。妻が30年前に小さな鉢に植えてあったものを買ってきた。数年後大分成長し、葉っぱが垂れ下がってきたので大きめの鉢に植え替えた。実際は植え替えたというより、小さな鉢のまま、大きい鉢に入れた。
小さい鉢の時、幹のふくらみに趣があったが、葉の成長が旺盛であったので、鉢ごと倒れてしまうようになった。そのため大きい鉢にそのまま植えてしまった。幹元のこの植物の特徴である、幹の株元のふくらみが隠れてしまった。

和名はトックリランという。メキシコ原産の常緑樹で、10mほどに成長するとのこと。幹がとっくりに似ているので、この名になったようだ。もともと成長はゆっくりで、10年を超えると、クリーム色の花が咲くという。
わが家では咲いていない。きっと小さな鉢いっぱいに根が張っているのだろう。その分成長がさらに遅くなっているようだ。


幹の太さは直径3cmほどで、高さは30cm。幹の天辺から、葉が30㎝ほど上に伸び、垂れ下がる。下がった先はあと20㎝くらい下がれば、床につく。葉っぱの上から下までは、120cmの長さだ。わが家では仔馬どころか、大きな馬の尻尾となっている。

こんなリビングのコーナーにおいてあるわが家のポニーテル。コーナーの他のオブジェなどにに溶け込み、植物というより造花のような存在だ。それで、紹介が遅れてしまったのかもしれない。
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マーキングポール(犬用)を手作り。巨大なオブジェになってしまった?

2018-08-30 20:05:04 | 日記
タロ(犬)は、わが家に住み着いた頃は、家のあちこちでトイレをしていた。そして、何とか決められた場所でトイレをするようになった。やがて朝夕の散歩をし始めてから、外でトイレをする習慣がついてしまった。

近年は、散歩に行くまで、全く家の中でしなくなった。冬の雪、梅雨時、台風など気象状況に関わらず、外でないと用を足さない。今年のような酷暑では散歩に行く時間がとりにくい。早朝から日が照り、日没後も路面は熱い。肉球が火傷しそうだ。暗くなっていく。ご近所ではマムシが出没。夜の散歩は怖い。

先日、ブログにも書いたが、原因不明の左足を上げたまま、他の3本脚で歩く症状で2回通院した。2回目に気が付いたのだが、入り口近くに「近隣に迷惑をかけないために、犬などの排泄は、病院の敷地内でさせてください」と書いた表示板があった。車が5台ほど止められるスペースで、それほど広くないが、庭というより駐車場がある。よくよく見ると、玄関わきに数本の庭木と芝生、それにオブジェのように円形にレンガが敷いてあり、中心には直径10cm、高さ60~70㎝のポールが立っていた。診察の後、タロはそのポールにめがけて、オシッコをした。

その時はタロの方に気が向いていたので、あまり意識になかった。帰宅後タロの様態がよくなって、妻に「今思えば、病院の駐車場の脇に、トーテンポールのようなものがあって、タロはそこでオシッコをした。あれは、排せつ用に作ったんだ」と話した。

ネットで調べたところ、「マーキングポール」というものがあり、ほとんど室内用だが、男の子のトイレのしつけのためだと知った。

早速、通常の半額ほどで販売されているアウトレットに行き、予め円形用に作られたパーツと周囲を囲う普通のレンガを購入した。レンガを敷くスペースづくりとレンガ敷きの作業を行った。暑さのため1日の作業時間は2~3時間だ。作業には2日間を費やした。

この結果、出来上がったトイレスペースは、1辺が110cmの巨大なものになった。散歩の前に、4回、このスペースに導いたところ、今のところの確率は50%だ。いつごろ習慣化してくれるのかな?


動物病院のマーキングポールのあるトイレスペース。半径30~40cmほどと推定する。


タロのために設置したトイレスペース。世界遺産にでもなりそうな巨大なオブジェになった?。
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「もう過去には戻らない...」と決意。心因性発声障害を克服した、森友嵐士さん。

2018-08-29 20:00:39 | 日記
午前中の要件をすまし、遅めの昼食をした後、テレビを見ていたところ、NHK総合の「ごごナマ」のゲストが、T-BOLANのボーカル、森友嵐士さんだった。「歌声を失った壮絶な14年間・復活までの軌跡」というテーマで森友さんが語った。

1999年に、声が出なくなり、他のメンバーのことを気遣い休止でなく、一気にT-BOLANを解散した。何か所も病院をめぐったが、原因が不明であった。最後に行ったところで、心因性発声障害と診断され、衝撃は大きかったとのこと。

ボイスセラピストの専門家であるボイストレーナーに出会った。ボイストレーナーは、何回通っても通院までの1週間の出来事を話しなさいという。1週間の出来事などを話す治療が続いた。そして、「魚釣りを仕事としなさい」と言われた。ボイストレーナーは、とても重度の障害だと把握し、歌わせないと判断したのだ。

もともと魚釣りが趣味だったので、その後魚釣りに熱中した。リハビリ中に一般の人が行う、一生分の釣りをしたと語る。

「もう過去には戻らない。ここからが出発」だと決めた。そして、リハビリとして、「上を向いて歩こう」を歌うことにした。ひらがなで歌詞を書いて、声が出なかったところをチェックした。回数を重ねるにつれ、チェックが少なくなってきた。

また、2011年の震災の被災地で、ボランティアとしてタイ焼きを焼いていた。最初は素性が分からなかったが、ある時「森友さんでしょ?」といわれ、「歌が聴きたい」「T-BOLANはもうやらないの?」と声をかけられたのが復活のきっかけだという。
その後、T-BOLANメンバーで山中湖近くで3日間過ごし、もう一度T-BOLANをやりたいと話したことから、復活の話が始まったという。

森友さんは、番組が始まってから約45分間、声が出せなくなってからの苦悩、グループの解散、リハビリの過程、他のメンバーとの関わり、T-BOLANの再結成に至るまでを熱心に話していた。

終盤には、ピアノの弾き語りで、「上を向いて歩こう」、「離したくはない」を歌った。

最後に森友さんは、「かつて100万枚という単位でヒットした。それだけの人が効いてくれた。今後は全国をツアーし、その人たちの前で歌い感動を共有したい」という旨を語っていた。

また、視聴者の同じ心因性発声障害を経験している人からのメッセージとして、「森友さんのように前に向いていきたい」と紹介された。

森友さんの語りは多くの人に勇気を与えたこととだろう。
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障害者法定雇用率の水増し:関係大臣の責任を問うべき問題だ!

2018-08-28 20:56:55 | 日記
中央省庁の障害者法定雇用率の水増しの問題は、わが国の政治・行政の底流にある、数による帳尻合わせで済ますという体質だと思う。
そして、今回の事案には、政治・行政の悪しき側面が現れているのではないか。

そもそも雇用率を定めなければ、障害者雇用をしないという行政はじめ企業の体質だ。昭和35年に障害者雇用促進法が制定されている。そして一定程度障害者を雇用する雇用率を定めた。国などの官公庁は、民間より高めの雇用率となっている。民間の場合は、雇用率に達していない企業は、その社名を公表することとなっている。ただし、雇用率に達していない人数分の納付金を収めれば、社名公表は免れる。

今日厚労大臣が会見で中央省庁の障害者雇用の水増しがあったことを公表した。できるだけ年内に法定雇用率を満たすよう、各省庁に求めた。きわめて生ぬるい内容だ。法を順守すべき国の機関が犯した犯罪なのではないか。

厚労大臣は「水増しが故意か誤解かの把握は困難で、今後、弁護士を含めた検証チームの調査に委ねたい」とのこと。行政を擁護しているに過ぎない。
この会見で「誤解」ということばを使うのは情けない。財務相の文書改ざんに匹敵する行為だと思う。雇用率の算定に誤りがあったというが、内容は障害者手帳などの確認をしないで、障害者と認定し雇用率を算定した。地方公共団体もそれを認めている。しかし、これは言い訳に過ぎない。厳しく言えば詭弁である。何故ならば、法律の中で雇用率の算定方法や障害者としての認定方法は、明記されている。やるべきことを怠ってる。

法律などを厳密に履行する「公務」が法に基づくガイドライン通りに行わないということは、通常はあり得ない。つまり、意図的に数の水増しを行ったということになる。

それなのに政治家は、今回も各省庁の官僚ら役人の責にするのだろう。しかし、それでは済まないのではないか。民間に厳しく政治・行政側には甘い。そして、森友・加計学園などの最近の不祥事すべてに当てはまる、トップ(特に大臣)は責任を取らないという構図が見えてしまうのは残念でならない。

今回の法律違反(数の水増し)については、少なくともすべての関係する省庁の大臣は責任を取るべきである。前代未聞かも知れないが、今回の事案は、総理大臣以下、総辞職に該当するのではないだろうか。
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人は腸内細菌のお蔭で生きている?

2018-08-27 21:46:25 | 日記
今日は買い物の帰り道、FMラジオを聞いていた。放送局はJ-waveだ。長年、カーラジオは、埼玉発ナックファイブを聞いていたが、少々飽きてきたので、最近はJ-waveにしている。でも、どの時間帯にどのような内容を行っているのかは、まだ分かっていない。ところが、今日はたまたま耳に飛び込んできたのは腸内細菌に関する内容だった。私だけでなく妻も耳に入ったらしく、しばらくこの放送に聞き入った。

「腸内細菌」の数は約100兆個で1000種類と言われているという。人の細胞は38兆個といわれるので、その数より多い。そして、「細菌」に関する最近の研究では、善玉菌と悪玉菌と言われているけれども、必ずしも「悪玉菌」は悪玉とは言えないという。悪玉菌でも常に害を及ぼすわけではなく、消化・吸収を助けたり免疫機能を高めたりと、それなりの役割も果たしているらしい。更に、最近の研究では、腸内細菌の数や種類は人それぞれ異なるという。通販などで販売されているキットで検便により、DNA検査で菌の状態を見ることができるという。

何気なく聞いていたが、とても興味深かった。コメントしていたのは、サイエンスライターの島田祥輔さんだ。放送内容で共感できた内容を私なりにまとめると、「人の腸内細菌には個性がある。個々人の腸内細菌の傾向を知り、共生していくことが必用」ということだ。

人が生きるための要素はいろいろあるが、人ひとりに100兆個も存在する腸内細菌もその一つだと認識させられた。さらに終盤に語られた内容も重要だ。ヨーグルトなど数々の乳酸菌をただ摂るだけでは不足だ。川に流されるように、食べただけでは流される。したがって腸内細菌が食べる餌(例えば食物繊維)を与えなければならないという。

アレルギーの原因も腸内細菌が関係しているかもしれないという説もあるそうだ。もしかしたら、人の個性も腸内細菌が関係しているのかな?と思える。「人の細胞よりも腸内細菌は約3倍も多く、数で勝っているので、腸内細菌が支配している」と想像してしまう。
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