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標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

白壁のアメリカンハウスが立ち並ぶ街入間市にあるジョンソンタウンを訪問

2018-01-31 19:42:34 | 日記
所沢市に行った帰路、ジョンソンタウンに寄った。だいぶ前からジョンソンタウンの存在は知っていた。道路から奥まった地域に存在すると思っていた。ナビで目的地を入れると、ゴールが道路沿いにある。ナビの表示がおかしいのかなと、半信半疑でドライブする。やがて、ジョンソンタウンの標識とパーキングの表示が見えた。国道463号線(行政道路)に面していた。この道は、埼玉県に住むようになってから、何回も通っていた。標識は"JOHNSON TOWN"と書かれている。ウムー、英語表示だったから、通り過ぎていたということが分かった。

駐車場があると聞いていたが、ある案内では居住地域であるので住民に迷惑をかけぬよう留意することと書かれていたので、多分駐車場は少ないだろうと思っていた。しかし、少なくとも50台は止められるコインパーキングが整備されていた。

駐車場は30分は無料だ。一見したところ小さな街並みなので、30分で一覧できると歩きだした。しかし、歩いてみると、街並みは東西南北に何本も道があり、いろいろな店があった。

どの店や一般住宅も白壁の平屋だ。平屋は最近妻と私が憧れる住宅である。わが家は2階建てだが、3人の子どもたちが独立したので、2階の部屋は寝室としてしか使っていない。妻の家事室と私の書斎を2階に設けているが、実際はそこで実務はほとんど行っていない。リビングで済ませている。今になって平屋のほうがよかったと思う。しかし、平屋を建てるには敷地が狭いし、毛頭から資金もない。仕方なく現況で妥協している。

さて、ジョンソンタウンは、横長の板をはった壁で、すべて白壁である。古いものは米軍が建てたもので60年も経っているとのこと。行ってみて分かったが、ジョンソンタウンに住むのには、賃貸として入居するようだ。値段はお問い合わせくださいとあるので分からない。

カフェやレストラン、雑貨店、ヘアーサロン、歯科医院、エステ、スタジオなど様々な店があり、60店舗を超す。そしてタウンの南西側には、富士見公園がある。公園の近くのエリヤは、店は少なく主として居住地域となっている。

アメリカンハウスは軒先が広く、ウッドデッキがある。遠くからみると、昔見た西武劇の場面を彷彿させる。

英国の小物を売っている店に入り、楽しんだ後土産を買った。店員に写真を撮っていいかと聞いたら、店内はだめとのこと。外はよいというので、店外の写真を撮った。ジョンソンタウンは、管理事務所があり会社が管理しているので写真撮影などは制限されるので注意を要する。


立ち寄った店の全景。主に英国の品物を販売していた。


店の入り口。


横から見た店。おしゃれにおかれたオブジェ。


青い郵便ポスト。


米粉で作るパン屋さん。今日の夕食を買った。


お土産。"レモングラス&ジンジャー"と"ザクロ&エルダーフラワー"のスパークリング。それと、"シーソルト&サイダービネガーポテトチップス"。頂いたジョンソンタウンのパフレット。パンは食べてしまった。

後で分かったが、犬同伴のカフェもある。今日はタロ(犬)は、家で留守番だったので、次はタロ同伴で行くことにする。
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自然豊かな日本だが、災害も多い。シェルターなどの備えを早急に装備しなければ!

2018-01-30 19:44:10 | 日記
今日は(30日)、本白根山の噴火災害が起きてから1週間がたった。地元のスキー場には献花台が設けられ、スキー場の関係者などが花を手向けて亡くなった自衛隊員に黙とうをささげたとのこと。また、那須町では、「那須岳火山防災合同訓練」を行ったという。さらに、蔵王山で火山性微動と山頂の南方向が隆起する地殻変動が観測されているとのことで、噴火警戒レベルを、1(活火山であることに留意)から、2(火口周辺規制)に引き上げた。

わが国には、活火山が111あり、その内50火山が、「火山防災のために監視・観測体制の充実等が必要な火山」に指定されている。草津白根山、那須岳、蔵王山も指定の火山となっている。

火山災害警戒地位に指定された155市町村のうち、避難計画を策定しているのは51市町村(2017年6月時点)と約3分の1にとどまっているとのこと。草津町も国の指針に基づく十分な避難計画が策定されていない。調べるとハザードマップ(草津白根山火災防災マップ)は、草津町はじめ関係自治体と共同で作成されている。それによると大規模な噴火が起きた場合は、草津町中心部も降灰があるという設定もされている。マップだけに止まらず、これらの災害に対応する具体的な対策が望まれる。



国のレベルでは、噴火災害の計画地域を想定している。しかし、具体な計画は自治体レベルでの策定に任されているようだ。

私は現在、地元の自治体のある分野で、向こう3年、5年の施策計画の策定委員会に所属している。数値目標をあげ、年間計画を立てるが、町村の規模では、利用対象者がいない、利用該当施設がないなどの事態も生じる。しかし、サービスの対象となる人はいつ発生するか分からない。実績がなくとも計画値を0でなく、1と設定する。これが毎年繰り返される。設定しないよりはましだが、実態が伴わない。これでは計画書作りのための計画書となってしまう。

このように国の指針では計画書を市町村レベルで作るようになっている。市町村レベルでの計画書は必要であるが、単独ではなく近隣市町村と連携した計画策定が必要である。

まして火山や地震等の課題となると、自然災害に対しては行政範囲を超えた地域の対応が必須となる。火山災害警戒地域の避難計画等の対策も、国や県レベルがもっと介入しすべきではないかと思う。町村レベルでは、予算も十分でない、少ないスタッフの対応で、計画書を作成するのは負担である。内容によっては自治体内には専門家もいないこともある。該当分野の専門化も含めたスタッフの配置、予算の拠出は、国または都道府県レベルの事業として行う必要がある。何故なら、市町村の枠を超えた国民や外国人の安全・安心な生活のための課題だからだ。

ヨーロッパから見ると日本は、極東である。命名された頃は、世界からはあまり認知されず東の外れにある未知の国であったのかもしれない。しかし、今や、日本はそれなりに知られた国になっている。海外からの観光客も年々増加している。そこは、背後にそびえる山を仰ぎ見て、正面は海を見ながら温泉に浸かるという豊かさを満喫できる。素晴らしい国かもしれない。

しかし、天然の湯に浸かり楽しめるということは、温泉と火山は同居しているともいえる。常に火山噴火のリスクは存在している。山があれば大雨による土石流も生じる。また、プレートの動きによって成り立った日本列島からすると地震も津波もある。おまけに台風や雪害も。反面、この自然による恵も多い。四季の移り変わり、豊富な魚介類、山河がもたらす農作物など、自然による恩恵も多大だ。我々日本人は、自然の脅威と共に自然の恩恵も受けている。

自然からの恩典を受けながら、常に自然災害に対するリスクにさらされている。そして、今回は火山噴火災害が発生した。少なくとも火山災害警戒地位に指定された地域には、広域の安全対策を行うとともに、観測強化はもとより、シェルターを設置するなど、質の高い防災対策を早急に行うべきだと思う。
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ブログは明日休みます。昼に孫達に作った肉まん。

2018-01-28 19:06:38 | 日記
昨日と今日は、孫たちのお守りでした。これから買い物の時間。ブログは休みます。悪しからず。
妻が、昼食の一品として朝から作った手作り肉まん。今日は写真のアップのみです。


皮に包んだところ。


蒸し器に入れて蒸している最中。


できあがり。手作りらしく大きさがバラエティーに富んでいた。孫たちは美味しいといって食べてくれました。
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「差別体験」を糧に生きてきた野中さん。硬軟使い分けた政治家。

2018-01-27 19:23:06 | 日記
野中広務さんが亡くなられた。私は野中さんに間違ったイメージを持っていた。当時は、それほど政治に関心がなかったからかもしれないが、怒りながら物言う政治家で「タカ派」かなという印象があった。ところが、新聞やテレビでは「ハト派」「護憲主義」ということだったとのこと。



その中で、やや違った側面から野中さんを見ている記事があった。JCASTニュースで、魚住昭さんの著書「野中広務 差別と権力」から、引用されながら野中さんの人物像を述べていた。
「から求められる役割と外から求められる役割。相反する二つの要請に応えながら、野中は双方の支持を取り付けてきた・・・二つの顔を使い分けながら『調停者』の役割を演じてきたといってもいい」と分析。90年代、連立政権の時代に、利益の異なる集団の境界線上に身を置きながら、きわめてタフな調停者として権力の階段を上っていったと見ているとのこと。

この「二つの顔を使い分け」という野中さんが、私の野中さん像になっていたようだ。

さらに、辛淑玉さんと共著で出した「差別と日本人」(角川書店)では、野中さん自らの「被差別体験」を赤裸々に語っていると紹介されていた。

「婚約のとき、妻になる人に『言うておかなければならないことがある』と切り出した。『それは僕がの出身者だということだ』。妻は、『私が理解しておればいいことです。親や兄弟まで了解を得なければいけない話ではありません』と答えた」ということだった。

政治家になる前も、政治家になってからも「出身」ということで、陰口を叩かれたりして苦労されたようだ。

私の父は、自営業を営むために、全く未知の土地で開業した。その地域は農村部であった。「よそ者」ということで差別された。私は幼少時だったので、自身にはその体験はなかった。物心ついてから、父から、住みはじめたころ受けた「よそ者」扱いについて聞かされたものだ。そして、父はこれら差別と闘うためには、「(差別)に負けてならぬものかと常に抱き、己の信念を貫くことが必要だ」というような話をよくしていた。私に諭していたのだと思う。しだいに、父は地元の人に受け入れられるようになり、信頼を得てきたという思い出がある。お蔭で、私自身は「差別」を受けたという認識はなかった。

ところで標高330mに、私が住みだしてから20年を過ぎたことは、本ブログで何度か述べている。
しかし、実は、当地に住みだしてから、何度か「差別」的な発言を聞いている。私が住んでいる一角は新興住宅地で、新たに住み始めた人ばかりだ。従って、地域の中でひとつの班を為しているが、我々の班は、別扱いにされることがある。かつて父が受けていた「よそ者」扱いと同じだった。

しかし、犬の散歩、行事や班の代表者会議への出席をしていくうちに、次第に「よそ者」意識は薄れてきた。何よりも効果があったのは、「犬の散歩」だと思う。現在の犬は2代目だ。初代の犬は、ハスキー犬と紀州犬とのハーフで、動物指導センターから譲り受けたもので、「ジロ」と名づけた。センターでは、アニマルセラピー犬として躾けていたらしく、気立てのよい人懐こい犬だった。そのお陰で、私の名前は知らなくても、「あらジロちゃんのお父さんですか?」と初対面の人からも声をかけられた。妻と私は今でも「ジロ」と過ごした日々は忘れられず、一緒に過ごせたことにを感謝している。

初代目の「ジロ」君。
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部下をかばおうとして負傷し亡くなった自衛隊員の勇気と愛に敬意を表す

2018-01-26 19:22:40 | 日記

はじめに草津白根山噴火で亡くなられた陸上自衛隊員の伊沢隆行さんに、哀悼の意を表します。
また、奥様や4人のお子様には、深い悲しみを抱いておられると思います。おかけする言葉もありません。悲しみを乗り越え、伊沢さんの生きていた証を胸に、今後の生活を送られることをお祈りするばかりです。

伊沢さんは、噴石から部下の隊員をかばおうと上に覆いかぶさったところ、背中に噴石が直撃したとのこと。
きっととっさのことなので、躊躇せずこの行動を行われたのだろう。何んと勇気と愛のある行為であったか! 誰もが瞬時に動けるような行動ではないかもしれない。身を挺して部下をかばうという行為と伊沢さんには、敬意と尊敬を表します。

話題がかわるが、
この噴火のニュースと並行して、相模原障害者施設殺傷事件が起きてから26日で1年半が経ったという記事(神奈川新聞)があった。拘留中の植松被告と新聞記者とが、2回の面会と11通の手紙のやり取りをしたという。被告は「社会へ問題提起」という身勝手な動機とそれに対する識者の意見が述べられている。ここでは、それらの課題に対する意見を述べるのではないが、記事の中に私の気に止まった記述があった。

それは、「・・・(被告は現役時代)入浴介助の時に、溺れそうになった入所者を助けたことがあった。そして、どうして助けたか、わからない、という。・・・」という記述だ。

被告は余りにもむご過ぎる犯罪を犯していて、その動機については「自分は間違っていない」と言い張っているという。しかし、それほどに自己主張の強い被告が、"助けた"という行為に対して、"わからない"というのはどうしてだろうか?

被告を弁護する意図は全くないが、被告にも、当時は危急時の事態に直面し、無意識の行動の中に、"救い"という意志が一瞬かもしれないが、現れたのではないか。
被告は、殺戮を肯定する自分を主張するがために、自身のなかにある"人を救う"という部分を、わからないという言葉や意図で閉じ込めているのではないかと?

今後、裁判で被告の行為が裁かれるであろうが、"人を助けた"という自身を呼び出し、認知してほしい。そして、事件について反省し、被害者とその家族に対して謝罪し、罪を償ってほしいと願う。
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