標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

冷蔵庫のドアが閉まらない:原因は野菜部の下に溜まった氷だった

2018-03-31 20:31:50 | 日記
冷凍冷蔵庫は、重要な家電であることは今更、言うまでもない。しかし、今日はその扱いに留意しなければならないとつくづく思った。

我が家は、野菜室には、根菜類と牛乳、味噌などを入れていて、葉物は冷蔵室に入れるようにしている。その野菜室のドアが、ピタッとしまっていないことに気が付いた。

野菜室などに置いたものが、どこかに当たっているのかなと確認したが、そうではなかった。野菜容器の奥に何か落ちているかもしれないと思い。容器を外してみた。何と野菜容器を入れる床の奥に氷の塊があった。この床の下は、冷凍室になっている。したがって床は冷却装置があるようだ。野菜室から落ちた水分が凍ってしまったようだ。氷の間には何やら包装紙のようなものが挟まっている。濃いベージュ色だったので、あたかも太古の生き物が氷漬けにされたようだった。


野菜容器をとったあと、氷の塊を見て、私と妻はどうしようかと、茫然としていた。氷は真っ白というより、黒っぽいカビのようなものもある。とにかく電源を切って氷を解かすしかないなと覚悟し、庫内の床の汚れをぼろ布でふき取る作業を行った。しばらくこの作業をしていると、手前に薄く張った氷の膜が融け、剥離しだした。さらに奥の方に手を伸ばすと、氷を剥がせる部分もあった。

イチかバチかと思い、大工道具からポンチと金槌を取り出し、最新の注意を払いながら、こつこつと氷を叩いてみた。すると、徐々に欠けてきた。さらに少しづつ叩くと、ひびが入りだした。真冬の凍結土の氷をかくような感触を覚えた。これはいけると思い、作業を続けた。


最後は、爪楊枝で小さな氷のカケラを取り氷はすべて取り除けた。

ポンチで庫内の氷を割るなどという作業は、本来ならばやるべきでない。電気製品なので一瞬で、機能を失うかもしれない。このような作業は2度と行わないように、今後はまめに点検、清掃行わなければならないと思った。

気を取り直して、外に出たら、わが家の枝垂桜が満開だった。まだ、木が若いので枝垂れというより通常の桜のようだ。だが、野菜室の悪夢(のような現実)を忘れさせるそのピンク色は桜らしかった。私と妻を癒してくれた。




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秩父「羊山公園」のほぼ満開の桜と咲き始めた芝桜

2018-03-30 19:40:20 | 日記
昨日は予報通り、最高気温が25℃。しかし、今日はこれまた予報通り大分涼しくなり、18℃だった。昨日、知人から「羊山公園の桜がきれいで満開に近かった」という話を聞いた。通常なら4月中旬ごろが見ごろだが、もう、満開に近いようだ。都市部とあまり変わらない。秩父市に行くついでに、羊山公園に行ってみることにした。この公園は、芝桜で有名だが、桜もきれいだ。

国道299号線を飯能方面から秩父市内に入る直前の「坂氷(さかごおり)」という交差点を左に曲がると公園に行く。


公園の手前には「姿の池」がある。古くからある池で、灌漑用水のため池として使用していたという。水がきれいなので人影が映ることから「姿見池」とよばれたようだ。しかし、怖い伝説もある。その昔、大雨のたびに池の堤がきれてしまった。それを鎮めるためには、巡礼の娘に聞いたところ、その娘は「人柱を立てると良い」と言った。村人はその娘を捉え、泣き叫ぶ巡礼娘を人柱に立てたという。
今は静かに水をためているし、桜がきれいだった。

以下、羊山公園の桜をご覧ください。




枝垂桜が地面に届きそうだった。









もっともっと様々な桜が楽しめる。でも、どうしても芝桜のことも気になる。どの程度咲いてるのかと、公園の奥にある芝桜の丘の方に行ってみた。
咲き始めたところだった。見る角度によっては、それなりに見ごたえがある。













芝桜は例年だと、4月下旬が見ごろだ。ゴールデンウイークにも見られることが多いが、今年は早そうだ。道路渋滞を覚悟で、連休前に行ってみよう。
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大臣らが使う「私ども」と言いう言葉:それは責任を負うのを逃れていることのようだ!

2018-03-29 21:46:45 | 日記
今日は、夕方急用が発生し、今帰宅したところ。遅くなりましたが、アップします。



27日にに証人喚問が終わった。喚問のやり取りを見ていて、証人喚問とうより、昨年の国会答弁の延長のような風景だった。ただ冒頭の宣誓書を読む時は、佐川氏も緊張していたようだが、与党の尋問が始まると、通常の予算委員会の雰囲気になった。委員長の何故、何のために書き換え(実質は改ざん)したかの質問に対して、「刑事訴追の恐れがあるので」といって拒否した。佐川氏にとって答えやすかったに違いない。そして、トップバッターは与党で、「・・・の指示はありませんでしたね。」との尋問に、「・・・ございません」というパターンで始まった。

そして、拒否は50数か所に及んだとのこと。政府・与党にとっては、総理・官邸等の指示はなく、理財局単独で改ざんを行ったという、アリバイ作りの場となり、幕引き尋問の意図がありありの場となってしまった。

今後は、地検での捜査とさらなる国会での論戦で、真実を明らかにしてほしいものだ。

さて、国会や大臣の答弁で、気になることばがある。特に財務大臣がよく使う「私どもと致しましては・・・」の中の「私ども」だ。辞書を引くと、「ども」とは①複数化の接尾語。②一人称の語につき、へりくだりだった気持ちを表す。単数にも用いるとある。さらに、「謙譲、あるいは見下した意が加わることが多い」との説明もある。英語なら単数の私は「I」であり、複数のわれわれは「We」がある。しかし、「私ども」は複数でもあり単数でもあるわけで、非常に曖昧である。ここにも日本文化に内在する曖昧さや甘えがある。「私ども」を使用する時は、責任の所在を曖昧にしている。

さらに、大臣レベルの人が使うと、一見「謙譲」のようだが、その実「見下した意」で使っていると思うのは、私だけだろうか?

そして、あってはならない公文書の改ざんという事態に、大臣は責任を負わずに、前理財局長とその部下の責任にしようとしている。そして、局長一人の責任ならまだしも、部下にも責任はおよぶだろう。自殺者まででた今回の事態を、官僚やその部下である一般公務員の責にすることだけでなく、改ざんせざるを得なかった原因を生じさせた黒幕の責任は重大である。
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街で咲いていたこぶし。そして、わが家の花たち

2018-03-28 19:18:06 | 日記

今日も多忙でブログを休もうかと思ったのですが、思もよらず、花が咲きだしていたので、その紹介をします。


稲荷神社の入り口の鮮やかな赤が眼にとまったので、思わず写真を撮った。


神社の境内に咲いていたこぶし。


こぶしの拡大。


以下は我が家の庭。目を出した翁草。


淡い水色のムスカリ。


昨日まではつぼみだけだったのに、枝垂桜が数輪咲きだした。開花宣言だ。


庭の置石の脇に背丈50cm足らずの赤いツバキ。


確か昨日は開いていなかったが、今日はピンクのヒヤシンスが咲いていた。
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僅か1週間で咲きだした春の花:ユスラウメ、レンギョウ、春蘭、シャガなど

2018-03-27 19:15:32 | 日記
10日前は、注意して観ないと花を探すことができなかった。しかし数日前からの、特に昨日と今日の暖かさで春の花が一斉に開きだした。最近は季節の移ろいをじっくり味うことができない。
 花が散ってしまわないうちにと周辺の花を写真に収めた。


ユスラウメが開きだし、花とつぼみが混在している。


一気に満開になったレンギョウの集合。


レンギョウの花


庭の置石の影に咲いている春蘭


ご近所の家の石垣に咲く芝桜。通常芝桜は4月中・下旬ごろが見ごろなのだが?


道端にさくオドリコソウ。


高さ2mほどの大きな岩のてっぺんに咲くシャガ。陽だまりに一輪咲いていた。まだ、周辺のシャガは葉のみだ。岩に張り付きながら写真を撮った。


隣の荒れ地にでていたツクシ。だいぶ大きくなっている。妻が小さい時に見つけていたら、佃煮にできたのにと話していた。

明日は夏日とのこと。しかし、この地は朝晩は冷える。まだ暖房が欲しい。冬の間は灯油は、18リッター入りのポリタンクを3~4缶準備している。今は1缶の半分ほどしかない。昼間は夏日でも、朝は5度前後になる。明日は、たとえ夏日でももう一缶準備しようと思っている。
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