標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

野鳥が運んだ? エキナセアが咲き出した

2017-06-30 19:57:17 | 日記
今季の一番花

7~8年ほど前でしょうか。斜面に見たこともない花が咲きだした。図鑑で調べたらエキナセアという。風邪やインフルエンザなど感染症に対して免疫を高める効果があるという。今年も咲きだしました。

毎年同じ位置に咲いている。多年草です。肥料や水やりもしていない。日射や寒さにも強い。おまけに年々種が発芽し少しずつ増えているようだ。毎年、咲くのを楽しみにしている。

語源はハリネズミ

花びらの下にとげとげが見られる。ギリシャ語でハリネズミを意味するエキノースが名前の由来となっているとのこと。

種や苗を植えたことはないので、野鳥か小動物が運んできてくれたのでしょう。斜面に咲いているから多分野鳥の糞の中に入っていたと思われる。

どちらかというと緑の多い庭なのだが、毎年紫ピンク色の花がまとまって10輪ほど咲く。背も高いので鮮やかさが目立つ、自己主張の強い花です。そして今年は花が増えそうです。

もしかしたら来週あたり梅雨が明けそうですね。でも、猛暑とのこと。エキナセアにとっては良いかもしれないが、暑すぎるのは嫌ですね。
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毛呂山総合公園の蓮の花を観賞

2017-06-29 20:39:04 | 日記
プール池に浮かぶ花蓮たち

今日は毛呂山総合公園の花蓮を見に行きました。先日テレビのニュース番組で紹介されていたので、平日にもかかわらずお客さんが多かった。

プールだった池

かつては25mプール、アスレチックプール、スライダープール、流水プールや子供プールのエリアだったところを蓮池として改良したそうです。

 広場の池

でも、隣接する広場のほとりの池には蓮はなくそのまま残っていました。

 古代蓮のつぼみ

行田市より古代蓮の根をわけていただき当地での育成を始めたとのこと。

 古代蓮

プールの真ん中にはもっときれいな花がありそうでした。プール際で撮ったのでやや開きすぎの花でした。蓮はわずか3日の命で、4日目には散りゆくそうです。でも、古代蓮は数千年前の地層から出土した種子が開花した。一株の命は短くとも花蓮としての命は長いこと引き継がれてきました。

 つぼみの白い花蓮

つぼみの花蓮をみるのは可愛くて楽しい。花弁の奥からじわじわと開花しようとする力を感じます。

 いっぱい開いた白い花蓮


 カルガモ

池の真ん中にあるガゼボでくつろぐカルガモ。

 ペットお断り

でも、何匹か犬連れのお客さんがいました。わが家の犬は家で留守番でした。

 開園時間に注意

花は午後になると閉じはじめるそうです。開園時間は午前中です。正午になると蓮園の入り口が閉じられますのでご注意。

毛呂山総合公園は鎌北湖に行く道中にあります。里山の雰囲気が漂うこじんまりしたとても落ち着く公園です。

以下は、今日咲いていた花々の写真です。ご覧ください。


ご覧いただきありがとうございました。
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タイタニック号沈没 生死を分けた脱出劇を見て

2017-06-28 19:42:53 | 日記
 映画タイタニックのシナリオと写真集

左は英語版の本文で写真とシナリオ。右は日本語版の表紙。1997年に公開され、翌年に映画を見た。当時、英語の勉強をしようと購入した。しかし、その後実用のチャンスがないまま現在に至る。英語は話せない。でも、この和英のシナリオ本はささやかな私の宝です。

豪華客船タイタニック号が処女航海で沈没した史実は、100年を経た現在でも、その原因、様々な人生などミステリアスな面も含め物語は枚挙にいとまがない。昨日、NHK-BSプレミアムのアナザーストーリーズ 運命の分岐点・選のタイタニック号沈没 生死を分けた脱出劇を見た。2年前にも放送され視聴した記憶がある。

沈没で亡くなった人、生き残った人、それと双方の子孫が交流について語る形で3つのエピソードが綴られていた。子孫たちは故人らの悲しい思い出を封印していたが、100年経てその生きた軌跡を語りはじめ、子孫たちが交流する機会を設けたという。

改めて、今を生きるわれわれ一人ひとりには言葉では尽くせない全く知らない歴史がある。その深さや重さを背負った故の貴重な存在であることを感じる。

この船の関係者ならずとも私たちの祖先も幾多の苦難を乗り越えてきたのでしょう。両親とも健在で平穏な成長を遂げた世代。あるときは父母のどちらか一方の存命により命がつながった世代。あるいは両親も不在で、祖父母や親類の人に育てられた人々。さらに血縁関係のない他の人に育てられたこともあったかもしれない。今ここにいるということは、幾多の災害や戦禍を潜り抜けた証でもある。よくも繋がり続けたかと思うとかけがえのない自分の存在に身震いする。

 白い紫陽花

花言葉は「寛容」です。すべての人がこうありたいものです。
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ごまいり器で焙煎したコーヒー

2017-06-27 20:06:35 | 日記
 網の蓋つきごまいり器

今年の正月にベトナムの知人から自宅で採れたコーヒーの生豆をいただいた。しばらくは密閉容器に入れておいたのですが、折角なのでどうにかしようと、少しばかりフライパンで煎って飲んでみた。それまで飲んだことのないまろやかさや香りを感じた。これは自家焙煎をやるしかないと思い立ち、ごまいり器で煎るサイトを見つけ通販で購入しました。今年の2月でした。

 煎っているところ

シャカシャカシャカ...と焙煎コーヒー屋さんで聞いた音とリズムに似ている。ごとくから7cmくらい離した位置で腕のスナップを効かせひたすら左右に、時には上下に振る。さらに、まんべんなく熱が豆にいきわたるように時にはコンロの上で回す。下半身も小刻みに動く。かなりの労働です。

 トング

熱源はプロパンガスですが、コンロに安全装置が付いており、鍋等がごとくに乗っていないと火が消えてしまう。安全装置が働かないようトングの先で押さておきます。

 煎り立ての豆

ひたすら振ること15分ほど。豆がパチッとはじく音(ハゼというそうです)が聞こえたら、焙煎を終了できるタイミングの始まり。その後は好みによって時間調整します。妻と私は酸味はあまり好きではないので、深く煎ります。煎り具合が思ったようにできあがると満足です。玄関や2階の部屋にもコーヒーの香りがただよう。犬の散歩帰り、家の30mほど手前から香ばしい香りが漂っていたという妻のレポートを聞き、思わず二人で笑みを交わしました。

 うちわで扇ぐ

煎り終わるや否や豆をうちわで扇ぎ冷まします。ほっておくと豆の中に籠った熱でさらに深入りになってしまう。終いには焦げてしまう。パタパタと扇ぎ続ける。しかし、最初のうちは、煙がかなり出るほど煎っていたので、だいぶ苦いコーヒーでした。喫茶店で飲む深入りコーヒーとは違ったストレートで独特な苦さだなと感じた。うむ、これこそ自家焙煎の味かと錯覚しました。しかし、今から思うと豆の焦げた味だったと思います。決して、オリジナルな焙煎の苦味ではありませんでした。

 ミル

手動のミルで挽きます。

 コーヒーをどうぞ

煎り立て、挽きたて、入れたての3拍子そろったコーヒーです。焙煎する、挽く、入れる...いずれの段階もその都度、加減が異なるので味わいも異なります。作るたびに生っぽかったり、酸っぱかったり、苦かったりする。結果として世界で一つだけのコーヒーの出来上がりです。

自家焙煎をはじめて5か月たちました。次はブレンドに挑戦しようかと思います。これにはだいぶ年月が必要となりそうです。
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青い松ぼっくり

2017-06-26 21:39:41 | 日記


今日、庭の選定の途中で採った松の球果。妻が玄関に飾りました。枯れたまつぼっくりは、受粉後2年目の冬に乾燥した球果だそうだ。写真は2年目の球果だがまだ青い。これが、今年の12月ごろになると乾燥しこげ茶色になる。名の由来のひとつに実の成長を待つからという説もあるらしい。多くの花木は春に花をつけ秋には実る。


子供の頃拾って遊んだまつぼっくり。枯れて落ちたまつぼっくりなので、いわゆる松の実はない。松の実は月餅に入っていますね。単に食用だけでなく、アンチエイジングや薬用として効果があるとのこと。

(蛇足ですが...)
藤井聡太四段の連勝記録を更新しましたね。技の世界は年齢では計れないようです。今後も勝敗に関わらず躍進して欲しいと願います。
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