心が満ちる山歩き

美しい自然と、健康な身体に感謝。2019年に日本百名山を完登しました。登山と、時にはクラシック音楽や旅行のことも。

金剛山・大和葛城山 ダイヤモンドトレールの縦走(1)

2021年04月15日 | 中部・近畿地方の山


金剛山(1,125m)・大和葛城山(959m)


 2013年のGW前半は、1日目に武奈ヶ岳、2日目に伊吹山に登り、翌日は大阪府に転じて金剛山と大和葛城山に登りました。近畿の人が普通によく行くような山に登りたいと思ったら、この選び方になりました。
 南海高野線の通勤電車からも二つの山は並んで大きく見えます。高野線の終着・極楽橋駅からケーブルカーへ乗り継ぐと、霊場・高野山へ至りますが、そこに「高野山」という名前の単独の山はありません。街中から望める金剛山と大和葛城山の方が、有名な高野山よりも山という感じがします。
 河内長野駅から南海バスで金剛登山口まで行くと、2本の道があります。右側には「千早城跡 千早神社まで約25分」という看板が立っていますが、ものすごく急な石段だったので、楽そうな左側を選んで進みます。
 千早赤坂村は大阪府で唯一の村です。
 千早城跡は見ることができませんでしたが、登山口にも左側の道にも眺望のきくところはなく、近くに城があったとは思えないくらいでした。「千早のかくれ城」と呼ばれていたというのもうなずけます。
 左右の道が合流するところには楠木正儀の墓があります。「1680年建立」とのことですが、そうすると正儀が亡くなっておよそ300年後に建立されたことになります。





 (登頂:2013年4月下旬) (つづく) 



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