心が満ちる山歩き

美しい自然と、山に登れる健康な身体に感謝。2019年に日本百名山を完登しました。登山・街歩き・温泉・クラシック音楽‥‥

木曽川と長良川の渡し船 葛木渡船と森下渡船の旅(6)

2015年03月11日 | 渡し船の通う川をたずねて


(つづき)

 今日はもう1つ渡船に乗ります。岐阜県側の渡船(森下渡船)の人達が、私達を迎えに来てくれていました。葛木渡船に3時ごろ乗りますと伝えていたので、そろそろ着くかと思っていたとのことでした。

 迎えに来た人は2人ですが、船頭さんは1人で、もう1人は海津市役所の職員さんでした。3月で廃止される渡船の運航記録のためでしょうか、デジカメを持っています。


 木曽川と長良川を隔てる中堤を歩き、2人に付いて森下渡船の乗場まで行きます。中堤には、雄大な松林と葉の落ちた木々以外には何もありません。
 ここが乗り場かな?ここから降りるのかな?と思う場所がありましたが、2人はまっすぐ進みます。危険と書かれた柵を左に見ながら急な坂を下り、しばらく歩くと茂みの向こうに船が一艘泊まっているのが見えました。サイズはさっきの葛木渡船よりさらに小さいです。
 渡船の航路は地形図にも載っていましたが、地図よりも実際の乗り場は北にずれているように思われました。
 どちらにしても、この人達が迎えに来てくれなかったら、乗り場がどこかも分からなかったに違いありません。

 (つづく)



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