心が満ちる山歩き

美しい自然と、健康な身体に感謝。2019年に日本百名山を完登しました。登山と、時にはクラシック音楽や旅行のことも。

阿蘇五岳登山(4) 烏帽子岳

2019年11月14日 | 中国・四国・九州の山


阿蘇山 烏帽子岳(1,337m) (つづき)


 阿蘇山ロープウェイ(2011年12月)
 現在(2019年)は運休、再建工事中です。中岳登山の後は、代行バスで下山しました。


 最後の阿蘇五岳は烏帽子岳です。
 この日は天候が悪くなる予報ですが、午前中に戻って来れれば大丈夫そうでした。
 烏帽子岳は草千里ヶ浜の横にそびえ、杵島岳の頂上から眺めると、標高差はそれほどでもないのに独立峰のように立派です。
 登山道は最初は草千里ヶ浜の東側を歩き、その後少し登ってあの稜線に取り付きます。
 一昨日登ったばかりの杵島岳の眺めもよいし、コンパスで測ったように大きなカーブを描く草千里ヶ浜もいいです。雨水のたまった2つの池(東側の池にはほとんど水が残っていませんでした)の様子や、草千里ヶ浜の東西を画す小さな丘の存在も、ここからだとよく分かります。
 烏帽子岳の登山道は、一番高い場所まで行くことはできません。通行止めのロープが張られています。
 本当の山頂に立つことができない山は、焼岳や利尻山などいくつかありました。ここ烏帽子岳は、その中で一番惜しい感じのする登山道でした。もうちょっとのところまで来ているからです。
 山頂の反対側の斜面は崩れて土があらわになっていました。
 帰りは阿蘇火山博物館を見学し、それからバスを乗り継いで筋湯温泉まで出ました。





 (登頂:2019年5月上旬)



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