色即是空 ~ 行く川の流れは絶えずして ~ 3

北の大地での生活

All things in the universe

<09.Jun 2009 Tue>

2009-06-09 | 野生生物 (昆虫など)

雨上がりは、草につく雫がきらきらとしています。

昨夜、背中をダニにくわれていることに気付いてピンセットで取ったのですが、
頭が取れずに、結局、今日、職場の近くの病院へ行きました。

局所麻酔をして引っ張っても取れず、数ミリ切開して取り除き、
「今度は生かしたまま(ピンセットで無理やり取らずに)来てくださいね。」と
いうことで、アレルギーと感染防止の薬をもらって帰りました。

信州や関西の山歩きなどでは、マダニ(山ダニ)を気にすることはほとんどありませんが、
北海道は藪に入ると昆虫では蚊やブヨ、ダニに蜂、植物ではツタウルシ、イラクサなどに気を遣います。

また、北海道でマダニにやられて、本州に帰ってから気付いても、
ダニにくわれた場合の処置をしっている病院は少ないようで、
7軒救急外来を断られた末、診療を受けた病院で(救急で行くことはないと思うのですが)
ピンセットで体を取っただけという、素人でもできる誤った処置しかしてもらえなかった事例も、最近ありました。

放っておいても、大して何事もない人もたくさん知っていますが、
菌を持ったダニの場合、ライム病などに感染することがあります。

ダニはダニで、ほとんど視力のない生き物で、
匂いだけを頼りに、動物に飛び乗り、数日間にわたり吸血し続け
子孫を残すエネルギーを蓄えます。

人のように、払うことができる生き物はまだしも、4本脚の動物などは大変です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする