色即是空 ~ 行く川の流れは絶えずして ~ 3

北の大地での生活

All things in the universe

<26.May 2010 Wed>

2010-05-26 | 北の大地での生活

周囲の環境や人はまさに自分自身を映す鏡で
自分の行動や考えによって、周囲の反応は変わって来ます。

とはいっても、鏡もいろいろで大きなもの、小さなもの
とても綺麗で磨かれているもの、汚れたもの、歪んだもの、色の付いたもの

同じ事をしても、反応はまちまちですし、それぞれの鏡の相乗効果などもあって反応は大きく異なります。

また、自分の姿も、自分では鏡を通してでしか見えないので、
汚れていたり、強すぎたり、弱すぎたり、
思った事をすぐに表面に表しすぎていたり、隠していたり、いろいろだったりしますが
ほとんど自身の欠点には気付かない事が多いものです。

本来はクリアーでも、表面がちょっと汚されたりする事もあるでしょう。

鏡は形成されていく段階で、地域性、文化など環境の要因から深く影響を受けるので
ずっと同じ場所で作られた強固(頑固)な鏡もあれば、
いろいろな成分が混ざった柔軟性のある鏡もあると思います。
硬くて内側から汚れている鏡だと困りますが、しなやかで丈夫で割れない綺麗な鏡はいいですね。

さて、そんな鏡を凝視する機会は、あんまりないように思えますが、
ちゃんと自分を映し出してくれる鏡が近くにあれば、それは大切な友人です。
また、言葉を言ってくれなくても、自分を気付かせてくれるのも鏡の大きな役割です。
コメント
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