まだ先のような気もするのですが、年末が近づくにつれ、
文具屋さんや本屋さんに様々な手帳が色とりどりに並び
手帳を特集した雑誌や本もあいかわらず、
いやもしかしたらこれまで以上にたくさん目にします。
新年という大きな節目を迎えるにあたり、
特設コーナーが設置され、既に一大イベントのような賑わいです。
時の節目である節分は油断しやすいのか、集中しづらく気が散り易いのか、
魔が入りやすい、気を付けないといけない時期とされています。
ブレークスルー、これまでの殻を抜け出し、
ひとまわり大きく成長する節目と同様と思われます。
そのため、日本で節分行事は、魔を寄せ付けない、魔を払う目的に実施され
新しく迎える時代は福に満たされたものとなるように祈ります。
手帳も、新しく迎える時に、夢と希望をもたらす、
現代の福豆・福餅・破魔矢ツールとなっているのかもしれません。
紙媒体は本当に優秀な外部記録媒体で、手帳も万年筆も大好きですが、
スケジュール管理はデジタルのため、アナログの紙は補助的ツール又は別目的です。
スケジュール管理より、備忘録やメモ、
頭の中を整理してイメージを具現化するために使っています。
そのため、カレンダー機能は不要で、
トラベラーズノートの無地や方眼ノート、
ソメスサドルのカバーを使ったメモパッドを持ち歩いています。
その他では、MDノートをよく使っています。
ソメスサドルのカバーはとても丈夫でしっとりとした手触りが良く気に入っています。
森の歩道の土の上で雨ざらしになって数日間放置されても、
乾くと革がしっとりと元通りになっていて驚きでした。
また、傷もつきにくいようです。
そんなわけで、今年も手帳をあたかも行事として見に行ったのですが、
引き続きのトラベラーズノートの利用が決定しており、
来年のほぼ日手帳の購入は見合わせ中です。
たくさん手帳が並んでいますが、
ちょっと買うのに躊躇するくらいのお値段付いているものも多いですもんね。
お気に入りのインクをまた使いたくなったので、
眠らせている万年筆を１本、選んで起きてもらおうと思います。
万年筆も普段使いには、プラチナ社の乾かない機構のものも良いですが、
安定した品質のパイロットが使い易いです。
形はイレギュラーですが、片手で使えるデジモはメモ書き用に使い易いです。
満足の行く容姿と感動の書き味を求めるのであれば、放浪の旅が必要ですので、
ペンもノートも悩むより一目惚れが幸せかもしれません。
（ＸＲに一目惚れして長い年月を供に過ごすとあばたもえくぼになります。）
MDノートの紙質には、ボールペンで書くなら滑りすぎるジェットストリームより、
クロスのボールペンが合います。
