色即是空 ~ 行く川の流れは絶えずして ~ 3

北の大地での生活

All things in the universe

<11 Nov 2015 Wed>自閉症と猫

2015-11-11 | 日々徒然なるままに


自閉症に関する本を読む事があります。
自閉症は脳機能の障害で、身体が勝手に動いてしまったり、感情が抑えきれなくなってしまうことはあるけれど、
非常に論理的に考え、手段さえあれば、その考えを論理的に表現できることを知り、とても驚きました。

一言で自閉症といっても、実際は様々な原因と症例があるのかもしれないのですが、
今日、読み終えた本は、イギリスの自閉症の子どもが猫とのふれあいを通して社会適用していくもので、
それもまた、新鮮な驚きでした。
かわいい女の子の絵描きさんの話も有名ですね。



自閉症の改善のためには、通常、犬をパートナーとして使うことが多いそうです。
犬と人とは深い絆を結べますので、一概には言えませんが、
犬は仕事として業務をこなしていることがあるそうです。



猫はやりたくないことはやらないことから、犬と違って知能などに関する研究が進みません(答えを知っていても教えない)が、
実際は、人の感情を読取り、同調し、帰巣本能があり、長い距離を飼い主を追いかけてくることや、
餌をくれた人のことは長く忘れない、ことなどがわかっています。
犬の特権とされていた特長をたくさん持っていることは、猫を飼っている人なら知っていると思います。

そういったことから、猫は仕事としてではなく、自らの意思で行動をするので
互いにぴったりの相性であった場合、人の心を開くのに大きな一役を買ってくれそうです。

人よりも優れた嗅覚を持つことから、病気発見や治療に一役買ってくれるのは犬だけでなく猫もあるようですので、
これからそういった話が出てくると面白いと思います。



まあ、うちのニャンスターズには期待していませんが。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする