世界には7つの海があるといいます。
一体どこの海をさすのでしょうか?
(写真ははるか太平洋を旅する技術を持つ伝統的なカヌー)
一つ目は日本にも面した、世界で一番広い海、太平洋です。
その面積は実に1億6,525万km2あって、大西洋の2倍の広さです。
で、インド洋。それではあとの4つは?
実は、時代によって7つの海には変換がありました。
大航海時代前の15世紀以前の7つの海とは
紅海、地中海、ペルシャ湾、黒海、アドリア海、カスピ海、インド洋を指しました。
現在では、太平洋、大西洋、インド洋、北極海、南極海を指します。
あれ、2つ足りません。
実は、太平洋を北太平洋と南太平洋に、大西洋を北大西洋と南大西洋とに
それぞれ分けて、あわせて7つです。
世界の海を7つあるとしたその起源は、古代インドの神話にあるといいます。
古代インドの神話では、世界は7つの陸地を巡る7つの海があるという思想がありました。
古代のメソポタミアで使われた言葉では「7」は「全体」や「世界」を意味する場合がありました。
そのため、世界中の海のことを「7つの海」と表現したのです。
ロマンですね。
昔の人は、見たこともない7つの陸地や7つの海に、一体、どのような思いを馳せたのでしょう。
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今日は、串本の友人からメールがあったこともあり、どうしても海に行きたくなって
まだまだ寒~い羅臼の海へ行くことにしました。
1年の半分以上が0度以下の海域です。
※海水は-1.8度にならないと凍りません。