遊山徒然日記

静かな里山歩き散歩のスナップで遊んでいます。

扇ヶ鼻

2007年06月16日 | 久住山


小雨降る牧の戸峠を7時55分出発、6月3日のくじゅう山開きは雨で撃沈。山頂祭も久住分れ避難小屋で開催されました。ミヤマキリシマは開花が遅れていたため、2週間後の今日もまだ咲いているだろうと期待し、懲りもせず、牧の戸峠から入山しました。天気は曇り後、雨ですが、雨でも楽しい九重連山。雨具を着用し、傘をさしながら、のんびり散策、ミヤマキリシマは開花が遅れ、運良く満開でした。

9時38分、扇ヶ鼻山頂着。天候に恵まれた早朝、山頂からは九住高原が雲海に覆われ、雲海に浮かぶ根子岳や阿蘇山が幻想的に見えるのですが、残念ながら今日は見えませんね。しかし、山頂近くでは赤いツクシドウダンが丁度、開花して見ごろでしたよ。

マイズルソウの小さな花も咲いていましたが、登山路脇のマイズルソウの群生地は、年々登山道の拡幅と崩落などで、少なくなっているようです。登山者同士が行き交う際に、道を譲ったり、先を越したりする時などで、踏み潰されているようです。互いに、足元の草花を今一度、確認しながら注意して歩きたいものです。そんなことを思いつつ、雨具の中は、汗でぐっしょり雨の扇ヶ鼻の散策でした。
11時30分、牧の峠到着。雨具を着用しての梅雨のくじゅう散策、下山後は、牧の戸峠で夏山の定番メニューおいしい手作り冷やし中華で、お腹は満腹でしたよ。そして、温泉で、すっきり汗を流してお帰りでした。おしまい。


沓掛山より扇が鼻分岐までの登山道には、ミヤマキリシマが点在しています


沓掛山山頂(1503m)の丸太階段より、ガスに包まれた長者原を望む


ミヤマキリシマは、丁度、満開でしたよ


イワカガミは雨に打たれて、お辞儀をしてます






マイズルソウの群生です。いつまでも守っていきたいですね。


【ツクシドウダン】赤い花が印象的です


下山途中、沓掛山の下で咲いていた【シロドウダン】

(6月16日 雨の扇ヶ鼻の散策)