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深山砲台跡の新たなる場所

2020-02-08 18:30:45 | ラピュタみたいな場所

御無沙汰ぶりのブログです。仕事が多忙の為、中々UP出来ずにいます。

 

合間を見て、近くのカワセミスポットへ行くも出会えず、星空も雲が多い日が多く中々タイミングが合わずじまいです。当ブログの「慰安婦像はいったいいくつあるのか?」も、UPしてから数年が経て新たな慰安婦像も増設されていますけど、資料収集はしているもののUPするまでは至っていません。

 

そんなことなので、今年1月にいった深川砲台跡で前回見つけられなかった史跡を見つけたのでUPしたいと思います。

 

 

「深川砲台跡」

由良要塞の歴史
由良は古くから瀬戸内海に入る交通上の要地であり、中世からは軍事的な意味から大阪湾の守りの地でした。要塞は大きく淡路島の由良・和歌山県の友ヶ島・加太の3つに分かれ、大阪湾に侵入する軍艦を迎え撃つため、合計17箇所に砲台がおかれました。
ここ深山第一砲台は、明治25年に着工され、32年に正式に由良要塞に編入されてから、昭和20年の終戦時まで使用されていました。

 

 

深山砲台跡とは かつての由良要塞(ゆらようさい)の一つ深山(みやま)第一砲台の跡です。ここには28cm榴弾砲(りゅうだんほう)の砲台が6門編成で置かれていました。砲台は2門ごとに仕切られ、トンネルの通路でつながっていました。現在、砲台はありませんが、トンネルの通路や地下の弾薬庫などが残っています。

 

 

 

 

 

「新たに見つけた場所」

場所は、友ヶ島を見渡せる展望場所から西の方向の下の海岸に降りて行く道を下って行って、海岸手前の2つの格納庫?らしき史跡の50m手前あたりの茂みの中にありました。

 

 

そんなに大きくありませんが、レンガで積み上げられています。

 

 

かなりの年月が経っていて、朽ちている所もありますし、シダなどが生えてラピュタ感が出ています。

 

 

レトロ感が満載です。

 

 

アーチ状の入口付近は、少しぐらいなら入っても大丈夫な感じがします。(くれぐれも自己責任で!)

 

 

中の部屋の少し広い部分を裏に回って上から見ると、丸い井戸の様な造りになっています。

 

 

鍵穴こと指揮官が指揮していた指揮所みたいですが、少し友ヶ島の第4砲台の物とは、形が違います。

 

何の目的で造られたのかは、今の所わかりません。

 

 

友ヶ島第4砲台の鍵穴はこんな形です。↓

 

 

 

 

まだ見つけていない場所がもっとあるかもしれませんね!

 

 

「おまけ」

この史跡のすぐそばに、魚雷を海岸に運ぶためのトンネル跡があって、昔はトロッコで資材を運んでいました。今は、入り口から60mぐらいで崩壊して崩れていました。中に入ってみると天井と壁にコウモリと手のひら位のゲジゲジがいました。

 

 

 

興味のある方はどうぞ!(虫嫌いの方は、閲覧注意です。)↓

 

トンネルの入口

 

入口付近は、造りもしっかりしていて、中は昼間なのに真っ暗です。

 

 

以前に来た時は、床に水が10cm位あって中に入っていけませんでした。

 

 

50mぐらい行くと、奥が土砂で埋もれてふさがっていました。

 

もうすでに壁に黒いシルエットが・・・・・。

 

 

こっ!コウモリが天井にぶら下がっています。左下には虫のようなものがいます。

 

 

もう少し大きな画像で確認です。

 

撮影時、コウモリは補足していましたが虫には気付かずに撮影していました。中は真っ暗でしたしカメラの設定で精一杯でした。家に帰ってPCで見てびっくりしました!(笑)

 

 

 

補足:季節が1月でしたしコウモリはきっと冬眠中だったのでしょうね。起こさなくてよかったです。それと虫の大きさには驚きです。