陣屋跡散策の間、タクシーに待っていてもらって、そのまま昼食を食べるため、国民宿舎「波戸岬」へ。 名護屋城博物館で、呼子周辺の旅館やレストランが協力した「豊臣秀吉と天下料理」という企画をしていると聞いたので、企画に参加しているここを昼食場所にしてみました。 国民宿舎に着いて、店員さんに聞いたところ「企画の料理は予約制です」とのことでした。
なので、いかの活き造り定食にしてみました。 呼子のいかは有名と聞いていましたが、透き通っているいかは初めて見ました。 るんなさんと二人前頼んだので、一杯を刺身、もう一杯を天婦羅にしてもらいました。 どちらも美味しくいただけました。
食後は、周辺を散策しました。 同じ日本海側なのに、海の色がキレイで驚きました。
ガイドさんにタクシーを呼んでもらって、景勝様の陣屋跡へ。 タクシーの運転手さんにはガイドさんからもらった各大名の陣屋跡の地図を見せたのですが、「家康みたいな有名な陣屋跡ならわかるけど、それ以外の陣屋跡はわからない」と一蹴されてしまいました。 地図を頼りに行ったのですが、それらしき標識は見当たりません。
景勝様の陣屋跡より先にある波戸岬に着きそうになってしまったので、運転手さんに戻ってもらいました。 「波戸岬少年自然の家」と書かれた信号まで戻るとそこには「オルレ」のコースを示す赤と青のリボンが結んでありました。 オルレとは韓国発祥の散策とトレッキングの中間なスポーツのことで、ガイドさんから「韓国からの観光客が多いここにもコースができたんですよ」とパンフレットを渡されていたのです。そこには、コースの側に景勝様の陣屋跡があると書かれていたため、オルレのコースを辿ることにしました。 農道を少し行くと上杉景勝陣跡の標識がありました。 景勝様の陣屋跡は、ネギ畑になっていましたが、石垣がわずかに残っていました。 景勝様の陣屋跡から少し進むと直江兼続陣跡の標識がありました。 その標識には「上杉景勝の老臣」との記載が! あの、兼続は景勝様より5才も若いんですけど…。 兼続の陣屋跡は藪でした。 ただ、ショベルカーがあったので、これから整備しようとしているのかもしれませんが。
今日は、名護屋城跡へ行きました。 お天気も昨日と違い晴天。 まさに観光日和。 今日は、景勝会のるんなさんと一緒です。 博多から、唐津直通の地下鉄に乗り、唐津からはバスで呼子へ。 呼子から名護屋城跡へはタクシーで行きました。 呼子のバス発着所から、名護屋城跡までは、1100円程度で行けました。 名護屋城跡の受付では、環境保護のための100円を払い中に入ります。 今日は、土・日曜日には無料のガイドさんがいることをタクシーの運転手さんに聞いたので、着いたら早速ガイドを頼みました。
名護屋城跡に残る石垣の説明や名護屋城跡から見ることのできる陣屋の説明、城の構造、発掘の進行状況、天守跡から見える島の説明等を受けました。 各大名の陣屋跡は私有地が多く発掘ができていない場所も多いとか…。 天守跡からの眺めはとても素晴らしかったです。 ガイドさんの説明を受けた後は、併設されている佐賀県立名護屋城博物館へ。 今年で開館20年を迎える博物館には名護屋と朝鮮半島との関わりについての資料が、古代から現在にかけて、展示されていました。 残念ながら、景勝様の陣屋跡に関する資料の展示はなかったのですが、館内で販売していた研究誌のバックナンバーに陣屋跡の研究が少し載っていたので、買いました。