さんぽのあしあと

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2011冬 山手西洋館のクリスマス 山手111番館 1

2012-02-04 | 横浜山手西洋館

日本 「祈り・希望~絆を深めるクリスマス」
『特別な思いで迎える今年のクリスマス。
一人ひとりの思いが大きな力となって、日本が元気になりますように。
横浜から思いをのせた折鶴が羽ばたきます。
東北の被災者の方々に祈りを込めて、支援して下さった国々に感謝を込めて・・・』



山手西洋館恒例の世界のクリスマス装飾です。
西洋館を訪れる時は毎回石川町駅を降りてブラフ18番館・外交官の家から山手111番館というコースをとります。
そしてブログもその順番で写真を更新していくのですが今回は111番館を最初にアップしました。
いつパソコンが使えなくなるかもしれず、これだけは早くにアップしておきたいと思いましたので。




中に入りこのツリーを見た一瞬に「あぁ、これは祈り」だと思いました。
まだ説明書きなどを読んでいなかったのに、すとんと意図するテーマが理解できました。
ものを造る方たちの力の凄さを感じる一瞬でもありました。


























荘厳で美しい静謐なたたずまい、多くの来館者がいるにもかかわらず無音の世界のように感じました。

いささか感傷的な文章になってしまいますが、
震災の犠牲になった魂と鎮魂を願う想いが白と金の鳥になり螺旋を描き天空を上昇していく…。
そんな幻視すら一瞬見えたような気がしたのです。
祈りというものが形になって目の前に現れたような、身が震えるような感動を味わいました。



その震災からもうすぐ1年が経ちます…、厳しい現実が被災地にはあり続けてます。
自分が一体何をしていくことができるのか…それはあの日からずっと心のうちに抱えている宿題です。










折鶴を折るコーナーもありました。
ペリカンのような不格好な鶴になってしまいましたが一羽折って納めてきました。
来館者が折った鶴は、その後福島でお焚きあげされたようです。














テーブルには明るいピンクのガーベラ。
今日は立春、昨日までの寒さも和らぎ暖かです。
春らしい色彩は心が落ち着きます^^






山手西洋館 山手111番館
コーディネーター:島津まどか(M Lily主宰)
2011年12月11日
カメラ:RICOH CX4、GX100
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