こんにちは。ローソンが食品ロスを減らすために愛媛県と沖縄県の店舗で、消費期限が近づいた商品を買うと、100円につき5ポイントを消費者に還元する対策を始めたと聞きました。
消費者庁によると、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は643万トンだと報告されています。これは世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量(平成29年で年間約380万トン)の1.7倍に相当するそうです。そして、食品ロスを国民一人当たりに換算すると”お茶腕約1杯分(約139g)の食べもの”が毎日捨てられているということです(消費者庁ホームページ参照)。
飢える者がいる一方で、捨てる者がいる不均衡さ、やりきれません。しかし、一人の人間がとてつもなく大きなことは難しいので、小さなことから始めてみようと思いました。まずは、食べる分だけ買うこと、作ること、注文すること。外食の際、食べきれなかったら持ち帰り可能かお店の人に聞いてみること。そして自己責任のもと早めに食べること。
たとえば、某ファミリーレストランでポテトフライを頼んだ際、食べきれなかったことがあります。そこで持ち帰り可能か伺うと、快諾してくださりました。日本だと食品衛生の面から持ち帰りが不可能なところが多いような気がするので、驚くと同時に嬉しかったです。
ただし、この私の行動もいいことをした気になるのは違うように思います。この写真を見てわかるように、私はプラスチックの使い捨て容器で持ち帰りました。つまり、プラスチックゴミを減らすという意味では、反してしまったのです。何か一つをクリアしようとすると次の課題が生まれる、世の常です。それゆえ物事を多面的に捉えなければなりませんが、この時はポテトを持ち帰ることを選びました。この場合、最も賢明なのは余らせないこと、お弁当箱を持参しておくことだったのかもしれません(持参したお弁当箱で持ち帰れたかは不明)。
食品ロス問題に関して皆様の対策や工夫はありますか。何かあればぜひシェアしていただけたらと思います。
消費者庁ホームページ
食品ロスについて知る・学ぶより
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/education/