こんにちは。今日も冷たい風が吹いていて、体に障りそうなので早めに帰ろうと思います。本日は、昨日も出店したすくらむ21プチマルシェで感じたことを元に、私の思いを書きます。
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すくらむ21プチマルシェの会場である川崎市男女共同参画センター(以下、すくらむ21)は、駅から少し離れています。どのくらい離れているかというと、最寄駅の武蔵溝ノ口駅から950m、徒歩で約10分の距離です。
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画像:Google mapより
すくらむ21がある地域は、マンションや戸建てもあり、人々の暮らしがあります。そのことに改めて気が付かせてくれたのが一人の女性でした。脳梗塞を患ったため、駅まで買い物に行くのが大変だとおっしゃっていました。そのため、すくらむ21プチマルシェで買い物できるのがありがたいと言い、野菜やパン、弊社のお茶も購入してくださりました。
首都圏だと電車が便利なため、駅近が好まれる傾向にあります。これまで出店してきラゾーナ川崎や多摩センター、国連大学前の青山ファーマーズマーケットなどは駅近です。しかし、女性との会話で、駅から少し離れたところで、徒歩でも自転車でも車でも来られる場所への出店意義も大いに感じました。ちなみに、すくらむ21には駐車場もあります。
そして、私自身にも思い当たることがあります。89歳の祖母(心肥大や脚の手術をし、杖をついています)と買い物やクリニックに行く場合、電車ではなく車を選びます。そのため、駐車場があるか、駐車場とお店の動線がいいか、人混みでないかを気にします。
その女性は、荷物を持つのが大変そうだったので、弊社のスタッフがご自宅までお届けしました。小さな会社だからこそ、ルールや慣習に縛られず、お客様のために出来ることをすぐに行動に移したいと思っています。強いていえば、私の判断が会社のルールです。
たとえば些細なことですが、薬を服用するためのお水がなくて困っている場合、近くにある自動販売機で代わりに買う、重い荷物を駐車場まで運ぶなど可能です。こちらが気がつくのがベストだと思いますが、取るに足りないと思われそうで頼みにくい些細なことこそ、お気軽におっしゃってください。
弊社の方針のひとつは「人や環境にやさしい社会を目指す」です。大きな目標と共に「目の前にいる人」との交流も大事にしていきたいと改めて思いました。そして、マルシェは弊社にとって、学びや気づきが多く出店できることを幸せに感じました。口先だけ、といわれないように励みますね♪