日記も気ままに

JULIEというフィクション、澤田研二というノンフィクション。
フィクションには裏打ちされたノンフィクションがある。

青春最前線④

2016-11-12 | ジュリー☆トーク

頬がぽわ~んとするくらいの小春日和でしたねぇ。






さて、『いくつかの場面』が流れている間に、神戸在住のジュリーと大塚さんのファンの方からの手紙を読まれました。



大塚:  すごい良い手紙ですね。こんなふうに見てくれてる人は少ないと思うんですけど。えーすごい嬉し
      い。えーまだ、さっきも言うたんですけど、僕まだステージ見せてもらったことないんですけど、噂ばっかり聞いてて。

ジュ:   はい。

大塚:  あのぉ、、すごい、、一貫したすごいエキサイティングなステージをやったはるって聞いてるんですけどね。

ジュ:  うーん。でも、、そうね、、こう、、いろんなことをやりすぎるっていうきらいもあるんじゃないかな、と自分では思ってはいるの
     ね。例えばオリジナルもあればシングルになるようなものもあれば、んで、シャンソンみたいな、あのぉ、、ジョニー・アリディと
     かそういう人の、日本語つけて歌ったりとか、それでまた、お客さんのほうは、手拍子して乗るような、、なんかこう、、何でも屋
     みたいなところが無きにしも非ずだけれども。まあ、器用貧乏にならなければ、それでいいんじゃないかなと思うし。

大塚:  うん。

ジュ:  まあ、僕自身は、まっ、最初はグループで、ビートルズとかローリングストーンズとかそういうのやってたんだけれども、そん中で
     もわりといろんな歌を歌ってきてたしね。

大塚:  うん。

ジュ:  あのぉ、、いろんな歌ってもどっちかというと、偏っているほうやと思うにゃけども。だから、、あのぉ、やっぱりまずぅ、、僕が
      考える、ステージで考えることってのは、見る側の人が、

大塚:  うん。

ジュ:  そのぉ、、なんちゅうか、こぉ、、人数多くなればなるほど、一つのもんでは、、ある人は満足できるけれど、ある人はもうちょっ
      と甘いほうがええわ、とか。やっぱり現に今でも、はい、こんだけ、何でもありますよって感じでね、なんか安売りみたいな感じ
      でやってても、やっぱりもっとそういう、、例えば、シャンソンみたいなのを歌う沢田研二が私は好きやっていう人もいれば、ギ
      ンギン乗るようなそれをもっとたくさんやってほしいという人もいれば、常に僕にはそういうのが付きまとうてるわけやね。

大塚:  はあ、、。

ジュ:  だからそれは、僕の課題として、両方の人たちを満足してもらえるようにならないといけないし。

大塚:  はあ、、。

ジュ:  そういうつもりではやっているけれどね。やっぱり、自分ではええのかどうかっていうのは、わからんのやね。ただ、一生懸命やっ
      てると。ほんで、今度は、こんだけ汗かいてやってる、まっ、それが偉いわけじゃないけども、最低限度はやってるんだけども、
      後は、もう、、お客さんの決めることやしね。

大塚:  そうやね。今の手紙にもかいてあったんやけど、結局、、沢田研二さんと僕っちゅうのは、対照的な立場にあるような気がするんや
      けどね、結局接点は全部一緒やともうんやけど。



          

ここまで聴いたとき

~変わらぬショーへ さあ ようこそ~ 

というジュリーの歌声が聞こえてきました

では、つづくぅ~
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青春最前線③

2016-11-11 | ジュリー☆トーク
まずは、お知らせ
明日の12日(土)午後1時~
NHK・FM「歌謡スクランブル・沢田研二作品集」

ミナキーの酒落と歌の日々ブログさんではまだジュリーの曲聴けるのかな?

後で見せていただくとして、続きを書きますね。



          



大塚:  えーっと、沢田さんも僕もだいたい同時代なんですけど、

ジュ:  はい。

大塚:   沢田さんのほうがちょっと年上なんですけど。えー、だいたいちっさい頃送ってきたことはけっこう似てるんやないかと思うんで
     すけど。沢田さんは京都だったんでしょ?

ジュ:  京都です。

大塚:   小さい頃は。

ジュ:   はい。

大塚:   どんな町やったんですか?

ジュ:  うーん。

大塚:   京都の町中ですか?

ジュ:   いや、あのぉ、はしっこの方でね。あのぉ、大文字焼、あるでしょ。あの山のふもとっていうか。あのぉそんな、そんなに隅じゃ
     ないけど。

大塚:  ああ、、うーん。小さい頃、だいたい、あのぉ、よく聞くんですけどね。えー、沢田さんすごいやんちゃ坊主やった、ちゅうか、
     えー、けっこう暴れたということ聞いたんですけど。印象的な、、なんか。

ジュ:  そう、ちっちゃい頃っていうか、学校行き出してからね。中学時代ですけどね、

大塚:   けっこう悪やったんですか?

ジュ:  うーん、悪っていうか、そのぉ、、悪くて、まっ、喧嘩の強い友達がおったわけやね。

大塚:  ああ、、。

ジュ:   それについてやね、、、調子にのっていちびっとったという。
 
大塚:   ほんなら、どつきあいとかもしたでしょ。

ジュ:   しましたね。あのぉ、、こんな、、ええ話やないねんけども、、

大塚:   うん。

ジュ:  あのぉ、、新聞沙汰になった事件がありましたけどね。
  
大塚:  あぁ、そうですか。

ジュ:  ええ。ニュースにも出て、でぇ、それには僕は行かなかったんやけど、凶器を提供した、ははは・・
     野球のバットを差し出したっていうか。

大塚:  変なこと聞きますけどね。

ジュ:   はいはい。

大塚:   えー、凄い常識的なことなんやけどね。酒たばこおぼえたとかいうのはいくつくらい。

ジュ:  たばこは、中学校の1年かな。やっぱり初めて吸ったたばこは、ショートピースで(笑) んで酒はねぇ、おやじがもう、、毎晩晩酌し
     てたから、ちょこちょこちょこちょこ、このぉ、、ぬすみのみっちゅうか。

大塚:  うんうん。

ジュ:   ちょっとええ?って感じで。ちびちびやってたから、もう、子どもの頃から。

大塚:  そしたら酒に対してあんまり罪意識っちゅうかそういうのあんまりなかった。

ジュ:   うーん。親にもなかった。

     このあたり 終始ふたりで笑いながら

ジュ:  たばこはいかん。って言うとった。

大塚:   ああ。えーとね、沢田研二さんがあのぉ、、ちょっと前だと思う、、だいぶ前だと思うんですけど。
     自分で作詞作曲しはった中に『不良時代』という歌があるんですけど、これはひとつの憧れみたいなもんがあったんですか?

ジュ:  というか、まぁ、、その時代の友達に捧げるというか、、

大塚:   ああ

ジュ:   そういう意味で。

大塚:  ああ、なるほど。そういう曲があるので聴いてください。





          


思春期な研ちゃん

つづくぅ~
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青春最前線②

2016-11-10 | ジュリー☆トーク
先日J友さんと、テレビの中のジュリーをカメラで撮った話をしたんです。
撮りましたわ、私も。
タイガースの時で、白黒で、チャンネルをガチャガチャ回していた頃のことですが。
なーんにも写ってませんでした
それはなんでか、、っていうを以前夫に訪ねたことがありましたが、
忘れちゃいました。
今のテレビはちゃんと写りますね


ではつづきです

あっ、ジュリーの声は脳内変換をお願いします




大塚:  初対面ちゅうのはすごい苦手なんですけどね、、、えーえー、沢田さんも、すごいなんか、、恥ずかしがり屋みたいで。

ジュ:  人見知りするほうで、、

大塚:  ねぇ。で、今日初めてお会いしてね、それから、いつも僕はテレビなんかでしか見せてもらったことないんですよ。

ジュ:  はい。

大塚:  ステージもまだ見せてもらってない。残念なんですけど。

ジュ:  はい。

大塚:  ほんで、いつも見てたら、やっぱりこう、、僕らがこう、、そういう、、なんちゅんですか、、スターに、あの、抱くイメージって
     いうのですね、、そういうもんが、なんちゅうか、、テレビの画面、それがその人になってしまってですね、

ジュ:  はい。

大塚:  で、今お会いしてね、すごい、、あのぉ、、結構なんか、コンパクトに、、

ジュ:  ハハ、、

大塚:  こじんまりしたはって、あの、なんかもっと、なんちゅうかな、、こわい人かな、、と思ってたんですが、すごい優しい人でね、
     びっくりしましたけど。

ジュ:  そうすか、、あの、最初にね、

大塚:  ええ。

ジュ:  ロックシンガーって言うてくれはったでしょ。

大塚:  ええ。

ジュ:  すごいね、、、あのぉ嬉しいというか、、、気もすんにゃけども、

大塚:  うん。

ジュ:  あのぉ、、ほんとにもう、、、ロック一本でね、真面目にね、

大塚:  ええ。

ジュ:  でー、あんまり派手なこと考えんと、

大塚:  うん。

ジュ:  まじめにやってる人に悪いなぁ、、という気がすんにゃね。

大塚:  ああ

ジュ:  で、まっ、自分で言うのもおかしいかもしらんけれども、まぁ、あのぉ、、精神ちゅうか、気持ちはロックのつもりやけども。
     でも、まあ、あのぉ、、、いわゆる、どっちかっていうと、まっ、歌謡曲やと思うにゃね。僕はね。

大塚:  うん。

ジュ:  例えばね、それを言うことじたいが、まっ、おかしなことかもしらんけれども、あのぉ、歌謡曲の世界の人っていうか、
     そういう人たちから見ると、僕は、ちょっとロックなのよね。

大塚:  ああ、、

ジュ:  ところがロックの人から見ると、何を言うてんねん、歌謡曲やないか、と。ところが、僕自身で思てるのは、そのぉ、、まっ、気持
     ちとか精神というのはロックのつもりだけれども。でも、ロックでもないし歌謡曲でもないし、これ、わしの歌や。っという気があ
     んにゃけどね。

大塚:  それが一番理想的やと思うんやけど。あのぉ、こないだね、ローリングストーンズのフイルム見てましてね。

ジュ:  ええ。

大塚:  これがロックやな、みたいなことすごい感じたんですよね。んで、それは何かな、、?ちゅうのは、、人を引っ張っていく、
     みたいな力なんですよね。歌を聴かすいう反面、こう、人をぐうっと、こう、人を引っ張っていく、なんか、先導するみたいなね。
     そういう何かエネルギーって言うんですか、、、そうれがなんか、、ああ、これがロックなんちゃうかなぁ、、みたいなことをね。
     スタイルではなしにね。

ジュ:  うん。

大塚:  感じましてね。沢田さん見てて、そういうとこすごい感じるもんで。えー、悪かったかもわからんにゃけど、ロックシンガーと言っ
     てしまったんですけど。えー、  最近レコード、シングルだしはりまして、

ジュ:  はい。

大塚:  『勝手にしやがれ』という新曲らしんですけど、それをちょっと聴かせてください。

ジュ:  はい。



          

「これわしの歌や」というときのジュリーの声は、とても静かで力強いです。




で、ちゃちゃんちゃちゃんちゃーーーん

と、曲がはじまります


つづくぅ~
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青春最前線①

2016-11-09 | ジュリー☆トーク
久しぶりにまた書き起こしてみようかと思いまして。
今回は、ジュリーと大塚まさじさんのトークを聞いてました。

話の内容から、1977年のジュリーのお誕生日ちょい前くらいのラジオ収録やと思います。

大塚まさじさん、「プカプカ」という歌の記憶があります。


          



福島:  星空に歌おう。沢田研二・大塚まさじの青春最前線。

大塚:  こんばんは、大塚まさじです。えー今日はスタジオに沢田研二さんを、えー、お招きしております。
 
福島:  そして、私、福島あきこでございます。金曜日はスペシャルDJ沢田研二さんと大塚まさじさんで、
     今日はお送りいたします。11時45分から12時45分までの1時間ゆっくりとお楽しみください。

大塚:  えー、こんばんは、えらいゲストに来てもらってます。
     えー凄いロックミュージシャンというか、、え、、なんちゅうかな、やっぱりロックシンガーですねぇ、、

福島:  うーん。

大塚:  沢田研二さんに来てもらってます。

福島:  はい。

大塚:  えーこんな有名な人を僕、目の前で見んのは、凄い、、あのぉ凄いちゅか、、あの、、初めてでして、
     ちょっとドキドキドキドキしてるんですが、、、

福島:  ドキドキが伝わってきます。

大塚:  とりあえずあの、、一番代表的な曲で『危険なふたり』というのを聞いてもらいましょう。


        


大塚:   こんばんは
 
ジュ:  こんばんは。

大塚:  遠いとこ、よう来てくれはりました。

ジュ:  いえいえ。

大塚:  あのぉ、今日はね、沢田研二さんに、男、男くさーい話とかね、

福島:  ええ。

大塚:  えー、まぁ、歌の話。そんな話を、なんか、深―いとこまで、ほんと、できたらいいなあ、、と思ってます。

福島:  そうですねぇ。

大塚:  それで今、沢田研二さんの『危険なふたり』っちゅうのを聞かせてもうたんですけど、
     えー、、僕も歌い手でして、『うた』という歌を紹介代わりに聞いてもらいたいと思います。



              


ということで、なごやかな雰囲気ではじまりました。

では、つづくぅ~
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ミュージックマガジン 火曜はジュリーのパラダイス82年2月16日たぶん・・・

2016-09-06 | ジュリー☆トーク
ミュージックマガジンが続きますが。。
私には、へぇ~ 
やったんで、これもまたやっぱり書いておこうと思いました。


          


えーバレンタインデーも過ぎまして、あのぉ、僕じゃなくて、ちゃんと男にチョコレートやったか?

って言うたはるので、たぶん、、これは、、、82年の2月16日の放送ではないかと思うんですが、、。

どなたか正解を


で、こんな話をしたはります


皆さんも、気づいてらっしゃる方は、
もう、、沢田研二のファン中のファン
ファンの鏡みたいなもんでございますけれど。

この番組のテーマ、ねぇ、頭にかかるやつですが。

『気球乗り航海記』という。
えーー誰がつけたか知らんようなタイトルなんですが、
なんとこの曲は僕が作ったんですが。

えーーこの曲はですね、ジノ・メスコリという、
まぁ、イタリアのオーケストラ、が、
あのぉ、.布施明さんと森進一さんとそれから僕の3人が作った曲を、
インストルメンタルで演奏してるLPがあるんです。

これまぁ、渡辺出版が作ったレコードでございますけど。

えーーその中に入っている曲なんですけども。

まっ、いつか作ってね、どこいったんかいなぁ、、?
と思ってたらね、このジノ・メスコリオーケストラでね、演奏してやがんねん、うん。

しっかり印税は入ってきますけど。

えーー、そんなわけでございまして。
僕の作曲による『気球乗り航海記』という。

なーんかややこしい。
むかし、、なんかあのぉ、、少年少女文庫に出て来そうなタイトルですが、
えーー、その中の曲を使わせていただいております。

知ってた?
知らんかった。
そうですか。
知らんことあるんですねぇ。



          


ということで、ネットで調べたら、
この他に、3曲をここのオーケストラさんに書いてますねぇ。

残念なことに、このテーマ曲をちゃんと聞いたことがありません。

最後まで聞いてみたいもんです
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