日記も気ままに

JULIEというフィクション、澤田研二というノンフィクション。
フィクションには裏打ちされたノンフィクションがある。

山崎方代歌集 「こんなもんじゃ」

2016-08-19 | 【や】行
2003年6月30日 第一刷 文藝春秋 
カバ-・表紙絵 東海林さだお    ブックデザイン・編集協力 菊池信義


口語かな、、
で、身近なことを歌っていて

とても哀しくて
とても面白くて
とても優しくて
とても明るい

何度読んでも

やっぱり哀しくて
やっぱり面白くて
やっぱり優しくて
やっぱり明るい


私など 思い当たることもあるのですよ、、
日常生活の中でね。


私の短歌歌集読書暦はとても短くて少ないから、
まだわからへんのですが、、

これから先この人以外に
この人、好きやなぁ~
と思える人が出てくるやろかぁ、、

おおっ、、素敵やなぁ~
とか
うーーん 深いなぁ~
って人はいるんやけど

人柄が苦手じゃないというか
とても近しい感じ

私もこんなふうに歌ってる、、
気がして、、
(そんな大それたことをww、、)
って、そんな感動でした。


巻末に東海林さだおさん、俵万智さん、谷川俊太郎さん、中野翠さん、小島信夫さんが、
「方大・自分の一首」としてそれぞれ歌を選んで、歌そのものや方代さんについて書かれている。
さて、私の好きな一首はどれだろう?と読んでみるが、一首を選ぶのが難しい。

この本は、方代さんの全短歌から
413首選んで構成されたものということなので、
他の方代さんの歌集を是非読んでみなければ。
と思ってます。
コメント (2)