日記も気ままに

JULIEというフィクション、澤田研二というノンフィクション。
フィクションには裏打ちされたノンフィクションがある。

フルマラソン 岡山と奈良 最終回

2016-12-16 | 日記
エネルギーチャージもして、足の痛みも少し緩和されました。

カフェを出てすぐの四差路の県庁側を待機場所に決めていたのですが、
あらっ!工事中ですww。

どうしたらええのん!?
と、ボランティアの方に聞いたら、地下道をくぐって反対側から見ることができるとのこと。

県庁を前に見る方向です。

この四つ角に立つとランナーが見えにくいので、もともと決めていた場所の対面になる場所に立ちました。

仮装して走ってる人や素足で走ってる人、やっぱりここにもいますねぇ

今回は、ピコ太郎さんを何人も見かけました。

夫が見かけたピコ太郎さんは、作り物のりんごを突き刺したペンを、右手親指と人差し指で挟んだまま走っていたそうで、
あのポーズを崩さないままの山越えはしんどいやろなぁ、、と言うてました。

それから、夫の走っているそばに、岡山でも見かけた箱を被った人とパンダの人がいて、
「岡山でも走られてましたよねぇ」
「次は〇〇を走るんですよ」
とお互いに交流を深めていたとか

全国をマラソンで遠征したはるんですね。

私が見たなすびさんは、今回も早いペースで走ってました。

でね、、、私の隣に私より少々お年を召したおばちゃまが立たれたんですが、
このマラソンをとても楽しみにしていらっしゃって、毎年見にこられているようで、
いつもここのあたりで応援した後に歩いて競技場へ行って、一番最後のランナーが帰ってくるのをちゃんと見とどけてから、
2016EXPOの会場で何か美味しいものを食べるんだそうです。

で、得意の書き起こしを  
と言っても、ちゃんと奈良の言葉になっていないかもですが、そこのところは、ご容赦くださいませ

お・・・おばちゃまです。 

お: あんたは、誰か知ってる人が出てるの?
私: はい。夫が出てます。
お: へぇ~! カメラ持って旦那さんが帰ってくるの待ってるんやねぇ。会えたら感動やん!
私: はぁ、、まあ、、
お: ほんなら、私、あんたの旦那さんが走って来はるまで一緒にいて、旦那さんを応援するわぁ。
私: (ええっ!)いやぁ、、うちの遅いですしぃ、、、ちゃんと時間通りに帰ってくるかどうかも、、
お: いやぁ、そんなん大丈夫や。一緒に応援するわ!


と強く言ってくださって。
昆布と梅の味のする飴みたいな形のグミのような物を
「あんたも食べ、手を出しぃさぁ」
って、有無を言わさず掌に乗せてくれはったり、
個性的なランナーさんを見ては
「面白いなぁ~」
と笑ったり、
ご自分も若いころスポーツウーマンだったようで、血が騒ぐんでしょうねぇ、
「がんばれ~! ファイト!」
の掛け声もなかなか熱が入っておりました。

で、いろいろ話しかけてくださって楽しかったのですが、
本当にいつ帰ってくるか、ちゃんと帰って来るかどうかもわからないので、恐縮しておりましたら、

お: 県庁のとこ工事してるんやね、、トイレに行こうとおもたら、地下道通らなあかんねん。工事してなかったら、しゅっとここ横切ったらええのんやけど、、、
私: そ、それは、、(ランナーおりまっせぇ、、)


とこういう会話を、二回ほど繰り返した後、

お: ごめんなぁ、、私トイレ行きたくなったし、ここまでやわ、、

と去って行かれました。
おかしいやらほっとするやら、、、でした。

5キロ地点でも、そばにいた方と親しく話をしましたが、
沿道で応援している他人同士がこうやって楽しみを共有できるのも、なかなか良いものだと思いました。

お元気なかわいいおばちゃまは、トイレの後、あの坂を上って競技場に行かはったんでしょうかね、、、
けっこうな坂なんですよぉ、、これがぁ、、

で、そうこうしているあいだも、視線はつねにランナーに向けております。
そろそろ足も腰も痛くなるぞぉ~って頃、夫がほぼ予定通りの時間に走ってきました。

まだフルマラソン3度目の素人で難関の奈良マラソンでありましたが、ここまできたら完走も確実。

と、一安心で撮影。

これで私の任務も終了でございます。


で、この後は、お目当ての和菓子のお店「菊屋さん」へ行きました
四百年続く味・秀吉が名前を付けたという『御城之口餅』です。

上品なお味で、美味しかった~
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