日記も気ままに

JULIEというフィクション、澤田研二というノンフィクション。
フィクションには裏打ちされたノンフィクションがある。

名取佐和子「金曜日の本屋さん」3

2021-03-09 | 【な】行
2017年8月18日第一刷発行
ハルキ文庫
表紙イラスト:門坂 流
装画:丹地陽子
装幀:五十嵐 徹


          



小さな駅中の本屋「金曜堂」 シリーズもの。これはシリーズ3。
店長の南さん・オーナーのヤスさん・喫茶の栖川さん・アルバイトの倉井さんたちが、お客さんたちと綴る四つの短編物語。
物語を進めているのは、ほんのりと南さんに恋心を抱いている倉井さん。

「読みたい本が見つかる」というのが、コンセプトの本屋さんのようで、
見かけ小さい本屋さんなのだけど、じつわ凄いたくさんの蔵書数。
それは、いったいどこに? っていうのも、なるほどぉ~

で、出てくる本のタイトルもいっぱい。
読んだことのある作家さん、興味があるけどまだ未読の作家さん、
すっかり内容は忘れたけど、読んだことのある本。

例のごとく印象に残ったというか、メモしたページ。
P56…どんなものでも、一面ではわからないってことかな、、、

P90…そうそう。町の小さな子どもの為の本屋さんに勤めていた知人(今はお引越ししてていない)
にそういう人がいた。
それと図書館員さん。

P184…キッチンとお手伝い券、親子関係とは、そも難しいものなんだねえ、、
ここでは、良い人同士と言うか、、、なんだけど、、
そして、P190で泣くわぁ、、、のP242…未都ちゃん親子もねぇ。

今は使われていない地下のプラットフォームと線路は、
近い、あるいは、遠い、どこかへ続いているってことかな、、、


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