日記も気ままに

JULIEというフィクション、澤田研二というノンフィクション。
フィクションには裏打ちされたノンフィクションがある。

青山美智子 「鎌倉うずまき案内所」

2021-08-15 | 【あ】行
2019年7月26日 第一刷

ブックデザイン:菊池祐
カバー写真:田中達也

宝島社


      

小川糸さんの鎌倉つながりで、J友さんに教えてもらい図書館予約したのは、春だったように記憶。
確か17番目くらいだったかな、、。
で、映画初日の前日にやっと借りて。映画を観てちょっと耽っていると数日経ってて。
でも、次の人が待ってるので早く読まなくては。

で、本日読了。

目次をちゃんと読まずに物語に入ってから???
ああ、、時代を遡って行くのか、、面白い書き方だなぁ、、。
で、目次にもどると、六つの物語の年代が2019年~1989年へ。

で、そういえば、とJ友さんとのメールを遡って行くとちゃんと書いてくれていた
失礼しました

「かめのぞき」とか「うちまき」「そとまき」とかって、なんだか油断するよな、、警戒心解くよな、、
六つの物語を繋ぐものはなんだろう、、どんな仕掛けがあるんだろう、、が嬉しい~

私にとってのつながりアイテムは、黒祖ロイドさんだった。
P163の「そうだよ」で、ううっ、、、ときてしまった。
この作家さんは、大切なことをちゃんと知ってて、それを伝える力を持ってる。
そう。こうでないと、書けないよね。
こうでないと、次に本は読めないよね、、と思う。

螺旋階段を降りるという件になると毎回、登亭の横の地下への階段が頭に浮かぶ
たぶん、短い螺旋だったと思うけど、降りきらなかったな、、全然違う世界になってるものな、、と思うとね、、、
それ以上階段を降りることをやめちゃった。
ええねんけど、、

時代を遡っているので、ああ、、あの時代はこうだったなぁ、、って。そういうのも楽しかった。

で、ふと思ったの。
この物語を書いたのは、夢見ちゃんかなぁ、、って。

ちょっと気になったところは、また、本友さんに聞いてみるとして。
なかなかのお薦め本でございました。
J友さん、ありがとうございました


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