日記も気ままに

JULIEというフィクション、澤田研二というノンフィクション。
フィクションには裏打ちされたノンフィクションがある。

大阪中之島美術館 de 【ターナー印象派から現代へ  光】

2023-12-22 | 鑑賞
先月、マラソンに付き合って関西入りしてたんですが、せっかくなのでターナー展へ。

携帯で中之島美術館への行き方を調べていたら、
横にいた孫①が「あっ!美術館行く?」
私「うん。今回は、ターナーを予定してたからね。行く?いつが良い?」
孫①「行く行く。明日は昼間あいてる!」
ってことで、二人で行ってきました。

前日までは確か暖かかったと思うのだけど、
まさかの雹に傘や背中をたたかれながら地下鉄まで急ぎ足。
肥後橋に着いて地上へ上がったら強風ww
フェスを見上げながら、寒風の中を歩いて。

おお! ここ! 
  

去年だったかしらね、、できたのは。
なかなかタイミング合わなかったけど、やっと来られたわ!
スッキリくっきり黒い外観の形も色も現代的! というのか!

庭には、宇宙から帰ってきたばかりのような巨大猫と宇宙からのお土産のようなオブジェ。
 

寒い!! 暖かくなったら、もう少しこの前庭をゆっくり歩こう。。
外観も眺め直そう。。。
と思いながら、急いで中へ。

チケットは、券売機(?) とカウンターと2か所あって、順番に案内される。
券売機になってしまったwww 孫①にアドバイスをもらいながら無事にチケット購入。

傘を入り口の傘立てに入れて、2階の展示室へ。
写真OKの作品もありということで楽しみ。




最初のターナーは「陽光の中に立つ天使」。
それから、「湖に沈む夕日」「陰と闇 大洪水の夕べ」「光と色彩(ゲーテの理論) 大洪水の翌朝」
風景画という知識でいたのですが、宗教的な感じで、光を暖かく感じました。

で、ターナーの水彩風景画が観たかったのだけど、水彩とされていたのは、
ターナーがロイヤルアカデミーで教師をしていたときに講義のために書かれた光の屈折や反射や遠近法etc.。
円柱の左から光が当たって影が右に伸びてます~、、みたいな。
そうか、、、私はターナーを知らなさすぎるのね、、きっと。と思いながら観ておりましたが、
孫①にはこれが一番おもしろかったようです。

火の光に吸い込まれそうだったり暖かかったり怖かったり、、と進んで行くと。
シスレーの「春の小さな草地」「ビィの古い船着き場へ至る小道」が。
やわらかいシスレーの絵が好きです。水も空も空気感も好きです。

それから、モネやピサロもありました。
印象派の画家は、ターナーの影響も受けているのでしょうね。

にしても、足がつかれました。
ふたりは、ランチに明太子をたくさん食べて、寒風の中をがんばって帰りました。
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