日記も気ままに

JULIEというフィクション、澤田研二というノンフィクション。
フィクションには裏打ちされたノンフィクションがある。

川上弘美 「此処彼処」

2014-07-19 | 【か】行
2009年9月発行 (2005年10月 初版 ) 
新潮文庫

これは、エッセイだ。
前にもどこかで書いたかな、、と思いながら、、


「センセイの鞄」お芝居の中じゃなくて、
本の中の居酒屋で食べるシーンが好きだった。
それがほとんどないので、つまらない。
そんなこと言っても仕方がないでしょ、他人のエッセイなのだから。
もともと食べることをテーマにしたのではないのだしね。


川上さんの思い出にまつわる場所や人との思い出が、月ごとにわけて書かれている。
場所は、東京・長野・大阪・etc.・海外もある。
若い時のちょっとせつない想い出や新婚旅行でのハプニングを、
気取らずほのぼのと書かれていて、もう、、じゅうぶん偉い作家先生であろうなのに、
親しみやすく思えて、ココロが油断してしまう。


油断した私は、自分の此処彼処を書いてみようか、、、と思った。
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