日記も気ままに

JULIEというフィクション、澤田研二というノンフィクション。
フィクションには裏打ちされたノンフィクションがある。

角田光代 「坂の途中の家」

2018-10-07 | 【か】行
2016年1月30日第一刷
装画:最上さちこ
装丁:田中久子
朝日新聞出版



角田さん、ブログに書くのは初めてかぁ、、



いわゆる児童虐待で我が子を死なせてしまった水穂の裁判に、
裁判員候補者の補欠として裁判にかかわっていく主人公の里沙子。

里沙子は、水穂と自分とを重ね合わせて悩むんだけど、、
読んでいる私は、里沙子にも水穂にも自分を重ねてしまう。

私にも覚えのある細かく丁寧な心理描写が、、、辛い。
読むのやめた方がいいかな、、と思うのに、、読んでしまう。

と言っても、平日は読めないので、土日で時間見つけてなんだけど、、
なので、図書館延長で4週間かけてやっと読み終わった。

裁判の終わりとともに私もほっとしてた。

で、里沙子は、結局、、離婚するんだろうな、、。
一人の人間として、しゃんと生きていくために。
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