グランド ホテル・ラ パーチェ・モンテカティーニ(the Grand Hotel e La Pace at Montecatini Terme)・・・・其の二
Grand Hotel & La Pace 先のブログで食前酒( Aperitivo:アペリティーヴォ )、おつまみ( Stuzzichino:ストゥッツィキーノ )、アンティパストを済ませたので、パスタ( Primo Piatto:プリモ・ピアット) に移ろうと思います。
ラズベリーソース 材料(1カップ分):
冷凍ラズベリー 280 g
レモンジュース 1 TBS
砂糖 -
方法:
フードプロセッサーの中にラズベリーレモンジュース、必要であれば砂糖を入れてピュレにする。細かい裏ごし器で濾してボールに入れる。 同じくラ パーチェのレシピから、 ホウレンソウのフェットゥッチーネのクリームソース和え( Fettuccine Verde Grand Hotel e La Pace )
材料(4-6人分):
ドウ: 中力粉 2 1/4 C 塩 1 ts
卵(L) 2個
ほうれん草(茹でてこまかく切ったもの) 280 g
ハム(茹でてスライスしたもの) 168 g
バター 56 g
生クリーム( 36-40 % ) 1 1/2 C
パルメザンチーズ -
方法:
ドウを作る:ボールの中に小麦粉、塩をふるい入れて真ん中に穴を掘り、その中に卵、ホウレン草、湯を1 TBS入れて練る。湯が足りなければ少しずつボールに入れてドウを丸める。1時間ボールをかぶせて休ませる。約450 gのドウになる。ドウを練ってパスタマシーンで0.6 mmの幅に切る。トレイの上に又は、背もたれのある椅子にかけて吊す。30分間乾燥する。 鍋に塩水をボイルしてパスタをクックする。3 分間又はアルデンテに茹でる。 大きな鍋にバターを入れてハムを中火で2分間又は艶が出て熱くなるまでクックする。生クリームを入れてボイルする。大きなボールの中でパスタとソースを混ぜる。 しっかりと混ぜる。ペッパーを振る。パルメザンチーズと一緒にサーブする。
フィッシュスープ ( Zuppa di Pesce Grand Hotel e La Pace )
材料(8-10人分):
ニンジン(角切り) 2本
タマネギ(細かい角切り) 1個
リーク (角切り) 1本
オリーブオイル 1/2 C
ガーリック(みじん切り) 2片
乾燥タイム 1 ts
トマト(粗みじん切り) 6 個
ドライホワイトワイン 1/2 C
オヒョウ、シタビラメ、鯛、アンコウなどの切り身 900 g
アメリカイタヤガイ※ 450 g
白身魚のストック 6 C
パセリ(みじん切り) 2 TBS
クルトン ―
※アメリカイタヤガイ http://www.geocities.jp/kazura32/itayagai.html から
イタヤガイ科(イタヤガイ科、Pectinidae)は、二枚貝の1科です。詳しくは下のサイトを参考にしてください。 http://pdbj.org/eprots/index_ja.cgi? %E6%A4%9C%E8%A8%8E%E4%BA%8B%E9%A0%85 から
イタヤガイは科の名前である。 科: イタヤガイ(Pectinidae)
• 属: Pecten o 種: イタヤガイ(Pecten albicans)
ホタテガイ(Pecten Yessoensis JAY),
ニュージーランドイタヤガイ(Pecten novaezelandiae REEVE)
• 属: Argopecten o 種: アメリカイタヤガイ(Argopecten irradians)
カシュウイタヤ(Argopecten circularis)
• 属: Aequipecten
方法:
鍋にニンジン、タマネギ、りーク、オリーブオイルを入れて弱火で約5分間クックする。又はタマネギが透き通るまでクックする。ガーリックを入れてさらに1分間クックする。タイム、トマト、ワインを入れて5分間煮る。魚を入れて5分間煮る。貝柱、ストックを入れて5分間煮る。又は貝柱に透明感がなくなるまで煮る。パセリ、塩、ペッパーを入れて混ぜる。飾りにクルトンを入れる。
モンテカティーニには年間150,000人の湯治客が訪れます。ここから西に直線距離で約10 kmのところにコッローディがあり、コッローディの最北部に次の写真にあるヴィラ ガルゾーニがあります。 引用させていただいたhttp://www.123rf.com/photo_18786368_the-garden-of-the-villa-garzoni-in-collodi-in-italy.html にはたくさんのヴィラ ガルゾーニの写真が収められています。
ヴィラ ガルゾーニ公園は1652年頃、ガルゾーニ家によって建てられたもので、トスカーナ州の北西部、ルッカ県のコッローディにあり、南西でティレニア海に、北にエミリア=ロマーニャ州のちょうど境に位置しています。古いお城の敷地内のはずれの崖の傾斜地に、おそらく初期には防御目的で作られたと思われ、これを取り囲むように村があります。村の中にはピノッキオの物語をテーマにしたピノッキオ公園やガルゾーニ侯が造ったバロック様式の城館と庭園があり、傾斜地を生かした、水をめぐらした庭園( giochi d'aqua )でテラスが左右対称に築かれ庭園には菜園や花が植えられています。 因みに「ピノキオの冒険」の作者として知られるカルロ・コッローディは( 彼はフィレンツェ出身らしい)ペンネームを、母親の故郷である、Collodi(コッローディ )から採っています。
The Gardens of the Villa Garzoni Theme Park of Pinocchio この中にはピノッキオ公園内の彫像をはじめその他のものは日本人が抱いている中世ヨーロッパのイメージとは異なるものかもしれません。そういった意味で一見の価値があると言えるかもしれません。料理からは少し離れましたが影像を引用しておきました。 これまで取りあげてきたラ パーチェのレシピはGourmetの編集者がOld Vienna Cookbook から引用したもので、この料理書は今も入手可能です。
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